サッカー/スポーツ

【楽天オープン】Next Genのパワー

楽天オープンDay-3は、1回戦の残りと2回戦。今日の一番の見どころは錦織ではなく、シモンとデミノーの死闘だった。3セットマッチで3時間を超える長い試合となり、隣のコートでは2試合消化していたほど。シモンもデミノーもミスが少なく、丁寧なストロークが…

【楽天オープン】ATPサンデー

楽天オープンは明日から本戦ですが、前日の日曜日には予選とATPサンデーが開催されます。人気選手の公開練習が見られるし、選手がリラックスしているので、結構楽しめます。しかも、今日はなんとコートエンドの最前列。錦織とチョン・ヒョン、バブリンカとチ…

【水戸―大分】守り切るのは難しい

あれだけ押していたのだから、2-0のままゲームを終えたかった。DF岡野を投入してクロージングを図ったのだが、セットプレーからジエゴに押し込まれて1点差。その後も危ない時間帯が続いた。雨でピッチコンディションはかなり悪かったようなので、3点目を狙い…

【山口ー大分】ハーフタイムの切替

山口の維新みらいふスタジアムに遠征して、山口ー大分戦を観戦。係員が当日券チケットの発券をミスして嫌な思いをしただけに、逆転での快勝は気分が良かった。 序盤から、松本戦を思わせるような打ち合いの展開になったが、失点は甲府戦のような集中力が途切…

【東レPPO】ガブリロワ―プリスコバ

今日から本戦がスタートした東レ・パンパシフィックオープンの1回戦で、カロリナ・プリスコバの双子の姉クリスティナとダリア・ガブリロワが対戦。カード次第で当日券でふらっと観戦しようと考えていたのだが、大坂なおみのUSオープン制覇の余波でまさかのソ…

【大分―讃岐】星の復活

下位に低迷する讃岐を相手に5-0の快勝を収めた大分トリニータだが、今日のゲームの意味は星の復活に集約される。ボールを受けても前に運べない試合が続いていたのだが、まずボールの受け方が改善されていた。讃岐が対策を講じてこなかった一面もあるのだが、…

【デビスカップ】日本―ボスニアヘルツェゴビナ

デビスカップのワールドグループ残留を賭けたプレーオフで、日本はボスニアヘルツェゴビナと対戦した。この大会は来年からフォーマットが変更されることが決まっているので、現行形式では最後となる。ボスニアはジュムホールがエントリーせず、明らかにパッ…

【USオープン】大坂なおみ優勝

セリーナがリターンに失敗して、大坂なおみとセリーナ・ウィリアムスの戦いは終わったが、チェアアンパイアのカルロス・ラモスさん、あるいは主催者サイドとセリーナ、そして観客との戦いは続いていた。表彰式が始まっても、大音量のブーイングは止まらない…

【熊本―大分】ハンドの意味

Jチームのサポーターでも多くが誤解しているような気がするが、いわゆる「ハンド」の反則は正しくは「ハンドリング」であり、ボールを手や腕で「触れる」ことではなく「扱う」ことで取られるものだ。三平のシュートをブロックに行った小谷は、意図的かどうか…

【USオープン】大坂なおみベスト8

USオープンテニスの女子シングルス4回戦でサバレンカと対戦した大坂なおみは、ファーストセットを順調に取った後、サバレンカのハードヒットと闘志に流れを手放し、ファイナルセットにもつれ込む。この日の大坂はサーブが好調な上に読みが冴えていたのだが、…

【福岡―大分】仕掛けない左サイド

前節は那須川と前田で左サイドを崩せなかった。今節は星を起用したが、まったく同じ構造。3-5-2にしてからの星は、馬場という相棒を失って孤立している。ドリブルで縦に仕掛ける自信がないように見えるが、これは致命的だ。右サイドで作ったときに星が前線に…

【アジア大会】雑感

ジャカルタで開催されているアジア大会だが、もともとはハノイで開催するはずが財政難で返上。そのせいか、運営面での段取りの悪さが目立つ。水泳のメダルセレモニーで国旗が落ちたり、陸上のトラックにネコが乱入したり。そしてサッカーのピッチ状態も最悪…

【大分―徳島】繰り返される無策

前節から何も変わらない。同じスターティングメンバーで、同じくゴールを奪いあぐねてしまい、今節は勝ち点1すら取りこぼした。1点目を取る工夫が見られなかったわけではないが、崩し切る形ができていないのは連勝中から始まっている。結果だけ見れば前節ま…

【東京V―大分】課題は1点目

大分トリニータはここまでリーグトップの得点力を誇り、前節、前々節と4得点を挙げている。しかし、今日のヴェルディ戦でも明らかなように、最初のゴールを奪うことに苦労している。絶対的なFWが一人で点を取ることは少なく、相手が前掛かりになったところを…

【大分―岡山】ミスを帳消し

1-0の場面で三平を馬場に代えたのは、逃げ切りが目的だったのだと思う。同点に追いつかれてしまってゲームプランが崩れ、片野坂監督は交代カードを切りあぐねたまま82分を迎える。ここで後藤を投入するなら、もっと早く入れるタイミングはあった。ある意味、…

【大分―新潟】3-5-2の効果

3-4-3ではなく、インサイドMFを3枚配した3-5-2に可能性を示したゲームだった。小手川と前田が絡むシーンは少なかったが、うまくサポートしてチャンスを作った。何が何でもビルドアップするのではなく、裏を狙わせたりサイドを使ったりといったメリハリが効い…

【Citiオープン】錦織―ヤング

ワシントンD.C.で開催されているCitiオープン2回戦で、錦織圭はドナルド・ヤングと対戦。序盤からキレのあるプレーで優位に進めるものの、ヤングも時折見せる鋭いリターンが冴える。ファーストセットを錦織が奪い、セカンドセットも最初のリターンゲームをブ…

【岐阜―大分】控え組の意地

やはり三平は、早い時間帯で得点を決めてくれる。この特性を活かすには最初から起用すべきなのだが、片野坂監督がその選択をなかなか採ってくれないのは、三平をセンターフォワードとしての使い方にこだわっているからだろう。もともと彼は、右サイドで逆サ…

【大分―愛媛】コミットなき前半

ターンオーバーにこだわったばかりにベストメンバーで臨む試合を自ら削ってしまった大分は、後藤のPK失敗で泥沼に沈んだ。あの場面、GK岡本の姿が大きく見えて嫌な予感がしたが、それが当たってしまった。後藤はこの後もゴール前のシュートで腰が回りきらな…

【大分―栃木】國分起用の功罪

早く選手交代をしていたからといって、点を取れた保証などない。それでも、スコアレスの場面で何も動かずに75分を迎えるのは監督の怠慢だろう。今日のポイントはよくも悪くも國分だった。國分が素晴らしいポジショニングでチャンスを作り、ボールタッチの下…

【大宮ー大分】内容は充実も誤審が

結果は0-1の敗戦だったが、内容は素晴らしかった。数々の課題が修正され、今後の巻き返しに十分期待できる内容だった。このゲームは生観戦してよかった。終盤のドキドキする展開はライブでこそ味わえるものだし、あれをDAZNで見ていたら、ここまで満足しなか…

【ウィンブルドン】錦織―ジョコビッチ

ラリーの場面で、ミスを犯してしまうのは錦織圭だった。例えばバックハンドでの打ち合いが続き、ここでフォアに変えるというタイミング。あるいは、ジョコビッチの逆をついてダウン・ザ・ラインを突く場面。そんな勝負どころでことごとくアンフォーストエラ…

【大分―甲府】監督の愚策

アウェイで大敗した甲府相手に、片野坂監督はどのようなゲームプランで臨んだのだろうか。結果的には、ほぼ同じ形で大敗を繰り返した。スターティングメンバーを見て、これはどう考えても4バックだと思ったのだが、実際は3バック。岸田をストッパーで起用し…

【ウィンブルドン】錦織―トミック

第2セットくらいまでは、トミックの出来の方が明らかによかった。きわどいコースに決まるトミックに対して、アンフォーストエラーが目立つ錦織という構図だった。しかし、錦織の真骨頂はミスが多くても何とか粘って勝ってしまうこと。この試合も、トミックの…

【ワールドカップ】ベルギー戦

西野監督は試合後の取材で「追い詰めましたけど、何が足りないんでしょうね」と話したという。今日のベルギーとの試合は、内容も素晴らしく見応えのあるものだった。しかし、伴ってこなかった結果を得るためには何かが足りない。それは「自信」ではないだろ…

【徳島―大分】持たされた自覚

DAZNの見逃し配信を飛ばしながら見たので、概要しか把握できていない。それでも、この日の采配にはいろいろと疑問を感じたのでまとめておきたい。まず、丸谷だ。先日の記事で、彼にはアジリティが足りないということを指摘した。もうひとつ付け加えるなら、…

【大分―福岡】藤本の本領

後藤が欠場したゲームだったが、藤本が2年連続J3得点王の本領を発揮した。松本の右からのクロスにニアに飛び込みヘッドで合わせたのは、かなりハイレベルなプレーだった。馬場が不調で國分も決定機を逃し続ける中、藤本の存在感は傑出していた。 しかし、ボ…

【ゲリーウェバーOP】杉田―ティエム

ドイツのハレで開催されている男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンでは、ベスト8をかけて杉田祐一がドミニク・ティエムに挑んだ。ティエムは得意なクレーではナダル並みの地力を見せつけ、ローランギャロスでファイナリストになっていた選手。しかし、こ…

【ワールドカップ】日本―コロンビア

ベンチスタートとなったハメス・ロドリゲスと本田の登場が、明暗を分けたゲームだった。コロンビアは一人少ない後半の立ち上がりでハメスを投入したが、コンディション不良は歴然。キンテロを下げてしまったことでパスの出し手がいなくなり、攻め手が一層限…

【松本-大分】丸谷にアジリティの課題

松本山雅のホーム・アルウィンに初遠征。大分トリニータは甲府戦の失敗を踏まえてか、ピッチ練習では入念にボールの回転やバウンドを確認していたように見えた。山梨中銀スタジアムのようなクセのあるピッチではなく、序盤は双方が非常にコンパクトに構えな…