#映画祭

【オンライン映画祭】We Are One

10日間にわたるオンラインの国際映画祭「We Are One: A Global Film Festival」がYouTubeで開催されており、東京国際映画祭も参加している。時間によって異なる作品を配信しているようだが、僕が見たのはVenice Film Festivalから出展されている31分の「No O…

【アカデミー賞】パラサイト強し

前評判では「1917」が一歩出ていた印象だったが、ふたを開けてみれば「パラサイト」の圧勝だった。全体的に地味な印象なのは、Netflixの勢力が拡大してきたからなのかもしれない。派手なスターを売り出すより、演技派やベテランを重用した結果ではないだろう…

【アカデミー賞】ラミのスピーチ

今年のアカデミー賞授賞式で最も印象に残ったのは、主演男優賞を獲ったラミ・マレックのスピーチだった。エジプト移民だった自らの半生をボヘミアン、つまり放浪の民と重ね合わせ、クイーンをはじめ今回の栄誉に道をつけた人たちに感謝を述べたのは感動的だ…

【アカデミー賞】デル・トロ圧勝

第90回となったアカデミー賞授賞式は、コンパクトにまとまってテンポよく進むショーだった。昨年は作品賞の受賞者を取り違えるという前代未聞のミスが起きてしまったが、今年はそのミスをネタにしてしまうあたりはさすがアメリカだ。ウォーレン・ベイティと…

【アカデミー賞】前代未聞のミス

LAのドルビーシアターで開催されたアカデミー賞授賞式は、前代未聞の幕切れとなった。作品賞のプレゼンターを務めたウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに託された封筒は主演女優賞のものだったとの説明だったが、使い終わった封筒が再度戻されること…

【アカデミー賞】マッドマックスの意外

日本ではレオナルド・ディカプリオの主演男優賞受賞ばかりが取り上げられているが、今年のアカデミー賞の目玉は「マッドマックス」が6部門でオスカーを手にしたことだろう。録音や美術、音響などといった装置系を軒並みかっさらったのだが、俳優陣や監督、作…

【アカデミー賞】充実のパフォーマンス

今年のアカデミー賞授賞式は、結果だけ見ると本命不在の中で分散した受賞となりました。その中でも一番印象的だったのは、主演男優賞のエディ・レッドメインのスピーチ。ホーキング博士という難しい役を演じたからこそ舞い込んだチャンスということをしっか…

【アカデミー賞】ゼロ・グラビティ強し

今年のアカデミー賞のMCは、7年ぶりとなるエレン・デジェネレス。この人、結構際どいブラックなネタで笑いを取るので、大丈夫なのかとちょっとハラハラしてしまいます。途中で宅配ピザをオーダーして、客席で配って歩いたり、その代金を回収したりといかにも…

【アカデミー賞】ショー要素が増強

第85回アカデミー賞の授賞式は、ミュージカルの要素がふんだんに織り込まれてショー要素の強いものとなっていました。「シカゴ」が作品賞を受賞したのは、もう10年も前なんですね。「オール・ザット・ジャズ」を皮切りに、「ドリームガールズ」のナンバーか…

【アカデミー賞】オクタヴィアに感動

グラミー賞とアカデミー賞、それぞれの授賞式を比較してみると、グラミーの方がセンスのよい演出をしているのに対し、アカデミーは老人の自己満足っぽさが否めません。ビリー・クリスタルのMCも内輪ノリだし、人種問題に触れそうなスレスレのオヤジギャグは…

【アカデミー賞】授賞式雑感

今年のアカデミー賞授賞式で一番気になったのは、これまでプレゼンターが決まり文句として使っていた「And the Oscar goes to~」ではなく、「The winner is~」と発表していたことでした。歌曲賞のプレゼンターを務めたマイリー・サイラスとアマンダ・セイ…

【アカデミー賞】「おくりびと」受賞

ロスアンゼルスのコダック・シアターで行われた、第81回アカデミー賞授賞式。外国語映画賞に輝いたのは、滝田洋二郎監督の「おくりびと」でした。僕はこの作品を見ていないのですが、日本らしい題材を扱った日本映画が受賞したことは喜ばしい限りですね。滝…