【外資の英語】番外編open/ taken

Flickrフリッカー)というサイトをご存知でしょうか? もともとカナダではじまった、自分で撮影した写真を公開するためのサイトなんですけど、ヤフーに買収されて今ではアメリカ・ヤフーのコンテンツのひとつになっています。ということは、アメリカ・ヤフーのIDを取得すれば、誰でも利用できます。日本人も、僕を含め結構参加していますよ。

さて、そのフリッカーで自分のプロフィールを作成するときに選択するのが「I'm open」なのか「I'm taken」なのかです。旅行用の英会話の本では、よく電車や映画館などで「この席空いてますか?」の例文として"Is it taken?(この場合は「埋まってますか=誰かが確保している席ですか」)が載っていますよね。つまり"taken"は「埋まっている=パートナーがいる」という意味で、"open"は「空いています=パートナーはいません」ということです。

もちろん"I'm married"や"I'm single"という言い方もできますが、こちらはどちらかというと「結婚」してるかどうか、つまり英語で言う"marital status"を指してしまいます。今のご時勢、夫婦別姓とか同棲、通い婚みたいなものは日常的に存在するので、結婚してるかどうかより、パートナー=お相手がいるかどうかということなんですよね。

ちょっとしたことですが、日本の現実ではまだ追いつききっていない文化の違いを感じます。