【映画】ベイマックス

ベイマックスのビジュアルだけ見て、「この映画は何が面白いのか?」という疑問を抱いていました。しかし、実際に映画を見ると、ストーリーには無理があるものの、ファンタジーとしては十分楽しめる内容でした。ハートウォーミングでありながら、生命を結構骨太なテーマとして扱っています。

ベイマックスと主人公の別れが、生物の死とはまた違う気持ちで捉えている自分に気がついたときに、自分の意志では再生できない生物というものの特徴にあらためて気づかされたのです。いわゆる「ゲーム脳」も同様で、簡単にリセットできるからこそ安易にゲームオーバーを迎えられるのですよね。それが現実の死にはつながらないはずですが、そうでなくなってしまう局面があることも事実なのだと認識すべきでしょう。

まあ、そんな難しいことを考えなくても、この作品は気軽に楽しめます。僕にとって、ベイマックスマジンガーZのようでもありましたが…