【レンタカーの英語】事故に遭ったら

ハワイ旅行に関しては「日本語が通じるから、英語ができなくても大丈夫」とか、「バスやツアーよりも、レンタカーの方が自由に回れて便利」ということをよく耳にします。でも、ちょっと待って。何事も起きなければ確かにレンタカーは便利だし、英語ができなくてもワイキキならばどうにかなる可能性は高いです。でも、僕が巻き込まれてしまったような追突事故は、どんなに安全運転を心がけていても避けようがないこともあるんですよ!

さて、実際に事故に巻き込まれた場合にすることはふたつ。「警察に電話すること」「レンタカー会社のコールセンターに電話すること」です。僕が利用したニッポンレンタカーの場合、車はナショナル・カーレンタル社のものなので、ナショナル社に電話しなければなりません。警察にしろレンタカー会社にしろ、まず重要なのは事故現場の特定。「何通りと何通りの交差点」のような地点の特定を求められます。そして意外に思いつかないのが「追突」という単語や、「引っかき傷」「欠け落ち」といった損傷を表す単語です。

「追突」は"rear-end"という動詞があり、「追突された」場合は"I was rear-ended."のように使うことができます。「引っかき傷」は"scratch"で、ライトのカバーなどのプラスチック部分が欠け落ちたような場合やヒビが入った場合は"crack"を使います。凹みは"dent"ですね。そして一番大切な単語が「事故証明」で、"police report"です。この番号がないと、保険が適用になりません。

ナショナル社の場合は日本語の通訳を入れてくれるのですが、コールセンターも通訳もアメリカ本土の人間でハワイの土地勘がない上に、通訳レベルについても「?」なのであまり当てになりません。事故に遭うことを想定して、簡単な単語はチェックしておいた方が無難だと思います。