実践の英語

【外資の英語】ネイティブっぽさ

海外留学も海外勤務も経験のない僕にとって、英語をどれだけ「生きた」ものにできるかは、いかに真似するかにかかっています。留学経験があって英語がよどみなく出てくる日本人でも、結構発音がそれっぽくない人はいるんです。だから、僕はできるだけ耳を使…

【外資の英語】職務記述書の表現

外資はたいてい職務給(Job-based Pay)なので、応募する際には職務の明細書を見ることができます。そこに書かれているのは、部門名、上司は誰か、部下が何人くらいいるか、職務内容、必要なスキル、語学力などがあります。この明細書を"Job Description"と…

【空港の英語】Paging

今日は「外資の英語」の番外編(最近、その方が多いかも^^;)で、空港で耳にすることの多い英単語のご紹介です。この単語、以前から特に成田でよく聞いていたのですが、どんな単語なのか想像もつかなかったのです。出発便を待つロビーに響く「ペイジン、ミス…

【外資の英語】deserve

この単語を一語で置き換えられる日本語は、ちょっと見当たらないな。それほど訳しにくいんだけど、ここぞという時に使うとピッタリはまるんです。意味は「それに値する」+「ご苦労様という気持ち」というところでしょうか。辞書によれば、「(賞・罰を)受…

【外資の英語】Good NewsとBad News

アメリカ人って、会話の最初にこの単語を持ち出すことが好きだ。例えば、電話をかけてきて早々"Hi, T. Good News!"とか、"I'd like to share some good news."とか。で、その話が一段落すると"Any bad news?"って続ける。 要は「Good news」と「Bad news」は…

アメリカ英語とイギリス英語

以前は、アメリカだろうがイギリスだろうがちゃんと聞き取れないことに変わりはなかったので、あまり気にならなかった。最近は、ちょっと耳がアメリカ英語に慣れてきたせいか、イギリス英語を聞くとものすごく違和感を感じてしまうんです。 例えばCNNでロン…

【外資の英語】面接で使う単語

日本語での採用面接ではなかなか強気になれなくても、英語だと言えることも多いですよね。それが言葉の裏側にある文化ということなのでしょう。英語での面接では、遠慮せずに自己主張しないといけません。僕はいつもプレゼンするときには、会議での中国人の…

【外資の英語】謎のジェスチャー

僕にとって、ずっと謎だったジェスチャーというか、ボディランゲージがあった。それは、両手で(指をくっつけた)Vサインを肩の高さくらいで作り、その指を2回折るしぐさ・・・ 普通に日本で生活していても、まずお目にかからないと思う。最初に出会ったのは…

【外資の英語】subject to~

「これに決めたいと思います(でも、それにはあなたの承認サインが必要だから、よろしくね)!」って言いたいときの表現です。"We'd like to introduce this new program subject to your approval."と言えば、「この新しいプログラムを導入したいです。あな…

【外資の英語】"so what?"の用法

ひとりの同僚が話しかけてきて、誰もが知ってる事実を語ったとする。「それは知ってるよ。で、何が言いたいの?」の後半部分が"So what?"です。「何を言おうとしてるのさ。早く言ってくれよ」っていう心情だよね。だけど、"So what?"は使う場面によっては、…

【外資の英語】"feel free"遠慮しないで

これは、英文メールの文末にくる「締めの言葉」です。会議のお知らせでもいいし、何か議論したときでもいいんだけど、最後に「何かあったら、遠慮しないで言ってくれ」みたいにつけ加えるときには、"Please feel free to contact me~"という表現を使います…

【外資の英語】"off-line"の意味

"off-line"っていう単語は、会議の終盤で多用されます。"Why don't you discuss it off-line?"とか、「じゃ、それはオフラインで話しましょう」とか和英どちらでも使います。表面上の意味は「この会議が終わってから」だけど、これを討論している本人以外が…

【外資の英語】"commit"はどう訳す?

日本語に置き換え難い単語はいくらでもあるけど、これは横綱級じゃないかな? "commit"をオンライン辞書で引いてみると「委託する」「束縛する」「困難な立場にさせる」と、共通項を見出すのが難しいくらい意味の異なる単語が並んでいる。 僕の職場で一番使…

【外資の英語】Hopefully

この単語は、英語というよりカタカナ英語として使うような気がします。日本語で会話をしているときに、一言付け加えるような使い方です。「そのシステムが導入できるのはいつ?」「6月いっぱいだね、ホープフリー・・・」と言えば「願わくば」の意味です。「そ…

【外資の英語】Nice to meet you.

"Nice to meet you."は人と会ったときの挨拶だと思っていたけど、正しくは「はじめて会う人と、会ったときにする挨拶」なんだ。2回目以降にあったときは"Nice to see you."とか"Nice to see you again."を使います。ある会議で、以前にも会った本社の部長に…

【外資の英語】On the Same Page

語学書ではあまりお目にかかったことのない表現ですが、特に最近よく使います。単に僕の会社での「流行り」なのかもしれませんが・・・ 議論をしている最中にどうも話がズレているように感じたとき、「ちょっと待った。僕たちの認識(意識・方向性)は合ってい…

【外資の英語】英文履歴書の書き方

外資系企業に応募する際には、和英両方の履歴書を出すことになるけど、和文で書いた履歴書を「翻訳」して英文を用意したのでは効果的ではないんです。日本語で自分のキャリアを表現する場合、事実のみを記載することが多いよね。だけど、英文では事実を説明…

【外資の英語】convince

この単語は、意外にいろいろな場面で使うんです。例えば、上司が部下の提案にいまいち乗り切れないときに"Convince me!"と言えば、「まだ確信が持てないから、もっと練り上げてその気にさせてくれ」っていうニュアンスになります。また、履歴書を見て"This r…

外資のカタカナ英語

今日はちょっと番外編っていうことで、外資でよく使うカタカナ英語を紹介します。普段の会話の中に英語がまじったり、いつの間にか英語が日本語になったり、わけがわからないことも多いです。 「そのスキーム(枠組み=戦術)じゃ、コンシステンシー(整合性…

【外資の英語】I'll Be There

取引先の人が来社して受付の電話からコールしてきた場合(僕の会社には受付嬢はいません。最近、そういう会社も多いよね)「今迎えにいくからそこで待ってて」って言いたいときには何て言う? 単純に"I'll be there!"でOKです。"I'll be right there!"でもい…

【外資の英語】ピッチの意味

"pitch"と聞けば、野球のピッチャーみたいに「投げる」の意味か、サッカーなどで使うグラウンドのことかと思うんじゃないかな。でも、仕事の中でこの単語がでてきたら、それは「プレゼンする」っていうことなんだ。辞書には「猛烈に売り込む」っていう意味が…

【be supposed to】便利な英語

何か決まっているプロセスをとってもらいたいとき、例えば「この書類を提出すること」「ここにサインすること」みたいに命令じゃないけど、他に選択肢がない場合ってあるよね。そんな時に便利なのが"be supposed to"です。"You are supposed to issue the ap…

動詞で使える「e-mail」

例えば「こんな情報を探しています。もしお持ちなら、メールで送ってください」っていう依頼をしたい場合、「メールで~」の部分はどう表現する? "Please send me an e-mail"、あるいは"give me"とか"provide me"でも通じるけど、ここは単純に"Please e-mai…

【How Are You?】何て答える?

アメリカから来ている連中と顔を合わせると、たいてい"How are you?"って聞かれるよね。留学や海外生活の経験がない僕にとっては、どう反応してよいのかほんとに困る。中学生の頃に教わった"I'm fine, thank you. And you?"って、果たしてネイティブも使うの…

ビジネス英文メールの書き出し

本屋に行くと、たくさんのメール文例集があって、学者だったりビジネスマンだったりいろいろな人が書いたものが売られている。僕も何冊か読んだけど、たいていの入門書や文例集には、最初にひとこと挨拶をつけるようになっている。日本語みたいな時候の挨拶…

プレゼンに便利な「Optimize」

この単語、今の会社に転職するまではお目にかかったことがないと思う。だけど、あちこちのプレゼンに出てくるんだよね。それは"Optimize"で、意味は「最適化する」ってこと。コンピューター用語でもあるので、そのせいかもしれない。「人材配置を最適化する…

アメリカ人の常套句「Immediately」

ほんとにアメリカ人はこの単語が好きだ。「すぐにやれ」「今すぐだ」って、人の予定なんかお構いなし。だけど、忘れちゃいけないのは、できないならできないと告げて交渉すること。彼らは「すぐ」が自分の希望でしかないことも、ちゃんとわかっているんだ。…

電話に出て「Speaking!」

電話がかかってきて、相手の話したい対象が自分だとわかったら、どうする? 「はい、Tです」だったら、"This is T Speaking."っていう表現が思いつくんじゃないかな。でも、ネイティブはそんなに口数多くなくて、たった一言"Speaking."なんだよね。 いちおう…

契約を結ぶ「Enter into」

取引先と契約書を締結するのは外資に限らないけど、契約社会・訴訟社会である欧米の方がよりシビアに契約の中身を見る事になります。「Enter」は「入る」という意味では初級の単語だけど、契約を結ぶときには「into」を伴って使われます。 契約書の準拠する…

外資でよく使う英語「Let Me Know」

日本企業で約10年、外資で8年半勤務した経験から、外資で使う英語を紹介してみようと思います。 第1回は「Let Me Know」です。「教えてください」と言いたいとき、直訳だと「Teach Me」とか「Tell Me」を使いたくなるけど、一般的な用法としては「Please l…