【シアターオーブ】ミリオンダラー・カルテット

渋谷のヒカリエにオープンした東急シアター・オーブ。今日は会社のイベントで、ミュージカル「ミリオンダラー・カルテット」を鑑賞してきました。14時開演のマチネでしたが、年配客を中心にかなり埋まっています。エレベーターで11階に上がり、そこからエスカレーターを乗り継ぐ際にかなり歩かされます。これは客を分散させようという狙いなのでしょうが、そこまでしても分散仕切れていないのは痛いところですね。

この作品はブロードウェイもので、トニー賞も受賞したロックミュージカル。エルビス・プレスリージョニー・キャッシュジェリー・リー・ルイスカール・パーキンスの4人のスターが集結した「最初で最後のセッション」の物語です。「ブルー・スエード・シューズ」や「のっぽのサリー」「マッチボックス」などロックンロールのスタンダードを堪能できます。

3階席だったせいもあって、音響はイマイチ。序盤は役者も抑え目に歌っていたので物足りなく感じましたが、徐々に本領を発揮します。最後は「コンサートのアンコール」仕立てになり、それまで地味だった役者がハーモニカを吹きまくったり、バンドメンバーがアクロバチックな演奏を披露したり。観客も妙に盛り上がって、最後は1階席はオール・スタンディング状態でした。オールディーズに興味がないと厳しいかもしれませんが、時間が短く感じられるくらいコンパクトで充実した内容でした。

http://theatre-orb.com/mdq/index.html