サッカー/スポーツ

【トリニータ】藤本が神戸に移籍

どんな条件のオファーかが不明だが、地元関西のクラブでイニエスタやビジャのアシストを受けるチャンスがあるというだけでも藤本には魅力的だったことだろう。代表には興味がないようなことを言っていたが、大分にいるよりもチャンスが広がるかもしれない。…

【鳥栖―大分】妥当なドロー

勝利に値する内容ではなかったから、追いつかれてのドローで十分だろう。それほどまでに、大分は攻守ともに形になっていなかった。縦パスが入らない原因の一つに、DFが利き足で無難なパスを蹴ってしまうことがある。右の岩田が右足で、左の三竿が左足で蹴る…

【Citiオープン】西岡―ゴファン

序盤からゴファンのショットには、冴えが見られなかった。サーブもストロークも勢いがなく、高低を考えて打ち分ける西岡が押す展開となった。それでも要所を締めるゴファンがファーストセットのタイブレークを制したが、セカンドセットはゴファンの気持ちが…

【トリニータ】川崎戦再考

大分トリニータの川崎戦での敗戦の要因は、中盤のアンカーのポジションがぽっかりと空いてしまったことがと先日の記事に書いた。このことについて、もう少し掘り下げてみたい。試合の序盤には、前田が高い位置で川崎のパスをカットし、ショートカウンター気…

【川崎ー大分】中盤に空いた穴

いい形ができていた前半にゴールが欲しかったとか、接戦の勝敗を分けるのはミスだとか、結果論としては何とでも言える。しかし、大分にとってこのゲームの敗因は、中盤のいわゆるアンカーの位置にぽっかりと空けてしまった穴だった。決勝点を奪われたのは前…

【楽天カップ】バルセロナーチェルシー

中盤を潰し合うタイトなサッカーもそれなりに面白いのだが、十分にあるスペース「ふんだんに使うサッカーは見ていて楽しいものだ。J2下位の対戦になるとプレスとカウンターの応酬で、どちらかのチームを応援していないと楽しめないと思う。昨日のバルサとブ…

【ウィンブルドン】望月がジュニア男子で優勝

フェデラーとジョコビッチの熱戦が始まるころ、車いすテニスの国枝慎吾は厳しい戦いをしていたが、ジュニア男子の望月慎太郎はヒメノバレロを決勝で下して優勝を果たした。その戦いぶりは見事で、連戦の疲れも膝の痛みもある中で攻めまくり、押し切って勝っ…

【Jリーグ】オフサイド判定について

浦和―横浜M戦のオフサイド問題について一言。リプレイでは仲川のポジションばかり気にしているが、遠藤と宇賀神の関係も重要。遠藤はDFラインの裏に抜け出していたところに宇賀神が戻ってきていたので、遠藤の方が前にいたなら彼のパスがマイナスでない限り…

【大分―札幌】負傷者続出の中の勝利

負傷者が続出しているという情報は得ていたが、藤本までベンチスタートとは思わなかった。この苦しい選手起用の中ではあったが、小手川と小塚はシャドーというよりもインサイドハーフのように使うことで、逆に中盤に厚みを持たせるというポジティブに考えら…

【ウィンブルドン】錦織―ジョンソン

テニスには流れがあって、それをつかむかどうかで勝敗が決まる。観戦している側も、その流れの変化点に着目すると、違った楽しみ方ができる。ウィンブルドンの男子シングルス3回戦、錦織圭とスティーブ・ジョンソンの試合は、ファーストセットでまずジョンソ…

【横浜―大分】プランBの不在

横浜のサッカーが上手だった。それ以上でもそれ以下でもないゲームであったが、大分は先制された場合のリカバリーを想定できていなかったように見えるところが悔やまれる。天皇杯とのターンオーバーも中途半端で、負傷者の影響もあるとは思うが、天皇杯と今…

【ウィンブルドン】西岡-ティプサレビッチ

いよいよウィンブルドンが開幕して、初日に西岡良仁が登場。長いブランクから復活途上のティプサレビッチと対戦した。ところどころ良いショットを見せる西岡だったが、全体的にリターンが浅く、闘志溢れるティプサレビッチに攻め込まれた。ネットプレーがハ…

【大分―浦和】ハマって快勝

前回の対戦はかなり昔の話にはなるが、3-0から4点奪われて逆転負けを喫しているだけに、その雪辱を果たして欲しかった。オナイウと伊藤が契約の関係で出場できない中、スタメンには後藤が起用されてチャンスを作り、そして交代出場の小林がとどめを刺した。…

【女子ワールドカップ】日本―オランダ

後半35分の籾木のシュートが決まっていれば、日本は勝ち切れただろう。そして、それを止めたオランダのGKファン・フェーネンダールの反応が素晴らしかったということで、拍手を贈るしかない。セットプレーからの失点も、熊谷のハンドもやむを得ないプレーだ…

【神戸―大分】スタメンの謎

ハーフタイムで下がった庄司も、後半すぐに下がった島川も、確かに前半の出来は良くなかったが、ある意味前節と同様のプレーをしていたにすぎない。そう考えると、片野坂監督はなぜこの二人をスタメンで送り出したのだろうか。ここに最初から刀根と長谷川を…

【コパアメリカ】日本―ウルグアイ

Jリーグを中断しない日程で招集したメンバーで、本気のウルグアイ相手に2度先行して結果的にドロー。素晴らしい成果だと言える。大分サポーターとしては岩田智輝の代表初キャップがうれしかったが、ポジショニングでは十分機能していたと感じた。クロスの精…

【女子ワールドカップ】日本―イングランド

菅澤も長谷川もいない布陣からは、この試合に勝つ意欲がそれほど高くないことをうかがわせていた。それはそれで構わない。グループリーグは勝ち抜ければよいのだし、ピークをこんなところに持ってくる必要もない。ただ、連携の部分でこれだけミスが続いては…

【大分―名古屋】ラッキーなドロー

ドローに追いつかれた後は、何とかしのいでドローに持ち込んだ。鈴木はしっかりジョーを抑えていたが、名古屋がフォーメーションを変えたことで庄司のところが狙われた形になったのは想定外だったのだろうか。他にオプションのない状況だったので、ドローで…

【女子ワールドカップ】スコットランド―日本

女子サッカーのワールドカップ・フランス大会は、初戦でアルゼンチンと引き分けたなでしこJAPANに対するメディアの報道が「崖っぷち」というような見出しで、非常に違和感が大きかった。このような重要な大会のグループリーグ初戦で最重要なポイントは「負け…

【ローランギャロス】錦織―ペール

ローランギャロスの男子シングルス4回戦は、錦織の1セットアップでサスペンデッド。第4セットからの再開となった。錦織はこのセットで終わりたいだろうが、ペールは当然あと2セットやるつもりで乗り込んでくる。だから、このセットで決めないと錦織は苦しい…

【東京―大分】地力の差は歴然

味の素スタジアムで東京ー大分戦を観戦した。大分としては戦術的にはやれることはやった感があるが、トラップやルーズボールの処理、パススピード、判断の速さといった個のスキルは差が歴然。もう一度、出直しということだろう。特にゲームメイクを担ってい…

【ローランギャロス】大坂―アザレンカ

仕事を終えて帰宅すると、すでに大坂なおみの1セットダウン。妻の話では終盤盛り返したものの序盤はダメダメだったとのことで、セカンドセット第4ゲームのトリプルでのブレークポイントを取り切れなかったところで敗戦を予感していた。しかし、素晴らしい組…

【ローランギャロス】エルベール―メドベージェフ

いわゆる「全仏オープン」ことローランギャロスが開幕して、1回戦でピエール・ユーグ・エルベールとダニール・メドベージェフが対戦した。昨日、ダブルスを組むことが多いニコラ・マウが2セットダウンからチェッキナートに逆転勝ちしていたのだが、エルベー…

【大分―川崎】育成では済まない

川崎、東京、名古屋と続く上位との3連戦初戦で、片野坂監督はまたしても高畑を起用した。前節とは違い左アウトサイドではあったが、失点の場面で飛び込んできたマギーニョへの対処が遅れ、フリーでシュートを打たれてしまった。攻撃面では光るものがある高畑…

【サッカー日本代表】大分から岩田と小島が

コパ・アメリカの日本代表に、大分トリニータから岩田智輝と小島亨介が選出された。小島はもともと東京オリンピック世代としてはレギュラークラスなので当然ともいえるが、J3時代にレギュラーをつかんでJ1に舞台で堂々としたプレーで大分の躍進を牽引する岩…

【ルヴァン杯】C大阪―大分

大分の完敗というほどではないが、ソウザの個人技でねじ伏せられてしまった印象だ。片野坂監督はこの試合で何をしたかったのだろうか。ルヴァンカップをあきらめて、最後の実験の場にしたのであれば、そおれなりに意味はあったと思うが、アウトサイドの左右…

【大分―清水】ホームの芝なのに

ホームスタジアムの芝に、これだけてこずるのは何故なのか。試合が始まってすぐ思い出したのは、1年前の甲府戦。長い芝目にパススピードを殺され、甲府の速いプレスから6失点したあの試合だ。しかし、あのときはアウェイの中銀スタジアム。今回はホームだけ…

【BNLイタリア国際】シュワルツマン―錦織

ローマのマスターズは、雨の影響で木曜日に2試合をこなした錦織圭だったが、その疲れは残っていたようだ。体のキレが悪く、サイドラインを割ってしまうアンフォーストエラーを連発していたが、それ以上に頭が疲れていたのではないだろうか。集中できていない…

【湘南ー大分】持たせて勝つ

前半のボールポゼッションは圧倒的に湘南で、大分のゴール前に迫られるシーンが多かったが、それは悪いことではないと思っていた。ここまでの試合では、ポゼッションが高いゲームほど結果が残せていない。下手に持たされるより、カウンター勝負で十分だから…

【ルヴァン杯】大分ー神戸

単なるターンオーバーではなく、勝とうとする意識がサブの選手までみなぎっていたという意味で素晴らしいゲームだった。後藤のターンもスキルフルなものだったが、ティティパンのプレスからのゴールも彼らしさが表現されていた。すかさず福森のために「揺り…