2026-01-01から1年間の記事一覧
高校時代に室内楽部でお世話になった先輩から、今年も東京ガス管弦楽団の定期演奏会にお招きいただいた。指揮に平石章人を迎え、すみだトリフォニーホールで石川マンジョル優歌の演奏によるパイプオルガンも加えた編成でのコンサートは、短めのプログラムな…
キバナコスモスを目当てに、浜離宮を訪れました。10年ほど前は9月初旬から見ごろだったように記憶していますが、時期が遅れているのは温暖化の影響でしょうか。また、花の色も以前はオレンジだったのに、黄色になっていました。 ここは都心ということもあっ…
前節の勝利という結果だけでなく、内容としても充実度がかなり上がっている印象だった大分トリニータは、アウェイで横浜FCと対戦した。パトリッキ・ヴェロンとマテウス・レイリアが有馬をサポートすることで、前線が孤立することなく効果的な攻撃ができてい…
普通の旅番組は、好奇心旺盛な旅人が大喜びで目新しいことにチャレンジするものだが、この番組のホストは「ネガティブで余計なことはしないで過ごしたい」ユージン・レヴィだ。御年79歳となれば、自らの健康や生命の安全が気になって当たり前だが、そんな思…
この作品「サムシング・エクストラ」は、宝石店に強盗に入った親子が知的障害を持つ人たちのサマーキャンプに紛れ込んで逃亡しようとして、そのふれあいの中から新たな出発が生まれるというハートフルな物語だ。 個々のプロットの内容だけで言えば、知的障害…
旧ソ連の宇宙開発を描く作品で設定と物語はとてもおもしろいのだが、視聴者が期待しているステレオタイプな「旧ソ連像」を描くことにこだわったがために、焦点がぼけてしまったのが残念なところ。リュドミラ役のアンナ・マックスウェル・マーティンがいかに…
足首を痛めながら圧倒的な強さで優勝した昨年とは打って変わって、決してよいコンディションではない中でフルセットにもつれ込みながらも要所を押さえて勝ち上がってきたカルロス・アルカラス。対するは、初来日で思い切りのよいプレーを披露するレヘツカ。…
WOWOWオンデマンドの配信で見た舞台作品。デヴィッド・ルヴォーが現代風のアレンジを加えた「ハムレット」。サッカーボールを持たせたり、デジタル映像を駆使したりするあたりにオリジナリティが感じられる。奇を衒ったわけではないく、物語に現実味を持たせ…
有明コロシアムで開催されている木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス、Day-5のセッション1第1試合はムナールとジャケの対戦。正直なところ、ジャケのことはまったく知らないに等しい状況で、一方のムナールは1回戦のフリッツとの試合で…
4試合連続でドローに終わっている大分トリニータは、ホームに山形を迎えた。ここ数試合と同じようによい形で攻撃ができないまま前半を終えるが、後半開始早々にパトリッキ・ヴェロンが右サイドからの宮川のクロスに、ゴール前に飛び込んでヘッドで合わせて先…
エルヴェ・ル・テリエの小説「異常」はマルチバースの話とも言えるが、単に「どちらの選択が正しかったか」のようなテーマではなく、同時に複数の同じ個体が存在することで生じる様々な葛藤や確執が描かれる。宗教の解釈であったり年金や社会保険、損害保険…
この試合はDay-2のセッション1に組まれたが、僕がチケットを持っていたのはラッキーでしかない。先行抽選で当たっていたものの、おそらく錦織の試合はセッション2ではないかと思い、一般発売と見切れ席で挑戦しながらも買えず、リセールも外れて観戦は半ばあ…
ありきたりなマルチバースもののようで、「選ばなかった人生」というキーワードを明示することで追求したいテーマがはっきりと伝わってくる。T.S.エリオットの一節を用いながら、異なる選択肢がもたらす結果との対比を描き出す。さらにはシュレディンガーの…
若い頃の主人公たちは純愛ぶりを描き、キャサリンとヒースクリフの相手を思う気持ちが心地よい。しかしながら、いつの間にか金持ちになったヒースクリフがすっかり変わってしまい、嵐が丘に戻ってからはお互いのエゴが丸出しになる。そこにキャサリンの夫と…
「サイロ」のシーズン3は「記憶」に焦点が当たっている。ジュリエットが外の世界の記憶を喪失したことの裏にある策謀を臭わせながら展開するが、細かい部分に関しては前のシーズンの記憶があまりないので、サイロ内部のプロットはやや消化不良気味に感じてい…
デニス・E・テイラーの「われらはレギオン」第4巻は、これまでとは少し趣が異なり、全体的に「宇宙」や「メカトロニクス」の感覚が減った分、インディ・ジョーンズのようなアクション・アドベンチャーの要素が増した内容になっている。ボブたちの内戦のよう…
前半の藤枝のプレーには、ウルグアイの選手たちが見せた勝利への執念に似たものを感じさせたが、これはまさに槇野イズム体現されたものだろう。その勢いに押された大分は、まったく形を作れない。そんな中で、GKムン・キョンゴンとDFラインのミスからの失点…
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のシーズン3は、世界観の設定と描写がさらに一段洗練されたように感じる。大海原での戦闘、そしてその後に船の残骸と屍が漂う寂寥感、霧に煙る森。すべてが単なる作り物のファンタジーを超えて、見る者の心に訴えかけてくる。…
原作小説「火星の人」を読了した流れで、映画「オデッセイ」も10年ぶりに見直してみた。映画の原題は小説と同じ "The Martian" だが、映画の邦題を小説に合わせなかったのは正解だろう。 もっとマット・デイモン一色な記憶しかなかったが、実際のところはNAS…
原題の "The Martian" を「火星人」と訳してしまうとタコのような宇宙人のイメージに染まってしまうので、「火星の人」としたくなる気持ちはよくわかる。この邦題も適訳とは思えないが、他によい対案も思いつかないので、仕方ないところだろう。 著者アンデ…
ドラマ「コンステレーション」の設定はとても興味を引かれるのだが、見せ方が独り善がりでわかりにくいのが難点だ。並行世界を扱うだけでも理解しにくいのに、さらに時間軸をいじくられると頭が追いつかない。一気見したとしても難しいが、これを1話ずつ見て…
新海誠の初期のアニメはキャラクターデザインにどうもなじめなくて、内容が入ってこない感覚があった。それに比べれば実写版は受け容れやすさがあるが、一方でファンタジー要素が薄れ、チープともいえる現実味だけが増してしまった印象も否めない。その意味…
Day-1 今回は島袋将をエースに、坂本怜とフレンド原ジェイをシングルス要員として招集し、綿貫陽介と柚木武でダブルスに備えるという布陣を、添田豪キャプテンが選択した。フレンドはフェアフィールドのチャレンジャー大会で優勝するなど頭角を現しているが…
ラグビーのパシフィックネーションズカップは、アメリカに勝った日本とカナダを下したフィジーが秩父宮での決勝で激突した。ワーナー・ディアンズもリーチ・マイケルも松永拓朗もいない布陣ということもあり、チームとしての戦術がどこまで共有できているか…
前節に大宮と引き分けに持ち込み、今節は後半開始早々に有馬の久しぶりのゴールで先制。願ってもない流れのはずなのに、それを活かせない。そもそも大分は、記念すべきゴールを守れないことがお家芸なので、またかという印象だ。そして札幌戦は昔から意外な…
U-20女子ワールドカップの決勝トーナメント初戦で、ヤングなでしこは北朝鮮と対戦。他国にとっての北朝鮮が「よくわからない謎の強敵」であっても、日本はアジアカップで勝って優勝しているだけに、それなりの自信はあったはず。まずは守備を固めて、セット…
タイトルの "PLUR1BUS" は "1" を "i" に替えるとラテン語の "pluribus" になり、これは「多数」あるいは「複数」という意味。アメリカ合衆国を「複数の州からなる統一された国家」と表現する "e pluribus unum" というラテン語がある。「ベター・コール・ソ…
今年のエミー賞授賞式の目玉は、「ロー&オーダー 性犯罪特捜班」のオリビア・ベンソン役で知られるマリスカ・ハージティがMCを務めたこと。オープニングではミュージカル仕立ての寸劇を演じ、1985年に初めて出演したB級映画「グーリーズ」のシーンや「ロー…
Disney+で見放題配信が始まった「プラダを着た悪魔2」は、メリル・ストリープの演じ分けの巧さに驚かされる。「マーダーズ・イン・ビルディング」のすっとぼけた演技とは対極にあるようなキャラクターを違和感なく、圧倒的な威圧感をもって演じ切った。作品…
グループリーグ通過を決めているイタリアと、決めてはいないもののほぼ確実な日本の一戦。2位通過となるとトーナメント初戦で北朝鮮と対戦する可能性が高いとはいえ、北朝鮮がコロンビアに敗れることも十分にあり得る。そんな状況でのゲームで、井尻監督はト…