【北欧ドラマ】チェスナットマン

Netflixオリジナルのデンマークドラマ「チェスマットマン」は、ネットの記事では「サイコスリラー」として扱っているものもあり、予告編でも栗人形をフィーチャーした怪奇性が打ち出されていた。本格的な犯罪捜査ドラマが好きな僕としては、少し期待値を下げて見始めたのだが、よい意味で裏切られた。

このドラマは、間違いなく骨太な本格的犯罪捜査モノだ。サイコ要素ももちろんあるのだが、現実からかけ離れたロジックにはなっていないし、話の辻褄はしっかり合わせこまれている。伏線の貼り方も見事で、ちょっと無関係な、それでいて意味ありげなシーンは、必ず後につながっているのだ。最初の2話くらいは何が何だかわからないし、登場人物も誰が誰だかわかりにくい。それでも徐々に引き込まれ、最後の2話はワクワクドキドキしながら2日間で一気に見終わってしまった。

キャストはデンマークらしい地味な印象の俳優が多いが、「フォロー・ザ・マネー」で(ほぼ)主演の知性派刑事を演じる東洋系デンマーク人Thomas Hwanが、セックスシーンを盗撮される場面で登場したときは、思わず声を出してしまった。北欧ドラマは、結構似たようなキャスティングをしているような印象がある。話としてはひと段落してしまったが、シーズン2の制作を期待している。

【大分―仙台】運も味方に

終盤に来て攻守に形ができてきた大分トリニータの今節は、ホームに仙台を迎えた。一番の勝因は経験を活かしたことだが、運も味方につけたようだ。スタメンは前節から、右サイドだけを変えた。松本玲は、伊佐とともにJ3降格からの苦しい時期を戦ってきた選手。前半途中で負傷交代を余儀なくされてしまったが、それまでに見せた右サイドの使い方はチームに勇気と希望を与えてことだろう。

そして伊佐のシュートが弾かれたところに、渡邉が詰めて先制。下がり目のポジションで個性を活かせないプレーが多かった今季だが、開幕戦で見せてくれた思い切りのよい振り抜きのシュートは、やはり相手の脅威になる。さらに、ヤクブ・スウォビィクの長い腕が町田の首に絡まったことでPKを得て、ここも渡邉が迷わずに決めてくれた。この相手GKのファウルは、仙台にとってみれば痛恨の不運。それを味方にできた大分は、一気に試合展開を楽にした。

終盤に投入された選手も、経験豊富なベテラン陣。野村も梅崎も、セーフティに時間を使うことを優先しながらも、隙あらばゴールに迫ろうとしていた。ただ単に時間を稼ぐだけでは相手の流れに飲まれかねないし、サポーターも選手も消化不良な気持ちで次節につながってしまうことになる。2-0から1点返されることほど心理的に嫌な展開はないので、ここをうまく無失点で凌いだ経験は今後に大きく生きてくるだろう。次の徳島戦も「勝ち点6」を意味する重要なゲーム。油断せずに勢いをつなげたい。

【オンラインツアー】ヘルシンキでフィンランドデザインを探す

今夜は、HISのオンラインツアーでヘルシンキを旅してきました。秋深まったヘルシンキのデザインディストリクトから始まって、デザイナー家具のギャラリーからエスプラナーディ通りを日本人ガイドとフィンランド人デザイナーと一緒に散策。途中にトラムが見えたり、雨上がりの青空が覗いたり、そして並木の黄葉もきれいでした。最後はグロホテルでマリメッコのテーマルームを見学というコースでしたが、フィンランドらしいデザインを堪能できて十分楽しめました。

 

北欧ヘルシンキでフィンランドデザインを探すオンライン街歩き | HIS オンラインツアー (his-j.com)

 

【アジア最終予選】日本―オーストラリア

これまでの3試合を見ていないので比較はできないが、日本代表はきれいに点を取るのではなく、泥臭くても勝ちたいという気持ちが滲み出ていた。パスの出し手が柴崎のように特定選手でなかったことが、かえって本来の日本の持ち味につながったのではないだろうか。最初のゴールは南野が逆サイドをしっかり見て出したパスが少しずれたのだが、ベヒッチのクリアミスにも助けられて田中碧につながる。あの場面で、あの場所に田中がいたことが不思議でもあるが、ここは彼を称えるしかないだろう。

そして2点目は、浅野が放ったシュートがこぼれたところに古橋ともつれるように突っ込んだベヒッチがまたしても失点に絡むオウンゴール。いかにも浅野らしいプレーだが、古橋、伊藤とともに裏を狙わせたのが功を奏した。オーストラリアの高い守備を破るには、あれしかなかっただろう。これこそが監督のなすべき仕事であり、ようやく森保一がそれをこなしてくれた。最後は足を痛めた田中を最前線に置いていたが、これも悪くはなかった。

11月はアウェイの2試合だが、何が何でも勝たなければならない。オマーンへの雪辱を果たすために、まずはベトナム相手に自分たちのスタイルを極めたい。久保や堂安が戻ってきたとしても、まずは今日のメンバーがファーストチョイスだろう。柴崎も含め、ゲームメーカーはいない方がよさそうだ。

 

【北欧ドラマ】フォロー・ザ・マネー

デンマークのドラマ「フォロー・ザ・マネー」は、詐欺対策班の刑事たちが金融絡みの犯罪に立ち向かうストーリー。群像劇のような複数のプロットがあり、最初は何が何だか、誰が誰だかわからないまま展開するのだが、最後はそれらがひとつに収斂してゆく。その意味では、一気見した方が内容を理解できるのではないだろうか。どのキャラクターも感情移入しにくく、友達にしたくないタイプばかりだが、よく考えてみればこんな性格の人は自分の周囲にいくらでもいそうな気もする。

シーズン1の舞台は洋上風力発電企業の「エナグリーン」で、シーズン2は「アブサロン銀行」。どちらも金の亡者がはびこり、野心家の法務担当者が絡む。刑事のひとりマッツは、インテリジェンスというより叩き上げタイプで、「シカゴP.D.」のボイトに通じるようなキャラクターだ。

かつて仕事でコペンハーゲンを訪れた際に、橋を挟んで対岸にあるスウェーデンのマルメにも足を伸ばした。デンマーク側の人たちの服装や雰囲気が地味なのに対し、スウェーデン側はスタイリッシュでカラフル。このドラマに登場するデンマーク人も、地味につましく生きている中で、精いっぱいの上昇志向を見せている印象もある。デンマーク語の台詞を聞いていると、ときどき韓国語のように聞こえることがあった。妻も同じ印象を持っていたので、リズムや発音などに類似性があるのだろう。

【藝大アーツイン丸の内】佐藤有花子

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丸ビルで開催されている「藝大アーツイン丸の内2021」は、美術や音楽など芸術全般を楽しめるイベントです。この画像の作品は、佐藤有花子の「森を泳ぐ」。緑の葉の「ちぎり絵」のように描かれたクジラが、壮大な迫力で泳いでいます。