#バスケットボール
序盤の攻防を見る限り、やはり中国の壁は厚いのかと感じざるを得ない内容だった。フィジカルを活かしてガツガツ来るのは想定していたはずだが、1Qの立ち上がりはFGが入らない日本に対して中国がポイントを積み上げる。8点差がついたものの、井上の3Pが連続し…
グアム相手ということで快勝を期待したのだが、前半のオフェンスはグダグダで不安を感じさせるしかない内容だった。特に2Qには一時逆転される時間帯があったが、攻守ともに噛み合っていなかった。ボールを回してフリーの選手を作っても、アウトサイドで待っ…
オールスターのお約束でディフェンスは緩く、1Qから50点を越える取り合いに。かつてはダンクやアリウープのようなプレーを見せつけることが多かった印象もあるが、今回は3Pをいかに遠くから決めるかの争いになっていた節もある。美しい軌道の3Pが決まるのは…
パリオリンピック出場権が賭けた予選の最終戦で、日本は戦術を変えてきた。ハンガリー戦で決まらなかった3Pを序盤は封印し、ペイント内での勝負を選択。それでも、サイズの大きいカナダを相手に互角の展開を見せた。代表選考に当たって、センターが1人しかい…
すでに1勝している余裕もあったのかもしれないが、それよりも圧倒的なアウェイ状態で迎えた終盤にギアを上げられなかったことがもったいない試合だった。序盤はシュートタッチこそいまひとつながら、スペイン相手に見せたタイトな守備がハマり、赤穂の鮮やか…
過去5戦全敗という記録は関係ないと思っていた。東京オリンピックでの日本女子の躍進も、予想されたものではなかったのだし、サッカーのアジアカップを見ても過去の戦績は参考にならない。 スペイン相手のこの試合で、AKATSUKI JAPANが勝った要因はディフェ…
リトアニアに敗れている米国だけに、順当に勝ち上がれる予感はなかった。もともとNBA優先の風潮の中ではドリームチームの結成も容易ではなく、これまでの世界選手権やワールドカップでもさほど結果を残せていないからだ。準決勝も序盤からすっきりしない展開…
これまでの2勝が4Qでの逆転勝利だっただけに、4Qの失速は選手たちも動揺したはずだ。誰が打っても入らない展開は1Q序盤も同様だったが、合っていなかったシュートタッチをアジャストした後、最後の最後でこんな試練が待っているとは誰も思わなかったことだろ…
とにかく得点が入らないゲームだった。何をやっても、誰が狙っても外してしまう展開で、良い波が来ても長く続かない。2Q後半に流れをつかみながら、3Qはベネズエラのペース。それは4Q序盤も変わらず、僕の中では諦めムードになりつつあった。しかし、この窮…
できることはやった上で、実力差を埋められなかったゲームだった。ドイツ戦のように、何もかもがうまくいかなかった内容ではなく、ここからパリオリンピックの出場権を目指す順位決定戦に向けて、意味のある敗戦だったように思う。さすがにオーストラリアは…
ドイツに敗戦して迎えたフィンランド戦は、1Qから良い感じのスタートになった。ロースコアな展開で緩やかにゲームが進んでいた中で、比江島が見せた4Pプレーは見事だったし、タイミングも絶妙だった。ややディフェンスが甘いようにも見えたが、ファウルトラ…
ラグビーのオールブラックス(All Blacks)をもじってトールブラックス(Tall Blacks)という秀逸なネーミングを施されたニュージーランドが米国に挑む一戦は、いきなりニュージーランドが10点リードする展開で始まった。その原因は米国の強引さ、あるいは傲…
とにかくシュートが入らない日本に、終始フラストレーションの溜まるゲーム内容だった。3Pが6/35ならFGも23/65、さらにはFTまでもが11/17では、ドイツに対する勝機は見出せない。せめてFTだけでも全部入れていれば12点差なので、もっと別の展開にはなっただ…
ワールドカップに向けた強化試合の最終戦は、ドンチッチ擁するスロヴェニアとの対戦。1Qを見る限りは決して大きな差があるようには見えなかったが、徐々にその差は露呈してゆく。日本は3ガードのような布陣だが、馬場をスウィングマンと捉えれば通常のシステ…
アンゴラの激しいディフェンスを体験した後に、強豪フランス相手に挑むという意味では、臆せず様々なことにチャレンジしたい一戦。1Qを見る限りでは攻撃がアウトサイド一辺倒になってしまい、3Pのアテンプトがことごとく失敗してはリズムなどつかめないオフ…
「逆転勝ち」と「渡邊雄太の負傷」だけが伝えられた試合だったが、DAZNで見逃し配信を見てみると、だいぶ違う景色が見えてきた。一番気になるのは、とにかくシュートタッチが合っていないこと。ボールが手を離れる瞬間に、これはもう入らないとわかるくらい…
バスケの本場であり、前回大会の覇者でもる米国相手に、日本は決勝の舞台で互角の勝負を見せてくれた。負けはしたが、最後にファウルゲームを仕掛けるような展開に持ち込んだという事実が、日本の実力とパフォーマンスの素晴らしさを示しているといえるだろ…
決勝の舞台で、やはりアメリカは強かった。何が強いって、フィジカルだ。1Qに日本がインサイドで何もさせてもらえなかったのは、アメリカのディフェンスが堅いということだが、それはすなわちフィジカルの強さ。自由にプレーさせてもらえず、ショットを放っ…
結果だけでなく、内容も素晴らしかった。何といってもPG町田のアシスト18は、オリンピックレコードとなる驚異の数字だ。162cmという小柄な体から繰り出されるパスは絶妙で、特に赤穂との連携はNBAを見ているかのようだった。そして、その赤穂だ。フランスの…
アウトサイドの決定力が違い過ぎた。ゲームの立ち上がりにまったく流れをつかめなかったのは、アルゼンチンが3本の3Pを立て続けに決め一方でミスを繰り返したことが要因だ。1Qで10点差がついてしまうと、戦術的にもかなり厳しいものになってしまう。確かにア…
勝てる相手でないことはわかっていた。残り2試合を含め、1勝できれば素晴らしいというくらいのレベル感だ。対戦相手のスペインは経験豊富なスター軍団。2006年の世界バスケで来日したパウ・ガソルとマルク・ガソルが、いまだにセンターに君臨していたことに…
AKATSUKI FIVEことバスケ男子日本代表が浦和でフランスと対戦。オリンピックは無観客なのにしっかり観客を入れているところが、さいたまスーパーアリーナのチケットを持っていた僕には気になるところだった。フランスといえば、かつてはトニー・パーカーやデ…
2019年8月にさいたまスーパーアリーナで行われた日本とドイツの試合は、バスケ世界選手権に向けた強化試合の一環。八村も渡辺も馬場も、そして篠山も揃っていたので、本戦も含めてベストなコンディションだったのではないだろうか。 序盤はドイツの一方的な…
試合開始時刻を過ぎて放送に気づき、途中からNHKの中継を見始めたのだが、あまりにもスポーツ中継らしからぬ内容だったので、早々に離脱してしまった。オールスターがお祭りであることに異論はないし、選手たちもNBAのオールスターのように観客を楽しませる…
バスケットボールのワールドカップ決勝は、アメリカを破ったフランスを積極的な守備とアウトサイドからの確実な得点で圧倒したアルゼンチンがスペインと対戦した。2006年に日本開催された世界バスケで活躍したコービー・ブライアントやトニー・パーカー、マ…
ニュージーランド戦にしてもモンテネグロ戦にしても、戦術とかシステムとかそんな難しい問題ではなく、単純にスキルの差なのだと思い知った。スタッツを見れば一目瞭然で、FGの%があんなに低くてはこのレベルの大会で勝てるはずがない。映像を見ていても、2…
アメリカの守備は堅かった。特に序盤はガツガツ奪いに来てアウトサイドからの得点を重ねていたので、あれでは日本もつけ入る隙はなかった。アメリカの選手にしてみれば、ゴールやアシストはいつでも取れるから、ブロックやスティールの数も稼いでスタッツに…
オリンピック中はなかなか録画を見るチャンスがなく、ようやくチェックできた今年のNBAオールスター。ステイプルズセンターは訪れたことがあるだけに、親しみを籠めて映像を見た。米国のバスケがアフリカンアメリカンのカルチャーだということはわかっている…
今年のNBAオールスターは、例年以上に点の取り合いというかディフェンスがルーズなゲームだったように感じる。192-182という大味な結果でもあり、地元選出のアンソニー・デイビスに点を取らせようとお膳立てしていたこともあり、ファンが本当に見たかった内…
B3リーグ初観戦は、大田区総合体育館での東京サンレーヴスとライジングゼファーフクオカとの一戦。元アパッチブースターとしてサンレーヴスの試合を見るのは、元フリエサポとして横浜FCを見る感覚だ。サンレーヴスには仲西がいるし、ライジングにはbjリーグ…