#観劇

【アイルランド旅行記】リバーダンスを観劇

ダブリンでの一番の目当てはフェルメールの展覧会でしたが、リバーダンスの公園が思いのほか印象に残ったので、まずはこちらから記事にします。ガイエティシアターは古い建築ですが、バーも併設された本格的な劇場。僕の席はドレスサークルの1列目なので、2…

【別世界カンパニー】幕末純情伝

高円寺の明石スタジオで、別世界カンパニーの「幕末純情伝」を見ました。知人が出演していたのですが、つかこうへいの戯曲で牧瀬里穂の主演で映画化もされている作品です。沖田総司が女性だったという設定で、小栗忠順や土方歳三、坂本龍馬、西郷隆盛らと絡…

【芸劇】ロベール・ルパージュの887

池袋の東京芸術劇場プレイハウスで、ロベール・ルパージュの「887」を鑑賞しました。ルパージュはMETオペラやシルク・ド・ソレイユの演出も担当しているカナダ人の演出家ですが、20年くらい前に東京グローブ座で彼が野村萬斎を起用した「テンペスト」を見た…

【バレエ】ミハイロフスキー劇場の白鳥

東京国際フォーラムのホールAで、ミハイロフスキー劇場バレエの「白鳥の湖」を見てきました。バレエは3年前にパリのバスティーユでパリオペのシンデレラを見て以来です。大晦日にテレビ東京でシルヴィ・ギエムの引退公演でもあるジルベスターコンサートを放…

【ポートランド旅行記】ミュージカル「Soul Harmony」

ポートランドは舞台芸術が盛んな街でもあり、人口の割に劇場の数が多くあります。今回訪れたアントワネット・ハートフィールド・ホールには5つのステージがあって、様々なパフォーミングアーツを楽しめます。僕が鑑賞したのは地元の「スタンプタウン・ステー…

【虚構の劇団】ビー・ヒア・ナウ

虚構の劇団は、サードステージの鴻上尚史が主宰する若手劇団。そして「ビー・ヒア・ナウ」は24年前に第三舞台が初演した作品です。今回は鴻上が脚本を大幅に改訂し、映画監督の深作健太が演出を担う新しいバージョンということで興味を持ちました。会場は池…

【トニー賞】秀逸なパフォーマンス

今年からWOWOWで中継することになったトニー賞は、ミュージカルを含む演劇を対象としたアワードです。ニューヨークのラジオシティで開催され、それ自体がひとつのパフォーマンスになっています。MCのヒュー・ジャックマンが飛び跳ねながら入場し、舞台裏のゲ…

【ミュージカル】アメリカン・イディオット

グリーンデイのアルバム「アメリカン・イディオット」を中心に「21世紀のブレイクダウン」からの楽曲を交えて構成したミュージカルの来日公演を、東京国際フォーラムで鑑賞しました。当日券だったのですが、前から6列目の上手側の席でした。かなり空席が目立…

【天王洲銀河劇場】テイキングサイド

天王洲アイルの銀河劇場で、名指揮者フルトヴェングラーがナチと関わっていた疑惑を尋問する米軍将校を描いた芝居「テイキングサイド」を鑑賞しました。フルトヴェングラーを演じるのは平幹二朗。年齢を感じさせない迫力ある発声に裏打ちされた絶対的な存在…

【NODA MAP】エッグ@WOWOW

気づいたのが遅かったので、劇場で見ることができなかったNODA MAPの「エッグ」。当日券も出ていたようなのですが、さすがに会社帰りに立ち見とか仮設席では辛いので、あきらめました。幸いにもWOWOWで録画中継してくれたので、見ることができたのでした。 …

【シアターオーブ】ミリオンダラー・カルテット

渋谷のヒカリエにオープンした東急シアター・オーブ。今日は会社のイベントで、ミュージカル「ミリオンダラー・カルテット」を鑑賞してきました。14時開演のマチネでしたが、年配客を中心にかなり埋まっています。エレベーターで11階に上がり、そこからエス…

【オペラ座の怪人】25周年記念公演inロンドン

WOWOWで放送されたミュージカル「オペラ座の怪人」25周年記念公演は、僕が実際に観劇したハー・マジェスティック劇場ではなくロイヤル・アルバート・ホールでの収録でした。ダンサーやオーケストラも通常よりパワーアップし、舞台装置も特別仕立ての豪華版で…

【オペラ】ピーターブルックの魔笛

さいたま芸術劇場で、ピーターブルック演出による「魔笛」を鑑賞しました。もちろん魔笛はモーツァルト作曲によるオペラですが、このステージはピアノ伴奏1名、歌い演技もする歌手7名とストーリーテラーのような位置づけで演技のみ担当する役者2名の計10…

【第三舞台解散公演】深呼吸する惑星

<ネタバレあります> 10年間の沈黙を破ってのステージが「解散公演」となった第三舞台。うかつにも情報をまったく知らなかったので、すでに東京公演は終了していました。しかし、千秋楽の福岡公演最終日を全国の映画館でライブビューイングしてくれることを…

【パリ旅行記】ミュージカル「ドラキュラ」

とにかく衝撃的なミュージカルでした。何かステージを見たくてネットで検索しているときにたまたま引っ掛かったのですが、見てよかったです。フランス語(正確にはカナダ・ケベック方言らしい)のコメディなのでストーリーはほとんど理解できなかったけれど…

【東京グローブ座】ロコへのバラード

大雨の中、新大久保の東京グローブ座でアルゼンチンタンゴのショーを観劇しました。「ロコへのバラード」というタイトルで、バンドネオンとヴァイオリン、ピアノなどの生演奏にダンスを芝居仕立てで見せてくれます。昨日11/17が初日なので、まだ幕が開いたば…

【演劇】月の子供@本多劇場

ミュージカルを見る機会はあったのですが、ストレートプレイはごぶさた。それに本多劇場を含め下北沢での観劇は初めてとあって、ちょっと勝手をつかむのに時間がかかりました… 今夜観た芝居は、「アンフェア」「チェケラッチョ!!」の原作を書いた秦建日子の…

【ミュージカル】ダンス・オブ・ヴァンパイア

帝国劇場で上演されているウィーン発ミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」を鑑賞してきました。実は9年前にウィーンのライムント劇場でオリジナル版を見たので、比較して楽しむことができました。この作品はポランスキー監督が映画化したこともある原…

【ミュージカル】欧州の劇場

海外で、ライブのエンターテイメントを楽しむのが好きです。歌モノは、やっぱりオリジナルの言語が一番しっくりくるように出来ているし、観客の反応にも土地柄が出るのでおもしろいです。それに海外、特にヨーロッパの劇場は風格があって、それだけで気分を…

【電車男】舞台版は邪道?

WOWOWでやってた「電車男」の舞台版を見て、複雑な気持ちになった。ネットの住人を長屋風に並べるセットは、まあ舞台としては定番だろう。問題は、その中央に置かれたスクリーンで4分割にしたり、字幕を入れたりする演出。確かにこのストーリーを舞台として…

【ミュージカル】モーツァルト!

このミュージカルはロンドンのウェストエンドものでも、ニューヨークのブロードウェイものでもなく、ウィーン発なんです。僕は8年くらい前にウィーンで「エリザベート」と「ダンス・ウィズ・ヴァンパイヤ」を観て来たんですが、この作品はエリザベートと同…

【バレエ】ローザンヌの今後は

スイスで開かれる、若手バレエダンサーの登竜門「ローザンヌ国際バレエコンクール」の放送を見逃してたんだけど、やっと昨日の深夜に再放送で見ることができた。未完成ながら、手足の長さや身体能力の高さ、表情など伸びる要素を持った若手の演技は、いつも…