【アイルランド旅行記】リバーダンスを観劇

イメージ 1

ダブリンでの一番の目当てはフェルメールの展覧会でしたが、リバーダンスの公園が思いのほか印象に残ったので、まずはこちらから記事にします。ガイエティシアターは古い建築ですが、バーも併設された本格的な劇場。僕の席はドレスサークルの1列目なので、2階席ながらとても見やすかったです。隣のおじさんが、ほぼ全編にわたって寝ていたのが残念ですが…

リバーダンスはアイリッシュダンスにフラメンコやタップ、バレエの要素を加えて、素晴らしいショーに仕立てていました。フラメンコが踊り、歌、楽器の三要素で魅せるように、歌も楽器もハイレベル。特にパーカッションも自在に奏で続けたドラマーと、フィドルと呼んだ方が的確なくらいリズミカルで情熱的なヴァイオリ二ストは感動ものです。弓が切れてもスティックが飛んでもリカバリーするところも、プロフェッショナリズムを感じさせてくれました。

アイリッシュダンスはタップのようなものかと思いきや、女性は底の固いシューズとポワントではないバレエシューズのような靴を使い分けていました。そした、タップダンサーの黒人とアイリッシュの白人の対決シーンでは、タップとアイリッシュの違いがよくわかります。最後は観客総立ちのスタンディングオベーションで、劇場中が大興奮のエンディングでした。「日本だと、ここまでは盛り上がらないよなぁ」と感じる程だったのです。