2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【USオープン】大坂なおみ―ボウズコバ

久しぶりにWOWOWの中継で見る大坂なおみの表情は明るく、プレーはパワフルでエネルギーがみなぎっていた。ボウズコバも決して悪いプレーではなかったのだが、大坂を追い込んでもサービスエースで切り抜けられてしまうのでは、活路を見出すのは難しかったこと…

【TOKYO 2020】車いすテニス 上地結衣/大谷桃子

NHKのライブ配信を見ていて、選手入場のところから気になっていた。上地の表情が硬く、大谷もそれにつられるようにこわばっていて、二人の間で会話がまったくないように見えたのだ。オリンピックの大坂なおみと同じ最終点火者を担い、シングルスではすでに初…

【広島―大分】選手を生かさないシステム

マリノスにも神戸にも大敗したが、サッカー自体は見ていて面白いものだった。あえてバランスを崩して、前への強い推進力を見せてくれる。あの内容なら、負けてもそれなりに充実感があった。あのサッカーを続けてくれたら、下位のチームには勝てるだろうと。…

【水の波紋展2021】バリー・マッギーの壁画

ワタリウム美術館の企画で開催中の「水の波紋展2021」は青山周辺の屋外展示も充実しているので、街歩きを楽しみながらアート散策ができます。この作品はバリー・マッギーの2019年の作品で、SIDE COREによる別作品の展示エリアから見えるビルの屋上に描かれて…

【TOKYO 2020】パラリンピック開会式

始まった時点では、またテレビCM的な安っぽい演出の予感も漂っていたのだが、片翼の飛行機をテーマにしたパフォーマンスは素晴らしかった。主演の和合由衣さんの純粋な演技も、そしてそれを盛り立てるバイプレイヤーたちの演技も見事だった。音楽面でも、辻…

【大分―神戸】結果の出ない苦悩

大分の出来は、決して悪くなかった。呉屋に増山、野村、町田までスタメンで並べて、攻めて勝とうという意識は見えたし、迫力も感じられた。その中で香川が前節できなかったことをやり遂げてみせ、上々の滑り出しだった。酒井高徳のゴールは見事としか言いよ…

【ドラマ】ダブリン 悪意の森

2人の刑事をそれぞれ主人公にした同じ作家による2つの短編が、同時進行で展開する造りの本作は複雑なストーリーと登場人物でなかなか理解が追い付かない。全8話の中盤まで一気に見進めて、どうオチがつくのかまったくわからない状況だった。結末は予想外で…

【大分―札幌】負け癖の懸念

「前半スコアレス狙い」は片野坂監督お得意の戦術だが、ミシャがジェイとルーカス・フェルナンデスを後半に投入してくることは読んでいたのではないか。それはまさに「前半スコアレス」と同じことで、片野坂戦術の元祖は師匠ミシャだったのかと気づかされる…

【ウェスタン&サザンOP】大坂なおみ―タイヒマン

初戦となったココ・ガウフもそうだったが、今日のタイヒマンも大坂に勝とうという強いモチベーションで向かってきていた。ガウフはバックハンドでの力の込め方が違っていたし、今日のタイヒマンも自身を終始盛り立てようとしていた。特にタイヒマンは、それ…

【アート】ビーファクトリー

今週は夏休みですが、ずっと雨模様。今日は降らなそうな予報だったので、自転車で足立区方面へポタリングに出掛けました。谷在家のクッキー屋さんに寄った後、たまたま見つけたのがこの工場。新宿東口にある松山智一の作品なども手掛けている、アート制作の…

【ドラマ】マンハント

米国製作のドラマ「マンハント」は、シーズン1でユナボマー事件、シーズン2でアトランタオリンピック公園爆破事件と連続爆弾魔を扱っている。どちらも骨太で、濃厚な演技を味わえる本格的な作品だ。シーズン1のユナボマー役は、ヴィジョンを演じたポール・ベ…

【横浜M―大分】采配がことごとく裏目

ここまで監督の采配が裏目に出るゲームも、珍しいのではないだろうか。久しぶりに起用したGK高木が2本のループを決められてしまったが、彼はもともと速く展開したがるせっかちな性格。大分に移籍して最初の試合(だと個人的には記憶している)となった東京V…

【Tokyo Biennale】hogalee

東京ビエンナーレの一環として大手町ファーストスクエアの壁に描かれたアートは、hogaleeの作品。無機質なオーラを醸し出す女性は、彼の作品の特徴です。大手町のビル街を歩いていると、突然視界にこのアートが登場するのがなかなかシュールですよ。

【代官山ランチ】SNSカフェ

かつて東横線が走っていた線路の跡地にあるログロード代官山。その一角にあるSNSカフェで、ランチセット「LAシティプレート」をいただきました。LAというネーミングなのにカリフォルニア的な料理ではなく、バインミーとフォーというベトナム料理のコンビネー…

【大分―川崎】絶望の再開

王者川崎を相手に、勝ち点3を期待していたわけではない。オリンピックでの中断を挟んで戦力を補強した大分の戦い方に期待していたのだ。しかし、終わってみて率直な思いは失望、いや絶望だった。あの戦術では、一人で打開できる選手を獲らない限りゴールは期…

【TOKYO 2020】女子バスケ/日本―米国

決勝の舞台で、やはりアメリカは強かった。何が強いって、フィジカルだ。1Qに日本がインサイドで何もさせてもらえなかったのは、アメリカのディフェンスが堅いということだが、それはすなわちフィジカルの強さ。自由にプレーさせてもらえず、ショットを放っ…

【TOKYO 2020】女子バスケ/日本―フランス

結果だけでなく、内容も素晴らしかった。何といってもPG町田のアシスト18は、オリンピックレコードとなる驚異の数字だ。162cmという小柄な体から繰り出されるパスは絶妙で、特に赤穂との連携はNBAを見ているかのようだった。そして、その赤穂だ。フランスの…

【TOKYO 2020】男子サッカー/日本―メキシコ

お題目ではなく、本当に金メダルを目標に戦ってきた選手たちが、銅メダルマッチに向けてモチベーションを持ち直すのは容易ではないだろう。だから僕は、三苫と大迫を起用して欲しいと思っていた。違うモチベーションで臨む選手がいれば雰囲気を変えることが…

【COVID-19】ワクチン接種2回目

昨日16時ごろに、コロナウイルスのワクチン2回目接種を完了しました。今朝7時に起きた時点では快調で体温も36.7℃と、まったく何の副反応も感じていなかったのですが、それはすぐに崩れます。朝食後の8時くらいから全身の筋肉痛と熱っぽさを感じて、検温し…

【TOKYO 2020】男子サッカー/日本―スペイン

交代策を見る限り、スペインは90分で決着を付けようとしているように見えた。それに対して森保監督は、延長でシフトチェンジするために交代カードを手元に残した。ここまで信頼してチームの主軸であり続けた久保と堂安を下げて、三好と前田で前線を活性化さ…

【TOKYO 2020】野球/日本―米国

こんな展開は、誰にも予想できなかっただろう。もちろん、期待はしていた。田中将大が連打で3失点したところから、もつれることは想定内だった。田中は余計なことを考えすぎている印象でコントロールも定まっていなかったのだから、もう少し早めに見切りをつ…

【TOKYO 2020】男子バスケ/日本―アルゼンチン

アウトサイドの決定力が違い過ぎた。ゲームの立ち上がりにまったく流れをつかめなかったのは、アルゼンチンが3本の3Pを立て続けに決め一方でミスを繰り返したことが要因だ。1Qで10点差がついてしまうと、戦術的にもかなり厳しいものになってしまう。確かにア…