2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【パリオリンピック最終予選】日本―北朝鮮

8年前に西が丘で観戦したベレーザと浦和のなでしこリーグ開幕戦で、印象に残った2人のサイドバックがベレーザの清水と浦和の北川だった。その2人が両サイドを担うなでしこジャパンが北朝鮮を迎え撃ち、北川を起点に先制して清水のクロスから追加点を挙げる。…

【全米映画俳優組合賞】第30回授賞式

Screen Actors Guild Awardsの授賞式は、LAからNetflixで生中継された。結果的には、ドラマ部門は相変わらず「キング・オブ・オディア(Succession)」が強く、リミテッド部門では「BEEF/ビーフ」、映画では「オッペンハイマー」の関係者が壇上に呼び込まれ…

【バスケ】アジアカップ予選 日本―中国

序盤の攻防を見る限り、やはり中国の壁は厚いのかと感じざるを得ない内容だった。フィジカルを活かしてガツガツ来るのは想定していたはずだが、1Qの立ち上がりはFGが入らない日本に対して中国がポイントを積み上げる。8点差がついたものの、井上の3Pが連続し…

【大分―仙台】回帰か進化か

大分トリニータの新シーズンが始まり、片野坂体制に戻っての最初のゲームは仙台を迎えたホームゲーム。下平監督時代に感じていたストレスの多くが解消され、ビハインドの展開でも気分よくDAZN観戦を続けることができたのはありがたい。 象徴的だったのは、渡…

【パリオリンピック最終予選】北朝鮮―日本

女子サッカーのパリオリンピック最終予選は、直前まで会場が決まらないという異常事態の中、試合開始時刻で気温31度のジッダで開催された。ヨーロッパのクラブでプレーする選手の移動疲れもあったとは思われるが、この高温の下では攻守の切り替えが遅れてし…

【映画】ファーゴ

ドラマ版のファーゴをシーズン5まで見終わったので、かなり昔に一度見たことがある映画版も見直してみることに。あらためて感じることは、映画版の98分ではあっさりとした概略しか描けずに、コメディ要素の印象が強まってしまうということだった。もちろん、…

【バスケ】アジアカップ予選 日本―グアム

グアム相手ということで快勝を期待したのだが、前半のオフェンスはグダグダで不安を感じさせるしかない内容だった。特に2Qには一時逆転される時間帯があったが、攻守ともに噛み合っていなかった。ボールを回してフリーの選手を作っても、アウトサイドで待っ…

【ドラマ】BLACKOUT―ヨーロッパ大停電―

テーマが興味深く、舞台がヨーロッパということで見始めたドイツ製作によるドラマ「BAACKOUT―ヨーロッパ大停電―」。着想と展開の面白さは認めつつも、アイデア倒れというか作り込みの甘さで非現実的な部分が露呈してしまったことで、せっかくの着想が活きな…

【映画】マーベルズ

<ネタバレあり> 「ワンダヴィジョン」と「ミズ・マーベル」の流れが「キャプテン・マーベル」に合流し、さらには「シークレット・インベージョン」や「ソー:ラブ&サンダー」の要素も集約される。エンディングには「ホークアイ」もつながり、台詞では「ア…

【NBA】オールスター2024

オールスターのお約束でディフェンスは緩く、1Qから50点を越える取り合いに。かつてはダンクやアリウープのようなプレーを見せつけることが多かった印象もあるが、今回は3Pをいかに遠くから決めるかの争いになっていた節もある。美しい軌道の3Pが決まるのは…

【ドラマ】2034 今そこにある未来

近未来のディストピアを描いた英国を舞台とするドラマ。人種差別やハラスメント、利益誘導などドナルド・トランプを思わせる英国首相ヴィヴィアン・ルックを、「ハリーポッター」シリーズでトレローニー先生を演じたエマ・トンプソンが印象的な大げさな手振…

【ドラマ】グリセルダ

実在するコロンビア出身のコカイン密売組織の女王グリセルダ・ブランコの半生を全6話で描いているだけに、ところどころ時間軸が跳躍し、展開についてゆけなく部分があった。それにしても、グリセルダを演じたソフィア・ベルガラの鬼気迫る演技に圧倒されてし…

【映画】BLUE GIANT

2時間程度の時間枠に収めるという意味で、原作の味わいをいかに表現するのか。それがメディアミックスの難しさであることは、「セクシー田中さん」事件にも通じる根源的な問題だ。映画作品としてうまくまとめたという印象はありながらも、原作を読んでいるか…

【ドラマ】フォーティチュード/極寒の殺人鬼 シーズン2~3

シーズン1に比べてホラー要素が強まり、登場人物はより常軌を逸してゆく。元警察署長のダンの変化が最たるものだが、元行政長官のヒルダーのキャラクターも明確に変化していた。そのあたりの背景や理由付けが弱いので、見ている側としては何となく置いていか…

【スーパーボウル】49ers―チーフス

序盤はタイトなつぶし合いでファウルも多く、1Qはスコアレスで終わる。これは10回目だったようだが、49ersはFGのチャンスがあったところを5ヤード罰退になってしまい、ここで3点取っておけなかったのは痛かった。 チーフスに長いパスを通されてピンチを迎え…

【バスケ】パリオリンピック予選 カナダ―日本

パリオリンピック出場権が賭けた予選の最終戦で、日本は戦術を変えてきた。ハンガリー戦で決まらなかった3Pを序盤は封印し、ペイント内での勝負を選択。それでも、サイズの大きいカナダを相手に互角の展開を見せた。代表選考に当たって、センターが1人しかい…

【アイスホッケー】オリンピック3次予選 日本―ハンガリー

ミラノ・コルチナダンペッツォオリンピックに向けたアイスホッケーの予選で日本が臨む3次予選は、リトアニア、スペイン、開催国ハンガリーの中で最上位のみが最終予選の権利を得る厳しい戦い。早朝4時からの試合はYouTubeのTBSチャンネルで生中継されたが、…

【ドラマ】フォーティチュード/極寒の殺人鬼 シーズン1

ノルウェーの北方にあるスヴァールバル諸島を舞台に展開する英国ドラマだが、撮影はアイスランドで行われたらしい。スヴァールバル諸島は、メルカトル図法の地図ではやけに大きく描かれるが、実際は北海道より小さく、人口も3,000人に満たないほどの離島だ。…

【バスケ】パリオリンピック予選 日本―ハンガリー

すでに1勝している余裕もあったのかもしれないが、それよりも圧倒的なアウェイ状態で迎えた終盤にギアを上げられなかったことがもったいない試合だった。序盤はシュートタッチこそいまひとつながら、スペイン相手に見せたタイトな守備がハマり、赤穂の鮮やか…

【バスケ】パリオリンピック予選 スペイン―日本

過去5戦全敗という記録は関係ないと思っていた。東京オリンピックでの日本女子の躍進も、予想されたものではなかったのだし、サッカーのアジアカップを見ても過去の戦績は参考にならない。 スペイン相手のこの試合で、AKATSUKI JAPANが勝った要因はディフェ…

【柚木麻子】BUTTER

以前から気になっていた書籍だったが、手に取ったきっかけは英国人フードライターのナイジェル・スレイターのInstagramだった。英語に翻訳されても、食のプロにインパクトを与える小説。興味を持たずにはいられなかったので、すぐに書店で新潮文庫版を手に入…

【ドラマ】リトビネンコ暗殺

2006年に実際に起こったロシアの元スパイで英国に帰化したアレクサンドル・リトビネンコが暗殺された事件に基づくドラマで、全4話という一気見に向いた構成になっている。最近ではナワリヌイの暗殺未遂もあり、ロシアという国家には謀略がつきまとう印象があ…

【グラミー賞】第66回授賞式

グラミー賞授賞式は、誰が受賞するかよりもステージでのパフォーマンスを見たくて楽しみにしている。今年はビリー・ジョエルが30年ぶりにレコーディングした新曲を演奏した場面が、僕にとっては頂点だった。ベテラン陣では、ラスベガスのスフィアで演奏したU…

【フィギュアスケート】四大陸選手権

上海で開催されたフィギュアスケートの四大陸選手権を映像で見ていて、とにかく氷が重そうな印象だった。漕ぐようにスケーティングしてもなかなか体が進まず、ジャンプとは関係ないところでもつまずきそうになったり、引っかかったりする選手が続出していた…

【コミック】あさドラ(8)

なかなか8巻が出なかった浦沢直樹の「あさドラ」。ようやく昨年末に出たものの、他の書籍を読む時間を優先させたので、2月に入ってようやく手に取った。主人公浅田アサとヨネちゃん、ミヤコちゃんのトリオがいい感じでそれぞれの道を歩み始めて、期待も盛り…

【アジアカップ】イラン―日本

ノックアウトステージの戦い方は難しい。延長戦を意識しておかなければならないからだ。特に今回の準々決勝イラン戦では、中2日という過密日程は同じながら相手は水曜日に延長戦まで戦っており、長い試合になれば日本有利という「状況証拠」もあった。「策を…

【映画】アス

ジョーダン・ピール監督作品を立て続けに見ている。「ゲットアウト」より複雑な設定は、「NOPE」に向けてさらに要素が絡み合う中間点にあるように感じた。 冒頭に出てくるウサギの映像が、見方によってウサギにもアヒルにも見えるジャストロー錯視の絵に見え…

【ドラマ】ファーゴ シーズン5

シーズンの立ち上がりの段階では登場人物に共感できず、設定もイマイチすっきり飲み込めない部分があって、期待値は大きく下がっていた。しかし、随所に仕組まれた仕掛けと巧妙な舞台装置によって、徐々に引き込まれてゆく。その背後には、「ファーゴ」らし…

【アジアカップ】バーレーン―日本

高いラインを敷くバーレーンのディフェンスに対し、オフサイドにならないように裏を狙う日本代表。しかし、引いて守ってくる相手に比べれば、本領を発揮しやすい状況になっていた。引かれてDFを背負った状態では上田はもっと厳しくなっただろうし、その想定…