エンタテイメント

【映画】My Big Fat Greek Wedding 2

「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」という邦題がつけられた2002年の作品は、原題では「My Big Fat Greek Wedding」と「ギリシャの」という意味の形容詞がついています。今回のミラノ旅行のパリから羽田への帰国便で、日本未公開の続編「~2」を見まし…

【映画】君の名は。

この週末は「シン・ゴジラ」を見ようと思っていましたが、Facebookの同僚のページに意外な別の同僚が絡んで盛り上がっていた「君の名は。」が妙に気になって西新井のTOHOシネマズの朝イチの回を見ました。朝9時開始ということもあって、当日起きてからのネッ…

【映画】ジュラシック・ワールド

こんなテーマパークというか動物園があったら、絶対大人気になるだろうというくらい魅力的なジュラシック・ワールド。ただ、映画の作りとしては、いろいろ盛り込みすぎていて焦点がボケてしまったのが残念です。ホラーの要素もある一方、社会派ドラマとして…

【映画】マネーモンスター

「マネーモンスター」という作品は、最初まったく興味がなかったのですが、JALの機内誌の解説文を読んで俄然見たくなりました。ジョージ・クルーニーが株式投資のアドバイス番組のMCを演じるのですが、タモリのようなみのもんたのようなキャラクターで、好感…

【映画】マイ・インターン

ミラノに向かうJALの機内で見た「マイ・インターン」は、僕の周囲では結構評判がよかったのですが、率直に言ってリアリティに欠けていた印象です。ロバート・デ・ニーロのシニアインターンはありそうですが、アン・ハサウェイのCEOは正直あり得ません。まる…

【映画】栄光のランナー

スカパーオンデマンドの先行試写会で見た「栄光のランナー/1936ベルリン」は、スポーツ映画というよりは人種差別問題にフォーカスを当てた硬派で見応えのあるドラマでした。1936年のベルリン・オリンピックはヒトラーとナチの宣伝に使われたと言われる大会…

【ドラマ】シリコンバレー

huluで配信しているドラマ「Silicon Valley(シリコンバレー)」が、なかなか面白くてハマっています。ITベンチャーのスタートアップを扱ったコメディですが、資金調達とか開発言語とか雇用契約とか、とにかくリアルをベースにしながら茶化しているので、事…

【映画】天才スピヴェット

コメディ・ドラマだと思って見始めた映画「天才スピヴェット」は、実はロードムービーだったのです。僕がこれまで見た映画の中でベストともいえる作品の「パリ、テキサス」も、同じようにロードムービー。そこまではいかないものの、この作品も僕の好みに合…

【映画】サンバ

フランス映画「最強のふたり」の監督&脚本を担当したエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュが手掛けた「サンバ」を、主演女優のシャルロット・ゲンズブールにも惹かれて見てみました。かつてのシャルロットは独特の雰囲気を持った女の子を演じさせると…

【芸劇】ロベール・ルパージュの887

池袋の東京芸術劇場プレイハウスで、ロベール・ルパージュの「887」を鑑賞しました。ルパージュはMETオペラやシルク・ド・ソレイユの演出も担当しているカナダ人の演出家ですが、20年くらい前に東京グローブ座で彼が野村萬斎を起用した「テンペスト」を見た…

【映画】トランボ

スカパーオンデマンドで先着500名の先行試写会の情報を見つけてログインしてみたものの、なかなか映像が始まらないので定員オーバーかと思いきや、実はパスワードを間違えていただけだった。 「トランボ」はアカデミー主演男優賞にもノミネートされた作品だ…

【映画】A Film about Coffee

渋谷のコーヒースタンド「The Local」では今日と明日の計10回、コーヒーをテーマにした映画「A Film about Coffee」の上映会が開催されています。11時からの1回目に参加しましたが、観客は3人だけでゆったりと落ち着いた雰囲気で鑑賞できて、すっかり寛ぎま…

【コミック】BLUE GIANT第8巻

ジャズ・プレイヤーを目指してテナーサックスを吹く宮本大を描くストーリー「BLUE GIANT」の第8巻は、またしても行間に音が満ちていた。サックスというと華麗にメロディを奏でる印象があるが、ビッグバンドなどではリズムを刻むことも多い。そんな音の違いが…

【コミック】グッドナイト、アイラブユー②

以前、たまたま新宿の紀伊国屋書店で第1巻を見つけた読んだ「グッドナイト、アイラブユー」。発売になったはずの第2巻がなかなか見つからなかったのですが、上野の駅ナカで発見しました。今まで青年コミックのコーナーで探していたのですが、あったのは女性…

【映画】ゴーン・ガール

この映画を見終わった後の率直な感想は、「怖い」の一言だった。ロザムンド・パイク演じる妻のエイミーの狂気ともいえる戦略は、何とも言えない恐怖感を覚えさせる。夫がベン・アフレックという呑気な真面目男というキャスティングは見事にハマっていて、展…

【映画】スポットライト

Huluのオンライン試写会に当選したので、「スポットライト」の字幕版を見ることができました。アカデミー賞の作品賞と脚本賞を受賞していたのでかなり興味を持っており、その意味ではラッキーでしたね。派手な演出はなく淡々と展開するドラマですが、そこが…

【映画】アイリス・アプフェル

Facebookで友人が紹介していた映画「アイリス・アプフェル(原題:Iris)」を、有楽町の角川シネマで鑑賞。ドキュメンタリーの主人公アイリスは、94歳のニューヨーカーにしてファッション・コレクターの豪快なおばあちゃん。彼女のセンスは僕とはまったく違…

【アカデミー賞】マッドマックスの意外

日本ではレオナルド・ディカプリオの主演男優賞受賞ばかりが取り上げられているが、今年のアカデミー賞の目玉は「マッドマックス」が6部門でオスカーを手にしたことだろう。録音や美術、音響などといった装置系を軒並みかっさらったのだが、俳優陣や監督、作…

【映画】ベイマックス

ベイマックスのビジュアルだけ見て、「この映画は何が面白いのか?」という疑問を抱いていました。しかし、実際に映画を見ると、ストーリーには無理があるものの、ファンタジーとしては十分楽しめる内容でした。ハートウォーミングでありながら、生命を結構…

【世田谷文学館】浦沢直樹展

東京・芦花公園の世田谷文学館で開催中の浦沢直樹展「描いて描いて描きまくる」を楽しみにしていました。文学館のホームページをチェックしてみると、ローソンの端末で時間指定のファストパスを購入できるとのこと。そんなに混んでいるのかとドキドキしなが…

【映画】マダム・マロリーと魔法のスパイス

あまり期待しないで、予備知識もなく見た「マダム・マロリーと魔法のスパイス(原題:The Hundred-foot Journey)がとても面白くて、最後まで引き込まれたままでした。インド人の一家がムンバイを離れ、ヨーロッパを放浪しながら南フランスにたどり着き、そ…

【ヤマザキマリ】リスボン日記

OAZOの丸善で別の本を捜していたときに、たまたま出会った「ヤマザキマリのリスボン日記 テルマエは一日にして成らず」。この作品は、「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリがmixiに書いた文章をまとめ直したものです。 あまり予備知識がなかったのですが、彼…

【ドラマ】コバート・アフェア シーズン4

シーズン2まではBSのD-lifeで放送されていたのに続かなくなってしまい、このシーズンはHuluで見ることになりました。最初は天然系のお間抜けスパイだったアニー・ウォーカーが、すっかり策士っぽくなってしまいましたね。突っ走ってしまうのは相変わらずだし…

【映画】インターステラー

この作品は、マシュー・マコノヒーやアン・ハサウェイ、マイケル・ケイン、マット・デイモンといった大物を起用している割には抑え目な序盤から物語が始まります。僕にとっては、マシュー・マコノヒーがあまり好きではないので、なかなか感情移入しづらい展…

【バレエ】ミハイロフスキー劇場の白鳥

東京国際フォーラムのホールAで、ミハイロフスキー劇場バレエの「白鳥の湖」を見てきました。バレエは3年前にパリのバスティーユでパリオペのシンデレラを見て以来です。大晦日にテレビ東京でシルヴィ・ギエムの引退公演でもあるジルベスターコンサートを放…

【映画/料理】「シェフ」のチーズトースト

録画して見た映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」は、監督のジョン・ファヴローが主演も務めていることもあって一見地味な印象ですが、脇をダスティン・ホフマンやスカーレット・ヨハンソンらがしっかり固めていて、骨太な印象に仕上がっています…

【スターウォーズ】フォースの覚醒

いよいよ全世界同時公開を迎えた「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。僕にとっては、待った甲斐があったとしか言えないほど満足した内容だった。新たな主人公であるレイの物語であることは間違いないが、これから続くエピソードに向けて旧シリーズからの…

【鈴木光司】ブルーアウト

「リング」「らせん」を書いた鈴木光司の新刊「ブルーアウト」を読了しました。トルコの軍艦・エルトゥールル号が和歌山県串本沖で難破し、69名が地元民に救助された史実を描いた内容です。イラン・イラク戦争の際に在イラン邦人の脱出のために、JALすら拒ん…

【東野圭吾】人魚の眠る家

東野圭吾の新刊「人魚の眠る家」を読了しました。扱っているテーマは医療絡みの重いものなので、ちょっと身構えてしまうのですが、東野が語りたかったことは「自分の価値観からの解放」なのだと感じました。固定観念に凝り固まらずに視点を変えてみたら、も…

【コミック】プリニウス

「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリが、とり・みきと組んだコミック「プリニウス」をたまたま書店で見かけました。僕は昔からとり・みきのファンで、彼の描くシンプルでシニカルなキャラクターや特撮映画を思わせるようなコマが好きなのです。手塚治虫のよ…