サッカー/スポーツ

【全豪オープン】錦織―カレーニョブスタ

仕事を終えて帰宅した時点で、すでにサードセットも終盤。タイブレークを錦織が落とせば、ほぼテレビ観戦すらできずに終わるところだった。ところが、ここから錦織が盛り返す。要所でサービスエースが連続するなど、底力を見せつけての追い上げだった。 カレ…

【全豪オープン】錦織―カルロビッチ

苦手なビッグサーバー。しかも来月には40歳を迎えるカルロビッチは絶好調だった。サーブは面白いように決まり、得意ではないはずのストローク戦でもミスが目立たない。錦織圭も悪かったわけではなく、巧みにオープンコートを作り出しては攻めていた。それで…

【全豪オープン】錦織―マイクシャク

グランドスラム大会の男子シングルスには、2つの関門がある。ベスト・オブ・5セットマッチであることと2週間緊張感を持って戦い続けなければならないことだ。後者については、ピーキングの難しさにつながる。マイクシャクは明らかにピークをこの錦織戦に合わ…

【全豪オープン】バウティスタアグート―マレー

オーストラリアンオープンの開幕に先駆けて、アンディ・マレーは記者会見の中で臀部の負傷が長引いていることでウィンブルドンを最後に引退することを表明した。そのウィンブルドン出場は微妙だそうで、このメルボルンが最後のグランドスラム大会になる可能…

【ASBクラシック】マクラクラン/シュトルフ優勝

ニュージーランドのオークランドで開催されているテニスのASBクラシック、男子ダブルスの決勝は、マクラクラン勉とシュトルフ対クラーセンとビーナス。サーブが好調なマクラクランとフロントでのリターンが冴えるシュトルフが優勢に試合を進める。試合巧者の…

【ブリスベン国際】錦織が優勝

2019シーズンの開幕戦となるブリスベンの決勝で、ここまで絶好調だった錦織圭は僕の懸念通り、楽天オープンの再現のような出来に陥ってしまった。ファーストサーブが入らず、ストローク戦でも競り負けてしまう。しかし、1ブレークでリードしたメドベージェフ…

【ブリスベン国際】錦織決勝へ

準々決勝のディミトロフ戦も準決勝のシャルディ戦も、相手が悪いというよりは錦織圭の出来が素晴らしかったという内容。サービスもストロークもプレースメントが絶妙で、ラインぎりぎりに落としていた。ネットプレーも完璧で、ここまで調子が良いなら優勝で…

【箱根駅伝】東海大が初優勝

青山学院大が5連覇を逃したポイントが4区の人選であるという論調が出ているが、僕は復路に絶対の自信があるが故に、往路に育成を含めた「余計なこと」を考えすぎていたのではないかと思う。2区までの遅れは織り込み済みで、それを森田で挽回し、最後は竹石で…

【皇后杯決勝】ベレーザ―INAC

パスにこだわれば手数を掛けすぎてスペースを失い、ロングボールを狙っても田中美南が孤立する。序盤のベレーザは、INACの守備に手を焼いていた。特に失敗に見えたのは左サイドに起用した植木理子。高瀬の読みとスキルに、まったくチャンスを作らせてもらえ…

【全日本フィギュア】世界選手権代表は?

フジ地上波の放送が終了した時点では、「1時間後に発表」という情報だけに留まっている世界選手権に派遣する代表選手の選考。優勝した宇野は足の負傷が影響しないという本人のインタビューもあったので確定として、羽生をどうするのかに興味が集まる。田中刑…

【全日本フィギュア】坂本が逆転優勝

フィギュアスケートの全日本選手権、女子シングルは坂本花織が劇的な逆転で制した。宮原知子は終盤のフリップでミスを犯したことが響いた。全般的に得点が伸びやすい全日本だからこそ、GOEがつきにくい宮原にとってこのひとつのミスが痛かったと言えるだろう…

【デビスカップ】フランスのキャプテン交代

デビスカップのフランスチームは、キャプテンを務めていたヤニック・ノアの後任に決まっていたモレスモーが辞退してプイユのコーチに就任してしまった問題は、ガスケのコーチだったグロージャンに決まった。難航することが予想されていただけに、早期に決ま…

【テニス】フランスのデビスカップ監督

デビスカップのフランスチームは、キャプテンのヤニック・ノアの退任とモレスモーの就任が予定されていた。女性であるモレスモーが男子チームのキャプテンに就任するということで、フランスのテニス協会も「革新的な試み」と考えていた。ところが、そのモレ…

【J1参入】ロスタイムのドラマ

磐田がロスタイムに、クロスに足を延ばした大井のオウンゴールで勝ち点を逃して入れ替え戦に回れば、東京VはGK上福元がこれもロスタイムのCKで、マーカーを外してヘッドを合わせ、ドウグラス・ヴィエイラの決勝点を引き出す。ここまで、土壇場のドラマが続く…

【デビスカップ】決勝ダブルス

今年のデビスカップ決勝、クロアチアを地元リールに迎えたフランスだが、シングルス2試合を落としてしまう。プイユを外してシャルディとツォンガを起用したが、チョリッチとチリッチの前に、ふたりともがあえなくストレートで敗れた。そして迎えたRubber-3の…

【トリニータ】山形戦追記

土曜日の記事では厳し目の内容を書いてしまったが、試合を通して考えれば、大分の出来はそれほど悪かったわけではない。特に、このブログでも指摘していた福森が狙われることへの対処ができていた。最終ラインに丸谷が吸収され、最も危険なゴールの正面を鈴…

【山形-大分】トリニータJ1へ

ロスタイムに追いつかれてドローながら、その時点で町田が東京Vに勝てる展開ではなさそうだったので、ポジティブに考えられた。19年前の「秋天の陽炎」、あるいは「大分の悲劇」と呼ばれる試合でも、大分はロスタイムに追いつかれて昇格を逃しているが、その…

【NittoATPファイナルズ】錦織―フェデラー

パリマスターズでフェデラーに完敗した錦織だったが、ロンドンでの初戦は臆せず攻めた。ファーストサーブは52%と決して良くなかったのだが、セカンドサーブでのポインツウォンが62%でフェデラーを8ポイントも上回っていた。アンダープレッシャーの状況では…

【大分―金沢】必要な駒がベンチにいた

前半がまったく形にならなかった大分にとって、そして前節にリードを守れずに逆転負けを喫した大分にとって、後半の戦いに必要な駒がベンチに控えていた。前半の課題は中盤の間延び。金沢のプレスに押されてDFラインが上げられずに、ボランチのひとりがDFラ…

【横浜FC―大分】ゲームプランの差

イバと野村を欠いた横浜FCは、入念なゲームプランを練ってきた。ひとつはセットプレー。試合前の情報ではカウンター狙いのようなコメントを出していたが、恐らくはセットプレーに照準を絞っていたのではないか。大分にとってセットプレーの守備は鬼門であり…

【パリマスターズ】錦織―アンダーソン

先週のウィーン決勝と同じカードとなったパリ・インドアの3回戦は、錦織圭とケビン・アンダーソンの一戦。ウィーンの試合と比べると、ケビンの集中が落ちている印象で、錦織の出来はそれほど変わらなかったように思う。ウィーンでは要所でコードボールがこと…

【大分―松本】研ぎ澄まされた連携

ゴールに近い位置で奪ったボールをつなぎ、藤本のヒールパスを受けた三平が豪快に蹴り込んだ得点で大分トリニータが首位に躍り出た。馬場はベストコンディションではなかったようだが、三平と藤本、松本に星が絡む厚みのある攻撃は見応えがあった。ターンオ…

【WTAファイナルズ】大坂ーケルバー

ケルバーのディフェンス力に押し切られた試合だった。大坂なおみはファーストサーブが決まらない中で、それなりに粘っていたとは思う。しかし、勝負を分けたのは躊躇だった。ケルバーもミスが多かっただけに、勝つチャンスは大坂にもあったのだ。 では、躊躇…

【WTAファイナルズ】大坂ースティーブンス

シンガポールで開催されている女子テニスのWTAファイナルズ、ラウンドロビンの初戦で大坂なおみはスローン・スティーブンスと対戦した。ショーアップされた演出や暗い客席に浮かび上がるようなコートに戸惑ったのか、大坂らしさかまあまり見られないまま押し…

【千葉―大分】決める人の存在

やはり、決めるべく決定力のあるFWは必要だ。前節はチャンスメイカーを並べてしまい、決められなかったことが尾を引いて競り負けた。その点を見直した上に、次節の松本戦に向けて戦力を温存できたことも大きな成果だろう。後藤の試合勘が気になるが、終盤に…

【ウルグアイ戦】若手の躍動

3失点したことは忘れても構わないと思えるくらい、日本代表は攻撃で魅せてくれた。中島、南野、そして堂安。大分トリニータがJ3にいたシーズンに万博でガンバU23との試合を見る機会があったが、そのときに2ゴールを挙げた堂安の能力は実感していた。オランダ…

【町田―大分】キャスティングの間違い

藤本のヘッドが決まっていれば負けなかった。しかし、大分にとって今日のゲームを難しくした最大のミスは、片野坂監督の起用したメンバーだ。このブログで以前から書いているように、リードして相手が前がかりになれば、藤本を中心に点がおもしろいように入…

【上海マスターズ】錦織―クエリー

ロレックス上海マスターズの3回戦で錦織圭はサム・クエリーと対戦。苦手なビッグサーバー相手にうまくストローク戦に持ち込み、少ないチャンスを活かして勝ち切った。ファーストセットはお互いキープした状態でタイブレークに入り、決めるポイントをそれぞれ…

【大分―京都】逆転できる自信

大分トリニータが山口戦を逆転で勝ち取った自信が、この試合の逆転につながった。先制された時間が早かったこともあって、大分はあわてなかった。そして相手のミスから早い時間に追いつくことができたために、いつものように後半勝負に臨むことができた。そ…

【楽天オープン】錦織決勝へ

今大会4回目の武蔵野の森は、シングルスとダブルスの準決勝。シャポバロフとメドベージェフの試合は、膝を痛めているシャポバロフが本調子ではない様子で、メドベージェフの早い攻めに対応しきれず完敗。そしてつなぎに出てきた松岡修造が、ガスケの物真似ま…