【デビスカップ】フランスのキャプテン交代

デビスカップのフランスチームは、キャプテンを務めていたヤニック・ノアの後任に決まっていたモレスモーが辞退してプイユのコーチに就任してしまった問題は、ガスケのコーチだったグロージャンに決まった。難航することが予想されていただけに、早期に決まってよかったと思う。

ただ、これまでの経緯から、選手の中に反発は相当あるようなので、グロージャンがチームをどうまとめるのか、それ以前に誰がデビスカップに出てくれるのかというところが今後の懸案事項だろう。ダブルスはマウの年齢を考えると、エルベールを軸にするしかないだろうし、シングルスも若手はプイユに期待するしかない。

せっかくここ数年はよい結果を残しているだけに、ノア時代の終焉とともにフランスチームが凋落してしまうことだけは避けてほしい。東京オリンピックも控えているので、選手を代表チームに入れる手立ては残されているはずだ。