【東レPPO予選】クルム伊達・最終戦へ

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今年から時期が2月から9月に、そして会場が東京体育館から有明コロシアムに変更になったテニスの「東レ・パンパシフィック」。本選は火曜日からですが、9/13~15の3日間は予選が開催されています。今日はその2回戦に現役に復帰したクルム伊達公子が登場するということで、有明まで行ってきました。

実は予選は入場無料なのですが、タダでクルム伊達と世界ランク48位のデラクア(オーストラリア)の一戦が見られるとあって、センターコートbjリーグ以上に観客が入っていました。試合内容のレベルも高く、「伊達」というネームバリューを抜きにしても十分に楽しめる緊迫したゲームでした。

ファーストセットは3-6でデラクアに先取されます。クルム伊達はサーブが不調で、リターンゲームの方が安定している状態。ブレイク合戦の末に落としてしまいました。セカンドセットに入ると、お互いがしっかりとサービスキープしはじめます。クルム伊達の持ち味であるライジングショットは健在で、バウンドして上昇する途中を叩き、ネットのトップすれすれを狙うテクニックが光っていました。

このセットを6-3で奪うと、ファイナルセットも危なげなく6-3で連取して、見事な逆転勝利。これで明日15日に、本選出場を賭けてウォズニアク(カナダ)と対戦します。「現役復帰してもツアーに出る気はない」と語っていたクルム伊達ですが、ここまで戦えれば気も変わってくるでしょうね。

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