実践の英語
Flickr(フリッカー)というサイトをご存知でしょうか? もともとカナダではじまった、自分で撮影した写真を公開するためのサイトなんですけど、ヤフーに買収されて今ではアメリカ・ヤフーのコンテンツのひとつになっています。ということは、アメリカ・ヤフ…
これは初級編で有名な話ですが、否定の疑問文に対する回答は日本人には即座にはなかなか難しいです。というのは、最近空港のセキュリティで尋ねられる"Don't you have any liquid?(液体物は持っていませんね)"に対して「はい、持っていません」のつもりで…
あくまで一般論ですが、伝統的な日本企業で上司から「これについて、君ならどう思う?」と尋ねられた場合、上司の中にはすでに答えが決まっていて部下を試しているケースが多いのではないでしょうか。しかし、外資というか欧米人(特にアメリカ人)の場合に…
今日は「外資の英語」の番外編で、ジャパンタイムスに掲載されていた大相撲・前時津風親方逮捕の記事から気づいたことをまとめてみます。相撲に関する英単語は後付けで当てられたのだろうし、普段あまり馴染みがないですよね。この記事を読んでいて、面白い…
皆さんの会社では、パワーポイントで作成するプレゼン資料のことを何と呼んでいますか? 僕が以前勤めていたアメリカ系の会社では"pitch"と呼んでいました。"pitch"には、野球のpitcherのように「投げる」という意味もあるけれど、「宣伝文句」「売り口上」…
同じ外資でも、会社によって好む用語が結構違います。もちろん、はやりすたりはあるわけで、同じ会社でもその時々において「旬な単語」があるのです。以前勤務していたアメリカ系の会社では"drive(推進・遂行する)"を多用していた時期があり、今の英国系の…
"park"といえば「公園」で、"parking"ならば「駐車すること」ですよね。日本語では駐車場のことを「パーキング」なんて言ったりしますが、英語でも"parking"単独で駐車場という意味になりますが、よく使われるのは"parking area"や"parking lot"です。この場…
今回は外資企業で実際に使われた実用英語ではなく、某英会話教室で教えてもらった表現をご紹介します。今日のレッスンの課題のひとつに、「ナチュラルな会話では、発音されない子音がある」というものがあり、子音の落とし方の練習をしました。ちなみに「子…
一言メッセージにも書いたように、英会話学習を再開しました。海外ドラマやNBA中継で耳は鍛えていたので聞き取りはそれなりにできるのですが、言いたいことがなかなか言葉にならずに苦労しています… さて、そのレッスンの中でも登場したのが、この"challe…
英語での面接を受ける場合に、自分の長所を説明しなければならないことがありますよね。仕事を進める上でのスキルを述べるのもひとつの手ですが、自分がビジネスにどれほど貢献できるかを説明するというやり方もあります。 特に人事や経理、広報などの応募者…
簡単なようで、意外とその使い方に深みがあるのが動詞"mean"です。会議の際や、普通に会話しているときにも「意味する」という意味(ややこしい^^;)でも使うけど、結構自分の強い意志がこめられている場合があるんです。 例えば煮詰まってきた会議や、部下…
英語が多少話せるようになっても、なかなかネイティブのようには会話ができないものです。その理由のひとつが、相槌の打ち方。日本語だと「はぁ」「へ~」「マジかよ」「なるほど」などいろいろ出てくるけど、英語だと"Really?"とか"Yeah!"くらいしか出てこ…
前にも書いたことがありますが、英文でメールを書くときに副詞をうまく使うことができると、一段格調の高い仕上がりになって自己満足に浸れます。実は、僕は会社のアメリカ人から「英語うまいね!」と誉められたことが2回あります。これは全然自慢じゃないで…
外資系企業の多くでは、日本企業のような階層がしっかりした組織ではなく、臨機応変に変えられるようになっています。日本企業ではローテーションでいろいろな仕事を経験していくスタイルなので、階層が合っていた方が横移動しやすいんですよね。外資系は同…
昨日、部下と打ち合わせをしているときに、代表番号にかかってきた電話が転送されてきて「本社のクレアさん(仮名)からです」と言われました。確かに、それはアメリカ本社の人事部長の名前なのですが、僕の直通ではなく代表にかかってきたのが怪しいので、…
外資というと「厳しい」「すぐ処分されたり、解雇されたりする」という印象がありますが、会社によってだいぶ違うと思います。最近は"compliance"に気を配る企業が多いので、大きな外資や日本で長くビジネスを運営しているところなら、それほど極端なことは…
日本語の履歴書では、希望給与はせいぜい「前職給与額」を記載するか、「御社条件にて」なんていう控えめな表現が多いです。給料の希望を述べるなんて、日本人の美的感覚からすると下品に見えるんでしょうね。ところが英文レジメには、希望給与も明確に「賞…
今の職場の直属上司は、日本語堪能なアメリカ人。彼との会話は日本語、メールは英語でコミュニケーションをとることが多いです。彼のコミュニケーション・スタイルはとてもオープンなので、メールの文中にもフランクでネイティブっぽい表現がよく出てくるの…
頭の中で、日本語の思考回路でできあがった文章を英語に変換しようとして悩むのが「思う」の訳し方ではないでしょうか。日本語では、ついつい語尾に「~と思います」ってつけたくなりますよね。それを機械的に"think"と訳していたのでは芸がないし、こなれた…
英語がうまい人=英語のプレゼンがうまい、というわけではありません。英語はカタコトでも、印象に残る素晴らしいプレゼンをする人がいます。例えば、プレゼンの冒頭には"small talk"でいわゆる「ツカミ」を取りに行きます。英語が下手でも、内容があって間…
この書庫の記事は久しぶりですね。さて、外資に限らず会社や各部門のビジョンや目標を明示することは一般的ですが、外資は目標管理を取り入れていることも多いので、自分の目標や課題を書かなければならない場面がでてきます。僕も、来季に向けて人事の戦略…
人事評価のシステムとして、最近では日本企業でも「目標管理制度」が幅広く取り入れられています。ただ、馴染まないと止めたところもありますけどね… 日本人の感覚として、設定した目標を達成すると100点満点で、一番良い評価がもらえそうに思うのは自然なこ…
昨日、アメリカの本社から人事のトップでVP(ヴァイス・プレジデント)が来日して、日本の人事の状況について英語でプレゼンする機会がありました。このVPという肩書きは、日本語としては「副社長」と訳されるけど、日本企業の副社長はいても2人くらいなの…
アメリカ資本の会社では特に、社員に対して報奨するシステムは充実しています。でも"Reward(報奨)"i以外にも、"Recognition(認知)"という考え方があります。これは、特別にお金や賞品を出すのではなく、例えば全社員に「○○さんがこんな素晴らしい成果を…
ある部門のディレクターから、社員を採用したいという申請と募集するポジションの職務記述書(Job Description)が送られてきました。職務記述書は比較的わかりやすい内容にはなっていたんだけど、その中の記載に"exposure"という語があったんです。「マネジ…
最近はアメリカ在住の方や、留学経験のある方も読んでくれているので、だんだんと下手な英語の話がしにくくなってきました(^^; まあ、間違っていたら指摘してもらおうってことで、気楽にこのコーナーを続けましょう! 今日はミーティングで使う表現です…
アメリカ人は、ほんとにデータを重視します。もっと言えば、日本の年功社会で通用する「カンと経験」なんて彼らは信じないんだよね。数値として出てきて、はじめて納得するんです。僕の会社でも、よく"dashboard"とか"cockpit"なんていう仕組みがあって、用…
僕の会社には海外から赴任している社員が何人もいますが、その出身もアメリカに限らず、インドやフランス、カナダ、シンガポールなどと様ざまです。そのせいか、メールでのいわゆる定型句も、いろいろな表現があるということがわかります。 例えば「書き出し…
採用面接の後には「評価シート」をつけることが多いけど、そこに書く印象を表す語には次のようなものがあります。まずは"mature"で、これは「成熟した」というような意味だけど、「大人っぽい落ち着いた風格のある人」に使うことが多いです。「あの候補者は…
仕事で曲りなりにも英語を使っているので、最低限の英文メールのマナーや言い回しなどは嫌でも身についていきます。仕事では、まだまだ力不足を感じるだけだけど、仕事を離れたプライベートの場面で活用できることもあり、こちらは結構実感として湧いてきま…