【外資の英語】本社VPへのプレゼン

昨日、アメリカの本社から人事のトップでVP(ヴァイス・プレジデント)が来日して、日本の人事の状況について英語でプレゼンする機会がありました。このVPという肩書きは、日本語としては「副社長」と訳されるけど、日本企業の副社長はいても2人くらいなのに、アメリカ企業にはVPはごろごろいます。中にはSVP(シニア・ヴァイスプレジデント=上級副社長)なんていう肩書きもありますね。アメリカ系の某銀行では、部下のいない課長か調査役クラスでも「アシスタント・ヴァイスプレジデント」というよくわからない名刺を持たせているようです。

さて、このプレゼンで重宝したのが"drive"という単語。どんなプランをたてたか、どんな政策を掲げたかは大事ではなく、実際に何をやっているのかが重要な外資の世界で、"drive"は車を運転するという意味にも通じるように、「一生懸命舵をとって動かしている」という意味で用います。"We are driving this initiative. "と言えば、「わたしたちはこの重要施策を、主体的に回しています」というニュアンスになります。"launch"も「導入する」ということで、新製品を立ち上げたときや新しいシステムを導入するなど、形にして始めるということ。結果重視の外資では、重要なアピールポイントです。

ちなみにそのVP、風邪を引いてタイへのフライトをキャンセルしたそうで、大丈夫かな… 飲み会でも、声が出ないのに筆談してまで、僕たちの質問に答えてくれていたんです。