【ポートランド旅行記】ミュージカル「Soul Harmony」

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ポートランド舞台芸術が盛んな街でもあり、人口の割に劇場の数が多くあります。今回訪れたアントワネット・ハートフィールド・ホールには5つのステージがあって、様々なパフォーミングアーツを楽しめます。僕が鑑賞したのは地元の「スタンプタウン・ステージ」というプロダクションのミュージカル「Soul Harmony」でした。

内容は、R&Bのグループ「ソニー・ティル&オリオールズ」と彼らのマネージャーであるデボラ。チェスラーの物語。人種差別や女性蔑視などを織り交ぜながら、40年代のミュージックシーンを描きます。脚本が単調な上に楽曲の出来もそれほど素晴らしいものではなかったので、2幕3時間超のステージはなかなか辛いものがありました。

しかし、さすがアメリカだけあって脇役陣に実力派が揃っており、全般的に役者の歌と演技は素晴らしいものがありました。キャパはそれほど大きくなく、ステージはありますが、その手前のフラットなスペースで演じられることが多く、最前列だった僕の目の前で汗がかかりそうなくらいの演技を堪能できたのは貴重な経験になりました!