2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ローランギャロスの初戦で、ウルフ相手に西岡は最悪の立ち上がり。まったく流れをつかめないまま2セットダウンとなって迎えたサードセット。このあたりから、ウルフのサービスが入らなくなり、西岡がセカンドサーブを狙ってリターンを決める場面も出始める。…
ダニエル太郎のローランギャロス初戦はオコネルとの対戦。こう言ってはなんだが、日本国内のチャレンジャー大会のようなカードということもあり、お互いに勝てる相手という認識で臨んだのではないか。ところが、始まってみると、流れは明らか。ドロップショ…
いよいよ開幕した全仏オープンことローランギャロスの男子シングルス1回戦で、膝の負傷からの復帰途上にあるダビド・ゴファンがハルカッチと対戦。序盤だけ見ると、このままストレートでハルカッチが勝ち抜けてしまいそうな雰囲気が漂っていたが、セカンドセ…
雨のために「重い」を通り越して水たまりの中でボールを蹴っているような状況では、プラン通りのサッカーを展開することは難しい。それはわかっているものの、それにしてもあまりにも形にならない大分のサッカーに、もどかしさを感じずにはいられなかった。…
殺人事件を解明する物語だが、真実がどうだったのか最後まで見てもすっきりとしない。ある意味「パムの秘密」と似たようなものでもあり、どんな事件や裁判であっても「何が真実なのか」がそれほど明確ではなく、誰にとっての真実かという疑問を特殊な事例を…
今日5/27から始まる六本木アートナイトですが、一部の作品は金曜日にすでに見られる状態になっていました。上はKeeenue、下はナカミツキの作品ですが、どちらも長い壁面に展開された大作です。ペイントではないことが残念ですが、この二人のアートがこの規模…
CIAに入局した若手弁護士が、諜報員さながらの活動に関わってゆくという一風変わった路線の作品。序盤から中盤はコメディ要素をうまく織り込んでテンポよく見せてくれたのに、終盤の展開が冗長で盛り上がりに欠け、主人公の嫌な一面がクローズアップされてし…
ドキュメンタリー映画であることは理解していたのだが、ここまでインタビューの部分が多いとは想定していなかった。ほぼ全編にわたって、エルレのメンバー4人が語る構成になっており、ときおりライブ映像やゲストのインタビューが差し込まれる。音楽要素に期…
ニコもジルも、すくすく成長していて、来月には去勢手術を受ける予定です。ネコは横向きに寝るのが普通ですが、最近のジルは上から押しつぶされたような形で寝ていることがあります。これ、苦しくないんですかね? ニコはそんなことはないので、何がジルをそ…
原題は「The Lincoln Lawyer」なので、リンカーンという名の弁護士ではなく、車のリンカーンに乗った弁護士ということだ。主人公のミッキーは、原作小説の設定では別のドラマに登場するLAPDの刑事ボッシュと異母兄弟らしいが、本作ではその絡みは出てこない…
宮城の退場で数的優位の時間帯が長かったにも関わらずドローに終わったことは、大分トリニータにとっては負け以上に痛い痛恨の結果だった。とはいえ、評価できることもいくつかある。まずは、4バックを導入したこと。昨季は就任早々の時点で、計算できるせセ…
MCUのフェーズ4は、マルチバースに安易に手を出して迷走した感覚が強かったが、フェーズ5の初回となる「Ant-Man and the Wasp: Quantumania」はいい感じに方向性が修正されていた。もともと量子世界を扱っていただけに、マルチバースとの相性は悪くない。同…
アントワープを舞台としたダイヤモンド業界の裏側を描くNetflixのオリジナルで、オランダ語をベースに英語、フランス語、ヘブライ語が場面に応じて使われるインターナショナルなドラマ。ただ、主人公のノアはいかにもベルギー人という印象で、気性が荒く我が…
Netflixで配信されている全7話のミニシリーズは、双子が人知れず入れ替わりながら時間をまたいだ複数の犯罪にかかわるストーリー。「双子の入れ替わり」はありがちな流れだが、その主人公姉妹の描き方が実にダーティなのだ。ただ、主演のミシェル・モナハン…
昨季のルヴァンカップC大阪に1-6で敗れた試合を思い出させるような展開で、GK西川の軽いプレーとDF陣との連携不足が目立った。そしてDF陣も相手をナメていたようにも見えるが、そこは山形のフォローが厚かったということなのかもしれない。いずれにしても、…
代々木公園の春バラは、すっかり見ごろになっていました。この日は雨模様だったのですが、雨粒が乗った花びらもきれいです。バラの花は鮮やか過ぎて、スマホのカメラではピントやコントラストをうまく合わせられないのが残念。それでも、雰囲気は伝わると思…
ダン・ブラウン原作のドラマ「ロスト・シンボル」全10話を見ながら思っていたのは、「原作もこんな展開だったっけ」という違和感と「この内容では映像化は簡単ではなかっただろう」という納得感だった。ロバート・ラングドン教授シリーズの中では映画化され…
原題の「When They See Us」の意味を活かした良い邦題のようにも思うが、カタカナの「ボク」という中途半端な一人称を使ったことで、骨太な本作の内容を集約させるにはミスリードになったように思う。「アフリカ系」という表現も北アフリカのアラブ系を無視…
勝てなかったというよりも、よく追いつけたというゲームだった。特に前半は相手のタイトなマークに苦しみ、伊佐にも野村にもボールが収まらない状況。それでも何度かチャンスは作ったのだが、ポストに嫌われれたり熊本GK田代の攻守にあったりでゴールにつな…
フランス人のユニット「murmurestreet」によるアートが、早稲田通りの阿佐ヶ谷と鷺ノ宮の間辺りに描かれました。「こんなところに」と思うような場所なので気づきにくいかもしれませんが、存在感のあるアーティスティックな作品です。
原題は"Inventing Anna"で、日本人の感覚では「Invent = 発明」だが、ここでは「(ないものを)作り出す」つまり「でっちあげる」という意味。本人が自覚しているかどうかはさておき、詐欺行為を及ぶ上で経歴から口座までをでっちあげたアンナ・デルヴェイの…
フローレンス・ピューが主演ということで、興味を持って観た作品。「ブラック・ウィドウ」でのコメディエンヌ要素は一切なく、少女の生死と宗教が絡む難しいタスクに直面した看護師リブをシリアスに演じる。宗教的な正義を方便にして自らの行動を正当化する…
ニコとジルは、お互いのしっぽが気になるらしく、よくしっぽでじゃれています。この場面では輪になってしまい、まるでウロボロスのよう。本来のウロボロスは、自分の尾をくわえた竜もしくは蛇で、死と再生の象徴なのですが、これは平和な時間を感じさせてく…
「ブリジャートン家」の登場人物は出てくるし、それなりにコメディ要素もないわけではないのだが、この「クイーン・シャーロット」はかなり骨太な内容だ。英国王ジョージ3世は、実際にもこころの病に悩まされた人物のようだが、王を継ぐものとして生を受け…
3点取られても4点取って勝った。そう楽観的に評価するには、ちょっと気になる内容のゲームだった。象徴的だったのは、最初の失点。デルランが杉浦に寄せ切れなかったようにも見えたが、このときには外側にもうひとりフリーになっていたので、デルランはそち…
故エリザベス女王の戴冠式以来70年ぶりとなる英国王室の戴冠式。ただ、僕にとってはちょうどドラマ「クイーン・シャーロット」でジョージ3世とシャーロット王妃の戴冠式を見た直後だったこともあって、位置づけや背景、戴冠を受けることの持つ意味などを理解…
マドリードの敗者復活イベント的な位置づけになっているチャレンジャー175の大会で、準々決勝に進出したダニエル太郎がアンベールと対戦。炎天下のクレーコートで4時間を超える熱戦となり、終盤には両選手ともにかなり足にきてしまうくらいフィジカル的に厳…
映画公開で早々に売れてしまったのか、書店で見当たらずにそのまま読んでいなかった第8巻をいまさらではあるが買って読んだ。今回はニューオーリンズでのライブと、その後のマイアミを描いている。僕の読みではアメリカ音楽の源流を辿るメンフィス~ナッシュ…
3連敗中の大分にとって、このゲームで見せたクロスの精度は非常に大きかった。1点目は上夷。連敗中には失点に絡んでおり、前節でのペレイラと香川の退場がなければ帯同することもなかった選手が、きれいなクロスを伊佐に合わせて絶妙なアシストになった。そ…
<ネタバレあり> 実話をベースにした全5話のミニシリーズは、なかなか骨太な内容だ。気の弱そうな女性と押しの強い女性が絡む殺人事件の真相を追う内容とくれば、気の弱そうな女性が殺されたという筋が自然なだけに、最後に無罪評決が来るであろうことは十…