2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【ドラマ】ランドスケーパーズ 秘密の庭

全4話という短さの英国/米国ドラマだが、とにかく主演のオリヴィア・コールマンとデヴィッド・シューリスの円熟味満点の演技だけでも見応えは十分だ。先日まで「ザ・クラウン」でのエリザベス女王役のコールマンを見ていた上に、「ファーゴ」でのシューリス…

【全豪オープン】シナー―メドベージェフ

シナーの2セッツダウンという展開ながら、サードセットには明らかに逆襲の予感が漂っていた。シナーが開き直ったのか、あるいはメドベージェフのショットに馴染んできたのか、アグレッシブな攻撃で押し始めていた。このセットを取り切ると、シナーは続くフォ…

【全豪オープン】ヒュウェット―小田凱人

オーストラリアン・オープンの車いす男子シングルス決勝は、ヒュウェットと小田凱人というトップ2の対決。全米で敗れたウデを退けて決勝に進んだ小田が、ヒュウェットを圧倒した。直前にInstagramで「俺には美学がある」と言っていた小田の真意はわからない…

【全豪オープンジュニア】クムスタット―坂本怜

オーストラリアン・オープンのジュニア男子シングルス決勝は、クムスタットに坂本怜が挑む。クムスタットはビッグサーバーの部類に入る選手で、特にアドコートのワイドサーブが強烈な上にコースも絶妙。恐らくは得意にしているようだ。ファーストサーブが入…

【ターシャ・ユーリック】インサイト

ラグビー指導者である中竹竜二さんのセミナーを11月にオンラインで受講した際に、中竹さんが紹介していた「インサイト」を原著で読んでみた。楽天ブックスでオーダーしたものの、入手できなかったということで3週間待ってキャンセルされ、あらためてAmazonで…

【ドラマ】ファーゴ シーズン4

普通の市民がちょっとしたきっかけからドツボにハマるのが、このドラマの肝かと思っていたが、どうやらシーズン4はそういう作りではなかったようだ。悪事を繰り返す看護師のオラエッタ・メイフラワーや知的な娘エセルリダ、ゼルメアとスワニーの強盗コンビと…

【アジアカップ】日本―インドネシア

ベトナムにしてもインドネシアにしても、これまでのイメージとは異なる良いサッカーをしている。アジアのレベルは間違いなく向上しており、タイとベトナムについては以前からそれを実感していたが、インドネシアも同様だということに初めて気づかされた。フ…

【ドラマ】DEP:重大事故捜査班

航空機、高速鉄道、大型船舶の事故に絡むカナダの犯罪捜査ドラマで、舞台はカナダから英国、米国に及ぶスケールの大きい作品。原題は「Departure」なので、空港の表示にある「出発便」ということだが、「DEP」という意味不明な省略をした上に「重大事故捜査…

【映画】M3GAN

2つめの文字が「3」なのは、ミーガンが「Model 3 Generative Android」の略だから。見始めて最初の部分では、あまりに製作側に都合のよい展開にB級感が滲み出ていた。これは期待できないかと不安があったのだが、ストーリーの中に籠められたメッセージが解き…

【ドラマ】ファーゴ シーズン3

時代は2020年まで進み、ミネソタでまたしても起きる不可解な事件。巻き込まれてドツボにハマってゆく兄弟を、ユアン・マグレガーが二役で演じ分けている。髪の毛が後退した弟レイの風貌が見るからにコミカルだが、そこに相方ニッキーの存在感が絶妙にマッチ…

【全豪オープン】エラーニ/パオリーニ―クルニッチ/青山修子

WOWOWオンデマンドの配信を見始めてすぐに驚いたのは、コート3という小さいヴェニューに満員の観客が座っていたこと。日本国内の大会ならダブルスでもそれなりに集客できるとはいえ、グランドスラムとはいえ女子ダブルス2回戦のこのカードにこれだけ集まるの…

【HISオンラインツアー】世界の元日・初日の出

HISのオンラインツアー「世界の元日・初日の出」は能登地震の影響で中断し、すぐに打ち切りが決まってしまったので、後日アーカイブ版としてサントリーニとパリからの動画が追加配信されました。 今回は初日の出にこだわらず、サバンナ上空を気球で飛ぶ映像…

【ブルーノ・マーズ】@東京ドーム1/18

今回のブルーノ・マーズの来日公演は1月11日のSSと18日のSが当たっていて、18日の方はリセールしようと思っていた。ところがリセール対象外で身近な譲渡先も見つからなかったので、2回目の参戦となった。同じミュージシャンのツアーに複数回参戦するのは、生…

【ドラマ】エコー

「ホークアイ」のスピンオフという位置づけだが、かなり込み入っていて、かつ政策的な意図の入り混じった内容だった。これを1話ずつ、視聴者の興味を1週間も中断して継続するのは現実的ではないので、5話一挙公開という手法は妥当としか言いようがない。一気…

【全豪オープン】ガルシア―大坂なおみ

オーストラリアン・オープンの女子シングルス1回戦、大坂なおみとガルシアの対戦はロッド・レーバー・アリーナのナイトセッション第2試合。第1試合のラオニッチとデミノーの試合が1セットオールでもつれそうな予感がしていただけに、何時に開始されるのか気…

【アジアカップ】日本―ベトナム

評価の難しい試合になった印象があるが、フィリップ・トルシエの狙いとしては間違いなくカウンターだったはず。ベトナムの善戦は仕掛けるタイミングを計って動き出すということを繰り返していたが、その形はしっかりできていた。かつて日本代表を率いた際に…

【全豪オープン】本玉真唯―クレイチコバ

オーストラリアン・オープンの初日は日本勢が3人登場したものの、残念ながら全員が敗退となった。ただ、その中でも本玉真唯はクレイチコバ相手にセットアップの後もブレークアップの展開を作っただけに、流れをつかめなかったことが悔やまれる。しかし、それ…

【佐野プレミアム・アウトレット】高速バスで買物ツアー

最寄りの王子駅から佐野新都心行の高速バスが出ていることは知っていたのですが、利用したことはありませんでした。今回、佐野プレミアム・アウトレットのバーゲンに合わせて、妻と買い出しツアーを敢行することに。楽天トラベルで予約を済ませ、スマホのQR…

【映画】すずめの戸締まり

ファンタジー要素を前面に押し出すのは、新海誠の定石。これまでの作品ではファンタジーの中に描かれるリアルな日常が印象的だったが、今作はその点では物足りなさを感じた。扱っているのが災害で、東日本大震災を思わせる描写もあっただけに、あまりリアル…

【ブルーノ・マーズ】@東京ドーム1/11

4年ぶりのライブ参戦は、東京ドームのブルーノ・マーズ。2時間弱と短めではあったものの、ダンサブルでしっかり作り込まれたプログラムに音響も素晴らしいとくれば、間違いなく満足度の高いライブ。いや、オーディエンスを巻き込むMCやフレーズの途中で音を…

【ドラマ】ファーゴ シーズン2

実際に起きた事件に基づいているという作品のコンセプト通り、シーズン2もあり得ない展開ながら、それがかえって現実味を帯びてくるところが絶妙だ。このシーズンでは、キルスティン・ダンスト演じるペギーの判断ミスがとてつもない事件を引き起こすのだが、…

【王子グルメ】アマブレ

王子駅に近いエリアに新規オープンしたスペイン料理店「アマブレ(Amable)」で、一日前倒しのバースデーディナー。古民家を店主自身でリノベーションした店内はカウンター4席とテーブル8席という小ぢんまりしているからこそ、落ち着いた環境です。店主がワ…

【映画】ゲット・アウト

ドラマ「ファーゴ」を見ていて、チョイ役として出演していたジョーダン・ピールが気になってNetflixで配信している「ゲット・アウト」を視聴してみた。序盤から、主人公クリスの恋人ローズは怪しい雰囲気が全開だったが、その抱かせた疑念にしっかり応えてく…

【ドラマ】メイヤー・オブ・キングスタウン シーズン1

「ホークアイ」のジェレミー・レナーの主演で、「ブラッドライン」のカイル・チャンドラーも出演するということで興味を持ったが、チャンドラーがいきなりエピソード1で死んでしまったのは衝撃だった。レナーは「ホークアイ」を含むマーベル作品よりも、自分…

【ストリートアート】whole9@ミカン下北

井の頭線高架下にあるミカン下北で1/4までの期間限定で公開されていたミューラル作品は、アーティストユニットのwhole9による明治チョコレートとのコラボ。商業ベースの作品なのでプロダクト的な捉え方になりがちですが、彼らの作風がわかる人にとってはアー…

【ユナイテッドカップ】フランスーノルウェー

ユナイテッドカップの準々決勝、フランスとノルウェーの対戦はかなりもつれる展開に。まず女子シングルスではガルシアがヘルゴと対戦。実力から見てガルシアの楽勝と思われ、実際にファーストセットはそんなペースだったが、セカンドセットのタイブレークを…

【ドラマ】偽りの銃弾

全8話のリミテッドシリーズにしては、とにかく設定や人間関係が複雑で、中盤を過ぎても誰が誰で、どう絡んでいるのかわかりにくかった。なかなか物語に入り込むこともできずに、眠気と戦いながらの視聴になりかけていたが、終盤に来て予想を完全に裏切るどん…

【ブリスベン国際】大坂おなおみ―プリスコバ

シーズンオフが明けて、全豪に向けた準備期間ということもあり、またユナイテッドカップも開催されている中でもあり、選手のモチベーションはそれぞれだろう。大坂なおみにとっては、出産と育児を含む長いお休みの後の復帰戦。僕としては、彼女がテニスに対…

【ドラマ】ファーゴ シーズン1

悪事を働くということは、どういうことなのか。恐らく、人によって捉え方も異なるだろうし、同じ人格の中でも時間の経過とともに変化するはず。本作は、そんな微妙な心の綾を描きながらも、派手な仕掛けと思い切りのよい大胆な展開でビジュアルに紡ぎ出して…

【サッカー親善試合】日本―タイ

前半をノーゴールで終わってしまった日本代表だが、内容がそれほど悪かったわけではない。細谷も伊藤涼太郎も良いプレーを見せてはいたの。しかし、細谷は自分で行くより周囲を使おうとする意識が強すぎたが、森保監督からどんな指示を受けていたとしても、…