#北京五輪

【北京オリンピック】アイスホッケー決勝 フィンランド―ROC

早い時間帯にROCが先制し、ゴールを守るのは200cmの壁フェドトフとなれば、普通なら逆転は難しい。しかし、今大会のフィンランドは圧倒的な得点力を誇り、スウェーデン相手に3点差をひっくり返した実績もある。フィンランドは選手間の距離がよく、連動制も高…

【北京オリンピック】フィギュアペアフリー

男子シングルは最終滑走ネイサン・チェンを残して日本勢が暫定3位までを独占していたが、ペアはROCが独占しているところで隋文静/韓聡が滑るという似通った状況。しかも、中国にとっては、わざわざペアをフィギュアスケート競技のトリに据えてまで期待してい…

【北京オリンピック】カーリング女子準決勝

今大会で一度敗れている強豪スイスとの再戦となった、カーリング女子の準決勝。静かな立ち上がりが急変したのは第5エンドだった。多くのストーンがハウスに残る展開ながら、最後に4点というビッグエンドに導いたのは藤沢五月が2本のダブルテイクアウトを見事…

【北京オリンピック】フィギュア女子シングルフリー

失敗するとしたら、それはトゥルソワだと思っていた。4回転で失敗したダメージで転倒を繰り返す。そんな状況にならないと、坂本のメダルは難しいだろうと。そしてトゥルソワが見事にフリーを演じ切り、シェルバコワも安定した「高得点を取れる」演技でまとめ…

【北京オリンピック】フィギュア女子シングルSP

ワリエワのドーピング問題で揺れるフィギュアスケート界。そんな中でロシア・オリンピック委員会3人と同組となり、しかも最終滑走という大きなプレッシャーのあった坂本花織は、トリプルアクセルを跳ばない演技でも高得点を挙げ、3位につけた。彼女らしい流…

【北京オリンピック】アイスホッケー カナダ―米国

今回もまた、NHL所属選手が参加していない北京オリンピックのアイスホッケー。当初は各チームから3名の参加という形で発表されていたが、コロナ感染の再拡大もあって見送られたという経緯だが、オヴェチキンの参加も発表されていただけに、とても残念だ。NHL…

【北京オリンピック】男子ハーフパイプ

すでにネットでも賑わっているように、素人目に見ていてもハーフパイプの採点基準には疑問を持たざるを得ない。それは、単に「平野歩夢の2回目」に限らない話だ。例えば、最初に演技した平野海祝の高い演技に乱れがあったのは事実だが、あの美しい高さをもっ…

【北京オリンピック】フィギュア男子シングルSP

羽生結弦が、まさかのミスで8位スタートとなった男子シングル。ショートプログラムでは3つのジャンプが規定通りでないとゼロになってしまうので、差がつきやすいという怖さがある。単独ジャンプは3回転以上が必要なので、1回転になってしまったサルコウでは…

【北京オリンピック】フィギュア団体ペアフリー

男子シングルフリーで鍵山優真が晴らしい滑りを見せたことで、メダルの可能性が大きく開けていた日本チーム。アイスダンスでは6ポイントとなる公算が高い中で、三浦璃来と木原龍一がメダルを決める会心のパフォーマンスを披露した。表情は硬く、序盤はややも…

【北京オリンピック】フィギュア団体男子シングルフリー

フィギュア団体のフリーは5チームだけの戦いなので、あっという間だ。男子シングルはカナダのサドフスキーが散々な結果に終わった後、ボーヤンが地元開催で高まるモチベーションをぶつける演技を見せた。高さのあるジャンプは彼に魅力だが、雑になってしまう…

【北京オリンピック】男子モーグル

モーグルの経験はなくても、スキーヤーならばコブに乗り上げた後のリカバリーが簡単ではないことはよくわかる。男子モーグル決勝での堀島行真はファーストエアの後でバランスを崩したが、この時点で僕は「ダメだったか」と思っていた。ところが、堀島はここ…