【外資の英語】単語の流行

同じ外資でも、会社によって好む用語が結構違います。もちろん、はやりすたりはあるわけで、同じ会社でもその時々において「旬な単語」があるのです。以前勤務していたアメリカ系の会社では"drive(推進・遂行する)"を多用していた時期があり、今の英国系の会社でよく見かけるのは"embed(埋め込む・組み込む)"です。

このような動詞は、よく年度の目標や会社のビジョンとして使われるので、それらを参照していることを明確にするために同じ単語を使って表現することが多いです。そこからさらに派生したり、「あ、この表現使っちゃおう」ということになって転用されたりして露出が大きくなります。

同様にビジョンや目標で使われるのは"optimize(適正化する)"や"streamline(流線型にする→合理化する)"、"ensure(確保する)"、"enhance(強化する)"などもありますね。次年度になると、それらの単語のうちいくつかは「流行遅れ」になってかえって嫌われる傾向もあるようです。ビジョンや目標もそうですが、プレゼンする上ではやはりその時に旬な単語を使うと好印象だということなのでしょうね。