#全豪オープン

【全豪オープン】Day-13

オーストラリアンオープンも終盤に入り、まずは車いすテニス女子シングルス決勝で上地結衣がデ・フロートと対戦。どうしても勝てない絶対的王者に対し、上地はこれまでのテニスに大きく変化をつけてきた。車いすテニスは通常のテニスほどサーバーが有利では…

【全豪オープン】青山修子/柴原瑛菜―ガウフ/ペグラ

オーストラリアン・オープンの女子ダブルス準決勝で、青山と柴原が挑む相手はガウフとペグラ。シングルスでも結果を残す選手たちであり、特にペグラは好調を維持している。そんな強敵に対して、アオシバ組は果敢に攻め込んだ。今大会では、これまでのパター…

【全豪オープン】小田凱人―フェルナンデス

オーストラリアン・オープンの車いすテニス、男子シングルス準決勝に期待の小田凱人が登場。国枝慎吾が引退を発表した直後ということもあって、日本テニスの後継者として期待がかかる小田が、国枝のダブルスパートナーだったフェルナンデスと対戦した。強靭…

【全豪オープン】ハチャノフ―西岡良仁

立ち上がりは慎重に出たハチャノフはサーブに威力を欠き、「あまりよくない」という印象のプレーだった。しかし、それはCitiオープンで敗れた西岡を研究し尽くしてのことで、力で押さずにミスを減らす作戦だったようだ。西岡が得意とする緩急の打ち分けや回…

【全豪オープン】シグムント―ガルシア

オーストラリアン・オープン8日目は盛りだくさんな内容。マレーとバウティスタ・アグートの試合もドラマティックだったし、青山修子と柴原瑛菜の女子ダブルスや柴原とクールホフのミックスでは、柴原の主にサーブでの不調が気になった。さらには地元のリン…

【全豪オープン】マッケンジー・マクドナルド―西岡良仁

アデレードに続いて再戦となったマッケンジー・マクドナルドに対し、西岡は序盤から持ち前の多彩はショットで攻める。マッキーも同様なプレーで応戦し、ファーストセットはキープを続けてイーブンのままタイブレークへ。2本のミニブレークを握りながら追いつ…

【全豪オープン】スブルチナ―西岡良仁

チェコの20歳を相手に余裕の展開を見せた西岡良仁が、無難なテニスで3回戦に駒を進めた。今回出場した選手の中ではドロー運が良かったように見える西岡だが、それは単なる運ではなくシードを獲得するという、これまでの結果の積み上げによるものだ。ブレーク…

【全豪オープン】ランデルクネク―綿貫陽介

予選2回戦でククシュキンにマッチポイントを凌いでからの大逆転勝ちを収め、ヴァリジャスにも勝ってグランドスラム本戦デビューを果たした綿貫陽介。もともとチャレンジャー大会では好調を維持していただけに、活躍に期待していた。1回戦の相手は、ユナイテ…

【全豪オープン】大坂なおみ―ブレイディ

ロッドレーバーアリーナやWOWOWの実況席の雰囲気は、なんとなく大坂なおみの圧勝という感じだったが、果たしてそうだろうか。ファーストセットは大坂が先行するもののブレークバックを許し、5-4からの第10ゲームをブレイクするという願ってもない展開だった…

【全豪オープン】ナダル―チチパス

セカンドセットまでの展開を見る限り、「やはりラファは強い」という印象しかなかった。厳しいコースに打ち分ける上に、回転のつけ方も絶妙。ラインの外から巻いて戻ってくるようなショットを連発されては、チチパスとしても苦しかった。しかし、サードセッ…

【全豪オープン】大坂なおみ―ムグルッサ

良い意味で、疲れる試合だった。すべてのショットに意味があって、その結果がポイントに表れてくるから、プレーのひとつひとつを見逃すことができないのだ。序盤こそ、いつものようにエンジンのかかりが遅い大坂と硬さの見えるムグルッサ、ふたりともぎこち…

【全豪オープン】青山/ 柴原―カブレラ/ イングリス

全豪オープンテニスの女子ダブルスは、流れを掴んだ者が勝利に至った。特にダブルスでは、流れを掴むと一気にポイントを積み上げる結果になることが多い。ファーストセットを落とした青山修子と柴原瑛菜は、続くセカンドセットもビハインドとなりマッチポイ…

【全豪オープン】バーティ―ガブリロワ

WTAランキング1位ながら、コロナ禍の丸1年は大会に出場していなかったアシュリー・バーティだが、前哨戦のヤラバレーを制して全豪1回戦も圧倒的な強さで勝ち上がってきた。一方のガブリロワも、負傷から復帰したばかり。展開も勝敗も予想が難しい対戦となっ…

【全豪オープン】シンネル―シャポバロフ

久しぶりに、テニスを楽しませてもらった試合だった。若手の星と称されるシンネルとシャポバロフの対戦は、才能と意地がぶつかり合った。ファーストセットはシンネルが、うまさと強さと深さで圧倒した。とにかくプレースメントが深く、ベースラインに止まら…

【全豪オープン】車いすテニス決勝

上地結衣は落ち着いていた。すでにダブルスで優勝を決めていたことも影響していたように思うが、リードされても焦りの表情は見せず、淡々とプレーを続けていた。逆に対戦相手のファンクォトは自分のプレーにイラつきを見せていた。その対比が、そのまま試合…

【全豪オープン】ケニン―ムグルッサ

厳しいショットを叩き込んでも、深いところにリターンが返ってくる。ここぞというタイミングでは、まずミスをしない。序盤こそ、深いショットの後に見せるドロップショットが甘くなってムグルッサにつけ込まれたものの、セカンドセット以降は完全にケニンが…

【全豪オープン】ナダル―ティエム

激しい打ち合いの壮絶な試合だった。両者ともに強いショットを叩き込み、外から巻いてくるナダル得意のショットをティエムが見せれば、ナダルもグラウンドスマッシュをお見舞いする。そんな展開の中で、ティエムの打つ球の重さ、言い換えれば回転量の多さが…

【全豪オープン】ナダル―キリオス

ハチャノフ相手に大接戦を演じ、どうにか勝ち切ったキリオス。昨日のバーティもそうだが、オーストラリアデーとその前夜に負けるわけにはいかなかったのだろう。その疲労をひきずってのナダル戦という印象に見えた。しかし、キリオスのパフォーマンスは素晴…

【全豪オープン】フェデラー―ミルマン

ブリスベーンの出身とはいえ、母国オーストラリアでのグランドスラム。ジョン・ミルマンが燃えないはずがない。フェデラー相手に互角以上と言ってよいテニスを展開し、最後まで食らいついた。しかし、フェデラーの底力も素晴らしい。ファイナルセットのスー…

【全豪オープン】大坂―ガウフ

大坂なおみは、意地を張っていたような気がする。体が動いていないにも関わらず、不必要なまでに力を込めてしまって、結果としてアンフォーストエラーになる。もう少し待って打てばよいものを、伊達公子が得意としていたライジングのように早いタイミングで…

【全豪オープン】Day2日本人選手ハイライト

ワイルドカード大会で優勝して久しぶりにグランドスラムに帰ってきた伊藤竜馬は、グネスワランと対戦。思い切りの良いテニスは彼らしさの象徴だが、焦らずに粘り強く戦ったことも奏功して勝ち切った。サードセットはイーブンの展開から、グネスワランがウォ…

【全豪オープン】大坂―ボウズコバ

オーストラリアン・オープンの初戦で、大坂なおみはボウズコバと対戦。ナーバスになっている感じもなく、余裕のある笑顔を見せての勝利だった。一時期の精神的な不調は完全に脱したのではないかと思わせる表情で、今後の戦いにも十分に期待が持てそうだ。 そ…