【ウルグアイ戦】若手の躍動

3失点したことは忘れても構わないと思えるくらい、日本代表は攻撃で魅せてくれた。中島、南野、そして堂安。大分トリニータJ3にいたシーズンに万博でガンバU23との試合を見る機会があったが、そのときに2ゴールを挙げた堂安の能力は実感していた。オランダに渡ったときも十分たれるだろうと思っていたし、強敵ウルグアイを相手に1対1の仕掛けでひけをとらないところは、さすがの一言だ。

不安もまだ大きいが、三浦も可能性を感じさせた。そして中盤の遠藤と柴崎のコンビも悪くない。詰められることを恐れてすぐにボールを離してしまうのではなく、切り返して、あるいはドリブルで活路を開く。そんな選手が中盤にいれば、FWもDFも安心できるはずだ。

伊東や冨安にも期待したいし、U21にも岩崎や前田、上田のような成長株もいる。GKの小島は大分入団が内定しているが、彼にも大いに期待している。森保監督は育成にも長けているので、若手を引き上げて日本代表の底上げにつなげてもらいたいものだ。