#テニス

【ウィンブルドン】ボンドロウソバ―ジャバー

昨年のウィンブルドン決勝で敗れたリバキナを準々決勝で、そして難敵サバレンカを準決勝で下したオンス・ジャバー。3度目のグランドスラム決勝で初制覇に挑んだが、伏兵と言ってよいボンドロウソバの前に屈してしまった。いきなりのブレークスタートで順当に…

【シカゴチャレンジャー】錦織圭―ミケルセン

シカゴチャレンジャーの準々決勝で、ATPランキング250位の18歳アレックス・ミケルセンと対戦した錦織だったが、勝ち抜けることはできなかった。ファーストセットのサービング・フォー・ザ・セットを落としてタイブレークで奪われたが、ここを取れていれば勝…

【ウィンブルドン】加藤未唯/スチャーディ―ストリコバ/スーウェイ

ウィンブルドンの女子ダブルス3回戦で、加藤とスチャーディはベテランペアと対戦。いきなりブレークしてスタートしたものの、あっという間にブレークバックされると芝のサーフェスのせいかミスが目立ち始める。風も強く、プレーしやすい環境でなかたことは確…

【ウィンブルドン】ヒュースラー―綿貫陽介

2セッツダウンながら、サードセット5-2とリードした状態で中断となっていたウィンブルドン男子シングルス1回戦の綿貫陽介とヒュースラーの試合は、早々にヒュースラーがブレークバックして再開した。このまま流れを失って敗退してしまうかと思いきや、ここか…

【クランブルッククラシック】錦織圭―ウォルトン

プエルトリコでも勝った相手ということで、錦織には余裕があったのだろう。序盤から動きもよく、組み立てもほぼ重い通りにできていて、決めるところをしっかり決めていた。ウォルトンに差し込まれて苦しい体制からのリターンになっても、それがウイナーにな…

【カリビアンOP】錦織圭―マイケル・ゼン

錦織の準々決勝から準決勝にかけての重苦しい動きは、マイケル・ゼンとの決勝の舞台では少しだけ改善されていたように見えた。準決勝で追いつけなかったり振り遅れたりしていたプレーが決勝では対応できていたが、錦織の体のキレだけの影響ではなく、ゼンの…

【カリビアンOP】錦織圭―ハイデ

ATPチャレンジャーの準決勝で、錦織はハイデと対戦。ハイデはATPランキング423位というポジションにいる選手だが、このレベルの場合、ランキングを妄信するのは危険だ。特に欧米のように自国と近隣国の大会だけ回っていてもチャンスがある選手とは異なり、大…

【カリビアンOP】錦織圭―クルーガー

実に19ヶ月ぶりに実戦に復帰した錦織圭が戦う、プエルトリコでのATPチャレンジャー大会。初戦は明らかに格下のランモに対して、予想に反してキレキレの動きを見せた錦織が圧倒した。フットワークはベストの状態に近い上に、ショットも正確。攻めるところはし…

【ローランギャロス】ヒュウェット―小田凱人

ローランギャロスの車いす男子シングルス決勝は、全豪と同じカードとなった。若さとパワーを全開にした小田はメルボルンでは敗れていたが、今回は一味違った。試合開始からフルパワーで行くところは変わらないものの、ショットの選択や正確性が格段に向上し…

【ローランギャロス】加藤未唯/プッツ―アンドレースク/ヴィーナス

ローランギャロスのミックスダブルス決勝は、こんな結末でいいのだろうかと思うような劇的な幕切れだった。女子ダブルスで失格になった加藤が、苦しみながらの勝利。涙をこらえるように喜びを噛み締める加藤の凛とした表情が、いかにも彼女らしく素晴らしか…

【ローランギャロス】加藤未唯/プッツ―スチャーディ/ミドルクープ

ローランギャロスのミックスダブルス準決勝は、女子ダブルスで失格の扱いとなった加藤とスチャーディが対戦する注目のカード。ファーストセットは競り合いになったが、第11ゲームでブレークを奪った勢いで押し切った。結果的には、ここで流れを完全に引き寄…

【ローランギャロス】加藤未唯/スチャーディの失格

経緯と結果については報道されているが、いわゆる全仏オープンの女子ダブルス3回戦でボウズコバ/ソリベストリモと対戦した加藤未唯/スチャーディがボールパーソンに恋にボールをぶつけたとして失格の扱いとなり、今大会の賞金とポイントを没収されるというこ…

【ローランギャロス】西岡良仁―セイボトウィウド

18時の試合開始時点では、女子ダブルスの青山修子/柴原瑛菜とミネン/ボンダルの試合を見ていたが、強打で青山を狙う戦術に苦戦したアオシバが持ち味を出せずに敗戦。パワーショットをなんとか返そうとすると、かえってミスを招いてしまう悪循環で、好調だっ…

【ローランギャロス】女子ダブルス2回戦

初戦で優勝候補のクレイチコバ/シニアコバを破って期待が高まっていたエイケリ/穂積絵莉だったが、2回戦は相手の術中にハマった形で敗れてしまった。ソリベストルモが攻撃全開でガンガン来るのはわかっていたはずだが、その勢いに押されるように穂積は逃げる…

【ローランギャロス】西岡良仁ーJ.J.ウルフ

ローランギャロスの初戦で、ウルフ相手に西岡は最悪の立ち上がり。まったく流れをつかめないまま2セットダウンとなって迎えたサードセット。このあたりから、ウルフのサービスが入らなくなり、西岡がセカンドサーブを狙ってリターンを決める場面も出始める。…

【ローランギャロス】オコネルーダニエル太郎

ダニエル太郎のローランギャロス初戦はオコネルとの対戦。こう言ってはなんだが、日本国内のチャレンジャー大会のようなカードということもあり、お互いに勝てる相手という認識で臨んだのではないか。ところが、始まってみると、流れは明らか。ドロップショ…

【ローランギャロス】ゴファン―ハルカッチ

いよいよ開幕した全仏オープンことローランギャロスの男子シングルス1回戦で、膝の負傷からの復帰途上にあるダビド・ゴファンがハルカッチと対戦。序盤だけ見ると、このままストレートでハルカッチが勝ち抜けてしまいそうな雰囲気が漂っていたが、セカンドセ…

【カリアリチャレンジャー】ダニエル太郎―アンベール

マドリードの敗者復活イベント的な位置づけになっているチャレンジャー175の大会で、準々決勝に進出したダニエル太郎がアンベールと対戦。炎天下のクレーコートで4時間を超える熱戦となり、終盤には両選手ともにかなり足にきてしまうくらいフィジカル的に厳…

【MUTUAマドリードOP】西岡良仁―モルチャン

マドリードの初戦、ファーストセットはイーブンで競り合いながら、5-6からのサービスゲームを落としてセットダウンとなった西岡良仁。ところが、セカンドセットは流れをつかみ、一気に5ゲームを連取する。モルチャンにミスが目立っていたのだが、5-0で迎えた…

【MUTUAマドリードOP】ムテ―綿貫陽介

マドリードオープンの1回戦でムテと対戦した綿貫は陽介、お互いが激しく攻め合うスリリングな展開の中、相手のミスを待つ場面も織り交ぜながら勝ち切った。ファーストセットは2ブレークアップからひとつ返されたものの、第9ゲームをブレークして取るという理…

【バルセロナOP】西岡良仁―シナー

ファーストセットは1-6で落とした西岡だったが、セカンドセットはシナーと壮絶な打ち合いを繰り広げる。ブレーク合戦の様相を呈する中、何度も心が折れそうな展開になりながら、なんとか踏みとどまって強打で攻め続けた西岡に、メンタル面の成長を見た。セッ…

【マイアミOP】綿貫陽介―ティアフォー

マイアミオープン2回戦で、ティアフォーとフルセットの戦いの末に逆転負けを喫した綿貫陽介は、しかし「グッドルーザー」と呼ぶにふさわしい素晴らしい内容のテニスを見せてくれた。ファーストセットは激しい競り合いからのタイブレークで制して、これでティ…

【マイアミOP】ダニエル太郎―ズベレフ

ランデルクネクとの1回戦はお互い冴えない内容ながら、ランデルクネクの棄権で勝ち進んだダニエル太郎が東京オリンピック金メダリストのズベレフに挑んだ2回戦。リターンゲームで始まったファーストポイントを素晴らしい組み立てで奪うと、そのままこのゲー…

【BNPパリバOP】ベレッティーニ―ダニエル太郎

インディアンウェルズでカルバレス・バエナを破って2回戦に進出したダニエル太郎は、第20シードのベレッティーニと対戦した。西岡良仁がガリンに完敗した後ということで、陣営席に座るデビスカップキャプテンの添田豪も、熱い視線を送る。かつてはちょっとの…

【メキシコOP】トミー・ポール―テイラー・フリッツ

これぞ死闘と呼ぶべき、壮絶な試合だった。ファーストセットはポールが取り、セカンドセットはタイブレークでフリッツ。そしてファイナルセットに突入するのだが、ただでさえ気温が高いアカプルコではふたりとも消耗が激しい。ポールは足に来て、なかり辛そ…

【メキシコOP】ダニエル太郎―ルード

楽天オープンでは早々に敗退してしまったとは言え、キャスパー・ルードはATPランキングでも上位をしっかり確保して4位にいる選手。125位からなかなかジャンプアップできないダニエル太郎にとっては、難敵としか表現できない相手だった。ところが、ファースト…

【メキシコOP】ダニエル太郎―J.J.ウルフ

アカプルコの1回戦でダニエル太郎はウルフと対戦。パワーで強引に押すテニスに終始するウルフに対し、持ち前の粘り強いプレーでストローク戦に持ち込み、ウルフのミスを引き出したダニエルの完勝だった。明らかなミスに見えるジャッジで振り回された感覚もあ…

【デビスカップ】日本―ポーランド Day-2

日本が2勝して迎えたポーランド相手のダブルスだったが、クボトとジエリンスキーという実力者コンビが相手なので、ハルカッチのいないシングルスとはわけが違う。マクラクラン勉というダブルスプレーヤーを擁しているとはいえ、彼はデビスカップでは結果を…

【デビスカップ】日本―ポーランド Day-1

全豪オープンでもそうだったが、陣営席に座る添田豪の存在感は圧倒的だ。今大会からキャプテンとして指揮を執る添田は、緊張感を醸し出しつつも選手とのコミュニケーションを巧みに操っている印象で、チームとしての結束が感じられる。比較してしまっては申…

【全豪オープン】Day-13

オーストラリアンオープンも終盤に入り、まずは車いすテニス女子シングルス決勝で上地結衣がデ・フロートと対戦。どうしても勝てない絶対的王者に対し、上地はこれまでのテニスに大きく変化をつけてきた。車いすテニスは通常のテニスほどサーバーが有利では…