1-0の場面で三平を馬場に代えたのは、逃げ切りが目的だったのだと思う。同点に追いつかれてしまってゲームプランが崩れ、片野坂監督は交代カードを切りあぐねたまま82分を迎える。ここで後藤を投入するなら、もっと早く入れるタイミングはあった。ある意味、交代ミスともいえる状況だった。
しかし、後藤の信じられないようなバイシクルで勝ち越すと、堰を切ったかのようにゴールラッシュが生まれた。今日の得点者は三平、後藤、馬場だが、伊佐と藤本の貢献があってこそのゴールだ。DAZN解説の増田さんも触れていたが、FW陣の選択には監督も頭を悩ませることだろう。
大分 4-1 岡山(得点:三平、後藤2、馬場/仲間)
<GK>
高木 :6 失点はやむなし
<DF>
試合数のずれによって、J2上位の状況はなかなか把握しにくいが、大分はあそこまで崩れておきながら首位松本まで勝ち点差6につけているのは上出来だ。町田と福岡は実質上位にいるとみても、まだ十分にプレーオフ圏内。松本は別格にも思えるが、2位を狙ってついてゆくのがベストだろう。