【外資の英語】懲罰系の単語

外資というと「厳しい」「すぐ処分されたり、解雇されたりする」という印象がありますが、会社によってだいぶ違うと思います。最近は"compliance"に気を配る企業が多いので、大きな外資や日本で長くビジネスを運営しているところなら、それほど極端なことはしないでしょう。ただし、やはり欧米は契約の文化なので、何かと言うと"written notice(書面)"にしたがる傾向はあります。

社員が例えば遅刻が続くとか、正規の手続きを踏まないで発注するといった程度の違反をすると、まず"warning letter(警告書)"が出ます。もっと重い不正であれば"disciplinary committee(懲戒委員会)"が開催されて、処分が審議されます。"admonition(訓戒=注意)"や"reprimand(譴責=始末書)"で済めばまだいいですが、"salary reduction(減給)"や"suspension(出勤停止)"という場合もあります。もっとひどければ、"dismissal(解雇)"ということですね。

解雇というと"fire"を思い浮かべる方が多いと思いますが、文語では"dismiss"や"severance"、"terminate"などを使うことが一般的です。今回はネガティブな単語を紹介しましたが、人事の仕事をしていると嫌でも関わらざるを得ないのです…