【楽天オープン】錦織決勝へ

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今大会4回目の武蔵野の森は、シングルスとダブルスの準決勝。シャポバロフとメドベージェフの試合は、膝を痛めているシャポバロフが本調子ではない様子で、メドベージェフの早い攻めに対応しきれず完敗。そしてつなぎに出てきた松岡修造が、ガスケの物真似まで披露してサービス精神旺盛にスタンドを盛り上げてくれた。

ガスケと対戦した錦織圭は危なげない完璧な出来で、ガスケのストロングポイントであるバックハンド勝負き持ち込んでポイントを奪ったり、鮮やかにウィナーを決めたりと貫禄の勝利だった。

そして、今日一番の盛り上がりを作ってくれたのが、ダブルス準決勝のクラーセン/ビーナスと内山/ソールズベリーの一戦。マッチタイブレークにもつれ込んで、最後は18-16という結果に。試合後のインタビューでビーナスは「こんなタフなタイブレークは、やったことがない」と言えば、クラーセンは「とにかく観衆に感謝したい。スペクタクルな盛り上がりだった」と興奮覚めやらぬ様子を見せた。ダブルスの試合では、グランドスラムでもここまで盛り上がる試合は珍しいのではないだろうか。そんな場に居合わせたことは、本当に幸福だと思う。