【ブルーノ・マーズ】@東京ドーム1/18

今回のブルーノ・マーズの来日公演は1月11日のSSと18日のSが当たっていて、18日の方はリセールしようと思っていた。ところがリセール対象外で身近な譲渡先も見つからなかったので、2回目の参戦となった。同じミュージシャンのツアーに複数回参戦するのは、生まれて初めてだ。東京ドーム1塁側の角度のあるところだったが、列の端だったので見やすかったし、踊りやすかった。

開演前に、僕の前の席に間違って座っていた親子が指摘されて移動する際にペットボトルのお茶を盛大にぶちまけてしまい、それが足にかかったその席のチケット保有者とトラブルに。クリーニング代まで請求するくらい怒っていたが、親子の方は誠実に清掃したり謝罪したりしていた。とりあえず収まった後に係員がチケット保有者に「楽しんでくださいね!」と心からのメッセージを伝えていたのが印象的だった。非常に優れたカスタマーサービス対応だったと言える。

セットリストはほぼ同じだったが、11日にはやらなかった"Chunky"はスタジオ版で聴くよりグルーヴ感が数段増し、会場もノリノリに。まあ、開始直後からオーディエンスの盛り上がりは11日とは段違いで、ブルーノもMCで「今日が5日目だけど、どんどん反応が大きくなっている。君たちはthe loudest crowdだよ」と言っていた。"Merry You"からの「ヘビーローテーション」やキーボードソロの「First Love」も情報が知れわたっているので、海上の一体感もすごかった。ちなみに、11日のキーボードソロは米津の「Lemon」だったが、オーディエンスには歌いにくかったにかもしれない。

オーディエンスのスマホで創り出す会場のライティングで、雰囲気も最高潮に。ブルーノも自身もうれしそうだった。終盤の”Locked Out of Heaven"と"Just the Way You Are”では名残惜しさが強まり、アンコールの"Uptown Funk"ではすでに2日間のライブ全体の余韻すら感じていた。

ステージの照明が落ち、客電が点くまでのタイミングで席を離れ退出。2階席は先に出られるとは言え、ドームの回転扉を抜けるのに時間がかかる可能性があるので、無駄な時間は使いたくない。1塁側だったこともあり、人が少ないうちに後楽園駅に到着することができた。