2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【映画】ミッドナイトイーグルの緊張感

派手なアクションシーンがあるわけでも、起きる出来事に強い現実味があるわけでもない。けれど、この作品の持つ緊張感は、2時間を超える上映時間を感じさせないくらい観る者を惹きつけます。緊張感を生んでいるのはアクションドラマよりも心理面を重んじた…

【恩田陸】「きのうの世界」の不思議

これは率直に言って、不思議な作品です。まるで宮部みゆきを思わせるような、何人もの語り手の切り口からひとつの出来事が語られるという手法は、ときに話の理解をさまたげます。そして最後の最後まで、著者の書きたかった主題は独特の恩田ワールドというベ…

【東京JAZZ】収穫はリシャール・ガリアーノ

NHKのBSで放送された「東京JAZZ 2008」を楽しみにしていました。特に期待していたのはデイビッド・サンボーンでしたが、彼の奏でるサックスの音色は相変わらず素晴らしかったものの、演奏自体はライブのせいかテクニックに走ってしまっていて満足できま…

【横浜-大分】家長復帰の罠

誰もが期待していた。ベンチ裏でアップを続ける背番号14がピッチに出る瞬間を、サポーターは見たかったはずだ。キャンプ前の大怪我から復帰した家長が初めて帯同したこの試合で、選手紹介の際にもゴール裏から暖かい拍手が沸き起こっていたのだから。 しかし…

【キリン】低アルコール「スムース」

ビールは嫌いではないけれど、体がアルコールにすぐに反応してしまう僕にとって、この手の新製品は大歓迎です。瑛太のテレビCMが流れているキリンの「スムース」は、リキュール(発泡性),吠類される飲料で、発泡酒と大麦スピリッツを原料としたお酒です…

【横浜トリエンナーレ】具象化された抽象

11月末まで横浜のみなとみらい地区で開催されているコンテンポラリーアートの祭典、「横浜トリエンナーレ」に出掛けてきました。「トリエンナーレ」は3年に1回開催されるもので、赤レンガ倉庫や新港ピアなどに会場は分かれています。 伝統的な表現手段である…

【ネコ】貴重な3ショット

なかなか撮れない3ショットです! 「ひな」が最前線でカメラを意識した表情をしていて、「あーにん」は窓際でこちらを気にしていますね。そして「きみ君」は完全に自分の世界で、窓から外を見下ろしています。一箇所に固まっている3匹ながら、思い思いに過ご…

【大分-札幌】劇的な勝ち点3

後半、残り時間3分を切って札幌が築いた壁のミスを突いてウェズレイが直接FKを蹴りこむと、シャムスカは減らしていたボランチの数を元に戻した。しかし、降格争いを独走してしまっている札幌のモチベーションは燃え尽きない。西大伍が放った浮かせ気味のシ…

【LOST】シーズン4放送開始

航空機事故による孤島でのサバイバル生活にて繰り広げられる人間の対立と協調を描くドラマ、「LOST」のシーズン4がスカパーのAXNで放送開始となりました。いよいよ謎の島から脱出か、というシーンで前章が終わっただけに、大きなストーリーの転換が期待され…

【アイスクリーム】グリコ「ボンバ」

これ、最近のお気に入り商品なんです。グリコが販売しているアイスクリームの「ボンバ」のバニラショコラ。普通のバニラアイスクリームの上に、クッキークランチとクラッシュアーモンドが乗っているだけなんだけど、このクッキーとアーモンドがしっとりして…

【東京V-大分】勝利の代償

後半2分に右サイドで得たFK。ホベルトがウェズレイに何事かを耳打ちすると、通常ならキッカーである鈴木とウェズレイがその場を離れ、ホベルトが助走に入る。その際にウェズレイが通訳に伝言すると、すぐに藤田がウォーミングアップを開始した。ホベルトは…

【プレゼン】広告代理店も人事も同じ

最近読んだ本に、博報堂の常務執行役員・小沢正光著「プロフェッショナル・プレゼン」があります。これは広告代理店で長く第一線のプレゼンを担当して来た筆者が、プレゼンの準備段階から当日の展開までをポイントを絞って解説しているものです。さすがプレ…

【料理】ボルシチ風スープ

今日はトマトを使って野菜をたっぷり採れるものが食べたかったので、ボルシチをイメージして自己流でアレンジした料理を作ってみました。まずはじゃがいもとニンジンを大きめに切って、固形コンソメと一緒に水から煮立てます。一方、玉ねぎとピーマンは細か…

【汚染米事件】受領の謎

三笠フーズが汚染米を食用に転用していたことも大問題なら、現実的な利用状況も確認せずに事故米を売りつけていた農林水産省も大問題だ。しかし、それらの問題を引き起こした根本的な間違いは、なぜ農水省はそのような事故米の受領を拒否せずに買い取ってし…

【ネコ】異種格闘技戦?

スココンビの「ひな」と「きみ君」がじゃれあっている画像ですが、これを見るとアントニオ猪木対モハメド・アリの異種格闘技戦を思い出してしまいます。パンチが強そうな「ひな」が倒れこんで、グラウンド技に持ち込んでいる理由は不明ですけどね(^^; あ…

【スタバ】抹茶ラテ「京都」

スタバのコンビニ向けチルドカップ商品「ディスカバリー」シリーズの新製品「京都」が発売されました。今回は抹茶ラテなので、「京都」というネーミングは何のひねりもありませんね。ちなみに普通のラテが「シアトル」で、濃い目が「ミラノ」。そして無糖の…

【東レPPO予選】クルム伊達・最終戦へ

今年から時期が2月から9月に、そして会場が東京体育館から有明コロシアムに変更になったテニスの「東レ・パンパシフィック」。本選は火曜日からですが、9/13~15の3日間は予選が開催されています。今日はその2回戦に現役に復帰したクルム伊達公子が登場する…

【浦和-大分】無言の「赤」

試合終了後に埼玉スタジアムから浦和美園駅に向かう赤いレプリカの長い列は、まさにスコアレスドローの後の光景だった。そこには歓喜も落胆もない。何を語ってよいのか、このドローをどう評価すべきなのか、その行列の誰もがつかみかねていた。まるで葬送の…

【東京物語】小津はフェルメールの視点

実はいままで、ちゃんと見たことがなかった小津作品。NHK-hiで放送された「東京物語」と「東京暮色」を続けて見てみました。原節子や杉村春子はどちらの作品でも似たような演技でしたが、「東京暮色」では銀行支店長を演じた笠智衆が、その4年前の作品「東京…

【シュークリーム】中野・シューパティー

このお店「chou-patti」は中野にあるらしいのですが、現在のところ地下鉄南北線王子駅の改札外に臨時のショップを展開しています。ちなみにこのショップを出店している部分は、開設以来新しいショップが入ってはすぐに退店を繰り返し、今は仮設店舗を誘致し…

【映画版】20世紀少年<第1章>

ビッグコミック・スピリッツ連載時に毎週楽しみにして読んでいた、浦沢直樹原作のこの作品。映画版はキャスティングが凝っていて、原作のキャラクターの味をうまく残しているので興味津々でした。ただ、細部にまでこだわって描かれている原作をどう映画化し…

【人事の話】最新労働マーケット事情

この情報は人事部員としてではなく、転職活動をしている一求職者の立場で得たものです。もう何社もの人材エージェントと面談し、いろいろと情報交換をしていますが、昨年末から今年の春先にかけて求人件数が急激に減っているようです。エージェントを使った…

【相撲大麻問題】大嶽部屋の戦略ミス

小学生の頃は大相撲が好きで、読売新聞が出している「大相撲」という雑誌を毎回買っていた記憶があります。当時の力士では、富士桜のファンでした。小兵ながら、突き押しだけで上位陣を食っていく相撲が小気味よかった。そんな記憶を思い出しながら今回の騒…

【ナビスコ準決勝】守り切った大分

ボランチの吉村を下げてFW巻を投入する。さらにはDF吉田を入れて前線に張りつける。バヤリッツァが最前線まで上がる。ストイコビッチの取ったなりふり構わぬパワープレイは、90分を過ぎアディショナルタイムの5分が過ぎても愚直なまでに繰り返された。そ…

【ネコ】することのない午後

「ヒマだよ~ 何かすることな~い?」っていう、きみ君の声が聞こえてきそうな一枚です。することが見つからないので、ついつい惰眠をむさぼっちゃったかな? この手(前足^^;)にあごを乗せているところが、いかにもきみ君らしいところです。

【SATC】映画版は別腹?

テレビドラマ版の全94話をやっと見終わったので、遅ればせながら映画版の「Sex and the City」を鑑賞しました。有楽町の日劇の19:45開始の回は、ほとんどが女性同士のグループ。男性はほんの数名でした。映画版ではテレビドラマの時間や予算などの制約から解…

【伊豆ダイビング】川奈・南尾竜

川奈には「赤根」「かじが根」「南尾竜(みなみおりょう)」という3つの夏季限定ダイビングスポットがあり、9月7日までのオープンです。南尾竜は当初8月いっぱいだったのですが、1週間だけ延長されたという情報を聞いてショップにリクエストを出し、無事にボ…

【ナビスコ準決勝】大分、成果は十分

ホベルトをサスペンション、エジミウソンを負傷、そして西川を代表で欠いた大分は、さらに前半で上本までが負傷してしまう。鉄壁の守備陣のうち4人がいつものメンバーではなかった後半も、1失点はしたもののしっかりと守ってドローを手にすることに成功した…

【USオープン】錦織パワー負け

テニスのUSオープンでベスト8をめざした錦織圭は、残念ながらデル・ポトロにストレート負けを喫しました。ファーストセット序盤にいきなり3ゲームを連取したものの、これで相手のハートに火をつけてしまったのか、その後6ゲームを連取されてあっさり失うと、…

【USオープン】錦織ベスト16進出

テニスのUSオープンは、日本期待の新星、18歳の錦織(にしこり)圭が第4シードのフェレールをフルセットの末に破り、ベスト16進出を果たしました。男子が4大大会で活躍するのは松岡修造以来ですし、女子を含めても最近は停滞していただけに朗報ですよね。 …