【外資の英語】challengeの意味

一言メッセージにも書いたように、英会話学習を再開しました。海外ドラマやNBA中継で耳は鍛えていたので聞き取りはそれなりにできるのですが、言いたいことがなかなか言葉にならずに苦労しています… さて、そのレッスンの中でも登場したのが、この"challenge"という単語です。

日本語の会話でもよく使われる「チャレンジ」ではありますが、日本の用法とはかなり違うんですよ。日本では「難しい試験にチャレンジする」「難関大学にチャレンジする」というような言い方をしますが、英語の本来の意味は「敵対する(oppose)」というニュアンスを含むのです。だから、"I will challenge him."と言ったら、「私は彼に挑戦する」ではなく「私は彼に楯突く」という意味になります。「試験」や「大学」に挑戦する場合は、"try"の方が近そうです。

以前、僕が勤務していた会社である同僚と論争になりかけたときに、その同僚が(日本語で)「いや、僕はTさんにチャレンジするつもりはないんですよ」と言ったのですが、これは本来の英語の意味で使われていることになります。一見馴染みのある単語だけに、英語圏の人たちとの誤解が生じてしまうリスクは大きいので、注意が必要ですよ!