【外資の英語】釈迦に説法

今の職場の直属上司は、日本語堪能なアメリカ人。彼との会話は日本語、メールは英語でコミュニケーションをとることが多いです。彼のコミュニケーション・スタイルはとてもオープンなので、メールの文中にもフランクでネイティブっぽい表現がよく出てくるので、ときどきとまどってしまうんです。

今日、出てきた表現が"preaching to a choir"ですが、直訳すれば「聖歌隊に説教する」ということですね。目にして、何となく意味はわかったけど、念のために辞書を引いて納得。まさに日本で言う「釈迦に説法」でした。人事異動に関して彼が詳しく説明してくれたので、「(僕は人事なので)言いたいことはよくわかっているよ」と返したメールへの返信に"I know, I'm preaching to a choir."とあったのです。

他にも、彼が最近何回か使っていたのが"my two cents"という表現。文末の"thanks"とか"regards"が来る位置に書かれていました。これは「たいした意見じゃないけど」っていうような、謙遜の表現なんですよね。こうして考えると、日本語の謙譲語に近いものを感じます。

ついでに、最近写真サイトのFlickrでよく見かけるのが"dude"。相手にフランクに呼びかけるときに、「ねえ君」くらいの感じで使われています。これも僕には新鮮な発見でした。