【NBA】ジャズにコーバー加入

れいさんのブログで、ユタ・ジャズフィラデルフィア・76ersからSGのカイル・コーバーを獲得した情報を得ていました。代わりに放出されたギリチェックは、ここ何シーズンか不遇だったので、ジャズとしては妥当な決断だったのだと思っています。そのコーバー、さっそくフィラデルフィアでの76ers戦に凱旋出場して110-107の勝利に、終盤のフリースローをきっちり決めて貢献したようです。彼はもともと僕のお気に入り選手のひとりなので、そんな選手が好きなチームにトレードされてきたのは宿命かもしれません。

そして今日のスカパーでは、ジャズがインディアナ・ペイサーズを迎えた一戦が中継されました。キリレンコを欠いてディフェンス面が懸念されましたが、序盤からチーム・ディフェンスへの意識が高く、そこから精度の高い攻撃につなげて1Qだけで40点。裏を返せば76ersのターンオーバーが多かったのですが、ジャズの試合運びは完璧でした。このため、2Q以降は緊張感を欠いた展開になり、ジャズは最も長い時間プレイしたブリューワでも26:09と主力を十分に休ませての楽勝でした。ベンチプレーヤーだけで54点を叩き出したことからも、その余裕度合いがわかると思います。

カイル・コーバーはもともとディフェンスが弱い選手という定評がありますが、今日はディフェンス面でもそこそこ頑張っていたように思います。オフェンスでも、なかなかボールが回ってこない場面もありましたが、自分で行こうとせずにチームメイトを使おうという意図もよく見られましたね。結果アシストがゼロなのは寂しいですが、25分プレーして12点・4リバウンドは今後に十分期待を持たせてくれる貢献でした。