【外資の英語】meanの使い方

簡単なようで、意外とその使い方に深みがあるのが動詞"mean"です。会議の際や、普通に会話しているときにも「意味する」という意味(ややこしい^^;)でも使うけど、結構自分の強い意志がこめられている場合があるんです。

例えば煮詰まってきた会議や、部下が上司に食い下がっているときに相手が"I mean it."と言ったら、それは間違いなく「自分はもうこれで行くと決めたんだから、従え!」という意味です。決して「こういう意味なんだけどなあ」というような程度の強制力ではないんですよ。僕はそんな経験はないけど、強盗に遭ってこの一言を言われたら「俺はやるぞ。本気だぞ」っていうことで、逆らったら殺されてしまうことにもなりかねません。

ただ普通の場面では、直前に言った内容を言い換えてもっとわかりやすい表現を使うときや、相手が誤解していそうなときに先回りして軌道修正する場合にも使います。もうひとつ便利な表現として、例えば会議中に突然質問を振られたり、町中で遠くから声をかけられたりした際に「えっ、私ですか?」という意味で、"Do you mean me?"が使えます。これはいろいろな場面で使えるので、覚えておくと役に立ちますよ!