#テニス

【ローランギャロス】ガウフ/ペグラ―ガルシア/ムラデノビッチ

ダブルスは「流れ」が試合を左右する。ローランギャロスの女子ダブルス決勝は、まさにそのことを時間する試合となった。立ち上がりはガルシアの動きが硬く、前衛での動きができずポーチに出られない状態が続く。ムラデノビッチもガルシアの不調を補い程では…

【ローランギャロス】車いす男女シングルス決勝

ローランギャロスの車いすテニス、シングルスの決勝は男女とも見応えのある素晴らしい試合だった。女子は上地結衣が、なかなか越えられない壁になっているデ・フロートに挑んだ。東京オリンピックではサービスゲームを有利に進められずに苦しんだ上地だが、…

【ローランギャロス】クールホフ/柴原瑛菜―エイケリ/フリーゲン

ローランギャロスのミックスダブルス決勝は、クールホフ/柴原瑛菜組とエイケリ/フリーゲン組の対戦。ファーストセットの序盤に流れをつかんだクールホフ/柴原だったが、クールホフが足を痛めたらしくリズムを乱してしまう。流れがあっけないくらいにエイケリ…

【ローランギャロス】小田凱人―ゴードン・リード

ローランギャロスの車いすテニスに、衝撃の新星が登場した。16歳になったばかりの小田凱人が、東京パラリンピックの銅メダリストのゴードン・リードに完勝してしまったのだ。序盤から伸びのあるストロークと正確なプレースメントでリードを圧倒する小田は、1…

【ローランギャロス】トムリャノビッチ/土居美咲―ムラデノビッチ/ガルシア

僕はフランス贔屓だし特にガルシアを応援しているので、普段ならムラデノビッチとガルシア側に立つところだが、単複含めて日本人選手が残り少ない状況では土居に頑張って欲しかった試合。ダブルスの実力としては圧倒的な差があるように思っていたが、トムリ…

【ローランギャロス】ツォンガ―ルード

今大会での引退を表明しているツォンガだったが、試合の序盤はフィリップ・シャトリエのスタンドに空席が目立った。しかし、ガスケの試合が終わって流れてきたのかどうかはわからないが、気が付くとほぼ満席。そして、スタンドは大いに盛り上がっていた。ヴ…

【ローランギャロス】アニシモバ―大坂なおみ

メルボルンで敗れた相手と、苦手なクレーでの対戦。大坂なおみは、この試合に何が何でも勝つという意識は見られず、リカバリーの一環くらいの捉え方だったのではないか。自分のプレーが決まらないときに、ときおり声は出していたが、意訳すると「あーもう!…

【ローランギャロス】ダニエル太郎―バレール

地元選手が相手だけに、やりづらかったことは間違いない。「ラ・マルセイエーズ」の大合唱まで湧き起ったスタンドは、明らかにバレールの応援一色だった。「グレゴワール!」のコールや「ラーラララララララ、アレ、グレゴワール」といったチャントが、ポイ…

【ATP250リヨン】綿貫陽介―デミノー

吹きすさぶ強風。そして、舞い上がるレッドクレー。選手も審判も観客も、目を開けていられない時間が続くようなコンディションの中で戦った綿貫だったが、1セットダウンとなったところでリタイアしてしまった。最近のテニス界では、突然のリタイアで試合を終…

【マイアミOP】イガ・シフィオンテク―大坂なおみ

マイアミの決勝で、ファーストセットを競り落としながらセカンドセットはベーグルでシフィオンテクに屈した大坂。その理由は、ファーストサービスが入らなくなってしまったこちにある。準決勝ではサーブが好調で、欲しいところでエースを叩き込むことができ…

【マイアミOP】大坂なおみーベリンダ・ベンチッチ

大坂が苦手にしている、同じ1997生まれのベンチッチとの準決勝。ここまで勝ち上がってきたことを「Semisssss」に絵文字を添えて、インスタで喜びを表現していた大坂なので、一戦一戦を楽しめているのだろうと感じていた。この日のなおみちゃんは、とにかくサ…

【デビスカップ】日本―スウェーデン

中国戦やエクアドル戦同様、期待されながらダブルスで敗退したマクラクラン勉と内山靖崇。ファーストセットを6-2と危なげなく取ってしまったことで、慢心はなかったのだろうか。セカンドセットをいきなりブレークダウンとされると、追いついてのタイブレーク…

【ATPメキシコオープン】西岡良仁―フェリシアーノ・ロペス

アカプルコの1回戦、西岡とフェリシアーノ・ロペスの試合は、体格は対照的ながらどちらもサウスポーという対戦だったが、、立ち上がりから締まりのない内容となった。ウィナーよりミスで決まるポイントが目立ち、ここぞというポイントが決まらない。相手も同…

【ATP500ドバイ】ダニエル太郎―ダビド・ゴファン

全豪オープンで見せた成長はフロックではなかったことを証明するかのような、新たなダニエル太郎を印象付ける試合だった。舞うような強風が吹く難しいコンディションの中、いきなり4ゲームを連取。持ち味の長いラリーから一歩踏み込んでの鋭いパッシングショ…

【全豪オープン】ナダル―メドベージェフ

予想のつかない展開。2セットダウンからの逆襲もそうだが、サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをブレイクされた直後に再びブレークを奪い、5時間半に及ぶ熱戦を勝ち切ったナダルの姿は誰にも想像できなかったことだろう。 全豪オープンの男子シン…

【全豪オープン】バーティ―コリンズ

全豪オープンの女子シングルス決勝は、地元オーストラリアのグランドスラム初制覇を目指すアシュリー・バーティがダニエル・コリンズと対戦。ファーストセットはバーティが危なげなく取ったものの、セカンドセットに入ってコリンズが立て直し、2ブレークアッ…

【全豪オープン】オジェ・アリアシム―メドベージェフ

どちらに転んでもおかしくない一戦で、オジェ・アリアシムにはストレートセットで勝ち抜けるチャンスも十分にあった。速い振り抜きで攻めるオジェ・アリアシムに対し、普段はミスの少ないメドベージェフは明らかにペースをつかめずにミスを繰り返していた。…

【全豪オープン】シンネル―ダニエル太郎

KIAアリーナの観客は、この試合を十二分に楽しんだことだろう。ダニエル太郎が、ここまでシンネルを苦しめるとは思っていなかっただろうし、それも単に相手のミスを待つ守備的な内容ではなく、攻めて抜いて落としての競り合いだ。両陣営ともに、表情をこわば…

【全豪オープン】大坂なおみ―アニシモバ

全豪オープンの女子シングルス3回戦で、大坂なおみはアニシモバと対戦。それほど悪い出来には見えなかったが、打ち負けてしまった印象がある。アニシモバの強打にラケットの面が合わない場面があったが、そのことを気にし過ぎてしまったのか、強く打つことに…

【全豪オープン】アンディ・マレー―ダニエル太郎

全豪オープンの男子シングルス2回戦で、進化したダニエル太郎がアンディ・マレーに快勝した。試合開始当初はWOWOWの実況席もダニエルが勝つとまでは思っていないような様子だったが、徐々に雰囲気が変わる。マレーは、最初のサービスゲームでは、いつものよ…

【全豪オープン】ダニエル太郎―バリオスベラ

ダニエル太郎の成長を、強烈に印象づける一戦だった。オーストラリアン・オープンの男子シングルス1回戦に登場したダニエル太郎は、バリオスベラを相手にファーストセットこそタイブレークまでもつれたものの、その後は楽勝と言ってよい展開で勝利を収めた。…

【テニス】ジョコビッチ問題の結末

アレックス・ホークがジョコビッチのビザを金曜日の夕方遅くに取り消したのは、月曜日から始まる全豪オープンに向けて、裁判に持ち込まれてもジョコビッチの利益がなくなることを想定していたのだろうと思っていた。ところが、オーストラリアの連邦裁判所は…

【テニス】ジョコビッチ問題の行方

日本では全豪オープンと呼ばれる大会に参加するために入国したオーストラリアでの手続きに関して、ジョコビッチがオーストラリア政府からビザを抹消された問題。空港での入国時点で適切な書類を提出しなかったという理由での抹消という入国管理官の判断は、…

【ATPカップ】フランス―イタリア

シドニーで開催されたフランスとイタリアの一戦で、ダブルスはロジェ・バセラン/マルタン組がベレッティーニ/シンネル組と対戦した。ベレッティーニはシングルスに次ぐ連戦となったが、すでにシングルスで2勝しているイタリアがポイントを稼ぐべく全力で臨ん…

【WTAファイナルズ】青山/柴原―メリチャー/シュールス

グアダラハラで開催されているWTAファイナルズに進出した青山修子と柴原瑛菜。初戦はのびのびとプレーしている印象だったが、ラウンドロビンの2戦目はちょっと堅い感じになっていた。いきなりブレークを許す展開だったが、セット終盤でひっくり返す。そして…

【USオープン】ラドゥカヌ―フェルナンデス

テニスのUSオープン女子決勝で、10代同士の対戦となったのは1999年のセリーナとヒンギスの対戦以来。さらには史上初のノーシード同士の対戦でもあり、ラドゥカヌは予選上がりでのファイナリストとなったことも、この決勝を盛り上げる要因になった。フェルナ…

【TOKYO 2020】車いすテニス 上地結衣―デフロート

素晴らしい決勝戦だった。現時点の実力を考えれば上地がデフロートに勝つ可能性はかなり低かったので、正直なところ上地に金メダルを期待してはいなかった。ファーストセットでは、やはり予想通りの内容でディーデ・デフロートが圧倒的な強さとうまさを見せ…

【TOKYO 2020】車いすテニス 国枝慎吾―エフベリンク

フェデラーに言わせた「日本には国枝がいるじゃないか」や、呪文のように自分に言い聞かせる「俺は最強だ」という言葉で語られることの多かった国枝慎吾。東京パラリンピックでは、車いすテニスのプレーそのもので堪能させてくれた。決勝のエフベリンク戦で…

【USオープン】大坂なおみ―ボウズコバ

久しぶりにWOWOWの中継で見る大坂なおみの表情は明るく、プレーはパワフルでエネルギーがみなぎっていた。ボウズコバも決して悪いプレーではなかったのだが、大坂を追い込んでもサービスエースで切り抜けられてしまうのでは、活路を見出すのは難しかったこと…

【TOKYO 2020】車いすテニス 上地結衣/大谷桃子

NHKのライブ配信を見ていて、選手入場のところから気になっていた。上地の表情が硬く、大谷もそれにつられるようにこわばっていて、二人の間で会話がまったくないように見えたのだ。オリンピックの大坂なおみと同じ最終点火者を担い、シングルスではすでに初…