【新聞の英語】時津風部屋問題の記事

今日は「外資の英語」の番外編で、ジャパンタイムスに掲載されていた大相撲・前時津風親方逮捕の記事から気づいたことをまとめてみます。相撲に関する英単語は後付けで当てられたのだろうし、普段あまり馴染みがないですよね。この記事を読んでいて、面白いと感じた点がいくつもありました。

まずは「親方」からですが、これは"stable master"でした。「(相撲の)部屋」が"stable"なのですが、これはもともと「馬小屋」「厩舎」という意味がある単語。調教=教育する施設、というような意味合いなのでしょうか。そして「傷害致死」は"bodily injuries resulting in the death"で、(判決で)刑を言い渡すことは"inflict"を使っています。

「金属バット」は"a metal baseball bat"、「ビールびんで頭を叩く」は"hit him over the head with a beer bottle"と文字通りですが、なかなか英訳しようと思っても出てこないような気がします。そして「しこ名」の英訳が"ring name"だったことには、思わず笑ってしまいました。確かに、意味合いとしてはリングネームなんでしょうけどね。