2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【映画】バレリーナ:The World of John Wick

バレエ好きとしてはタイトルで興味をそそられてしまった作品で、ストーリーもキャストも予備知識がまったくないまま見始めた。イブの成長を追う部分はダイジェストのような構成で、フィーチャーされるプロットもリアリティが感じられないほどに派手さだけを…

【全豪オープン】車いす男子シングルスQF エフベリンク―小田凱人

ファーストセットを小田凱人が順当に取ったものの、セカンドセットはいきなりエフベリンクが2つのブレークで 3-0 とリード。テンポよく攻めるエフベリンクのテニスが炸裂し、前に出てダウン・ザ・ラインを気持ちよく打ち込まれる。こうなるとエフベリンクは…

【全豪オープン】柴原瑛菜/ズボナレワ―ビレル/ギブソン

ナイトマッチ第2試合で男子シングルスの後に組まれ、試合途中に日付が変わる時間帯になってしまったことで集中が難しかったことだろう。柴原瑛菜とズボナレワは、よいスタートを切りながら徐々にペースが落ちてゆく。ビレルとギブソンはウィナーも多い反面ア…

【ドラマ】エクストラポレーションズ:すぐそこにある未来

目標通りに気温上昇の抑制が進まず、環境破壊が進む2037年から2070年の近未来を舞台に展開するドラマ。第1話ではマシュー・リースが独善的な金持ち「ジュニア」として登場するが、子を守ろうとした親セイウチにやられてしまう。ザトウクジラの食事量を把握す…

【フィギュアスケート】四大陸選手権

北京で開催された四大陸選手権は、J SPORTSで後日全部見ることができるはずだが、現時点ではフジ地上波で放送された日本人選手中心の演技しか見ていない。相変わらず中国開催ではカメラワークが稚拙で、音楽が聞こえにくい音響設備も気になった。 女子シング…

【映画】アイム・スティル・ヒア

2025年のアカデミー賞で国際長編映画賞を受賞したブラジル映画。ブラジルの軍事政権が犯した拉致、監禁、暴行、抹殺と言った時代の闇を、実話をベースにした物語として記録する作品だ。冒頭ではリオデジャネイロのビーチで家族が遊ぶ平和な雰囲気が窺えたが…

【U23アジアカップ】決勝 中国―日本

西アジア勢が早々に去って東アジア4ヶ国のベスト4となった時点で、日本としてはやりやすくなったはずだ。対日本の意識で向かってくる韓国を準決勝でいなし、決勝の相手は中国。ここまで無失点と堅守を誇るチームだけに、PK戦にまで持ち込まれるような堅い展…

【ドラマ】フォー・オール・マンカインド シーズン1~4

史実を起点にしながらも、アポロ計画をフィクションの世界に引きずり込む大胆なストーリーで現実感の強い世界観を構築する。考証に基づいているという意味では、「プロジェクト・ヘイル・メアリー」と同様だが、科学面に限らず政治や企業経営、そして個人の…

【全豪オープン】大坂なおみ―ソラナ・チルステア

全豪オープンテニスの女子シングルス2回戦で、大坂なおみは今シーズンでの引退を表明しているチルステアと対戦した。1回戦のリプレー映像を見ているかのように、ファーストセットを先取した大坂は、セカンドセットでは最後にブレークされて追いつかれる。フ…

【U23アジアカップ】準決勝 日本―韓国

準決勝で実現した日韓戦だったが、大岩監督はターンオーバーを使ってきた。韓国より1日長いインターバルとはいえ、準々決勝でPK戦まで行った日本としては妥当な判断だろう。佐藤龍之介や梅木、小倉、市原は先発起用されたが、大関とブライアンはサブに入り、…

【全豪オープン】大坂なおみ―アントニア・ルジッチ

ウォークオンの大坂なおみには、誰もが目を疑ったのではないか。まるでモネの「日傘を差す女」のようないでたちで、白いハットに長いベールを纏って現れた。ハットには蝶のモチーフがついていたが、これは5年前のここメルボルンで顔にとまった蝶をなおみちゃ…

【ドキュメンタリー】小学校~それは小さな社会

NHKのEテレで放送された「小学校~それは小さな社会」は、山崎エマ監督を筆頭に国内外のスタッフが作り上げたドキュメンタリーとして公開された作品だ。公式サイトには「私たちは、いつどうやって日本人になったのか? ありふれた公立小学校がくれる、新たな…

【フィギュアスケート】欧州選手権

シェフィールドで開催されていたフィギュアスケートのヨーロッパ選手権は、ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックに向けてヨーロッパの選手たちにとっては最後の調整の場でもある。逆に言えばトップ選手がピークを合わせてくる対象ではないので、全体…

【ドラマ】ナイン・ボディーズ

原題は "Nine Bodies in a Mexican Morgue" で、乗客8人と乗員2人を乗せた小型旅客機がメキシコの森の中に墜落したものの、収容された遺体は9体という後日に判明している事実から事件を遡る。クローズドな環境で限られた関係者の中、それぞれの怪しさが次々…

【U23アジアカップ】日本―ヨルダン

U23アジアカップ準々決勝のヨルダン戦は、序盤からヨルダンの思惑がハマっていることがわかった。日本チームのコンディションもよくなかったので、先制された時点でかなり厳しい展開となってしまう。4バックでどちらかのサイドバックが高い位置を取ろうとす…

【全豪オープン】男女シングルス予選

全豪オープンテニスの予選は錦織圭がキャンセルし、西岡良仁も2回戦途中でリタイアとベテランが姿を消す中、坂本怜が3つ勝って本選出場を果たした。今大会の坂本はアンフォーストエラーが減った印象で、プレーの精度が上がっていると感じていた。 この予選3…

【THE MOVEUM YOKOHAMA】ウィーン世紀末芸術 美の黄金時代

「ウィーン世紀末芸術 美の黄金時代」と題したトヨタのイマーシブなイベントが横浜の山下埠頭で開幕した。グスタフ・クリムトとエゴン・シーレという2人の画家にフォーカスを当てる形で、19世紀末のウィーンの退廃的で耽美的な雰囲気を映像と音楽で再現する…

【U23アジアカップ】日本―カタール

グループステージ最終戦は日本にとっては消化試合となっていたが、ターンオーバーで控え選手を起用しつつ、主力選手の試合勘も保つ理想的な使い方ができたのではないか。結果的にも 2-0 で勝つことができ、3戦全勝でノックアウトステージに進むことになった…

【映画】エリザベスタウン

ふだんはあまり同じ映画を見返したりしないのだが、19年ぶりに見たこの作品は過去の記憶もほとんどない中で新鮮な印象を与えてくれた。前回もこのブログに記事を書いたが、僕が感じたことがそのときと同じものよりも違うものの方が大きかった。 同じものとい…

【フィギュアスケート】全米選手権

今回はJ SPORTSに課金して放送を録画したが、この大会の男女シングルを見ると、全日本選手権のレベルの高さがよくわかる。全米の男女シングルでは最終グループだけ別格な印象だが、それ以外は全日本の上から3つ目のグループに歯が立たないのではないかという…

【U23アジアカップ】UAE―日本

一言で表現すると、「VARの存在価値が証明された試合」ということになる。ンワディケウチェブライアン世雄がしっかり相手GKを動かしてから逆に蹴るPKで先制し、大関友翔の2試合連続ゴールで 2-0 としたが、次の1点を奪われると流れが相手に行ってしまうのが…

【ドラマ】ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン5

いよいよファイナルシーズンを迎えた「ストレンジャー・シングス」は、今回もドラマとは言い難いような長尺の大作に仕上がっている。シーズン1からすでに9年が経過しているので、さすがにキャストの年齢も現実味がなくなってきているし、吹替に至ってはかな…

【映画】レイニーデイ・イン・ニューヨーク

何かと世間を騒がせているウディ・アレン監督の作品で、彼の訴訟問題も絡んで米国内での公開が中止になっている。アンソロジーのような展開はいかにもウディ・アレンだが、全編を通してスノッブな知識人を自認する人種の生態をシニカルに描いている。彼の人…

【U23アジアカップ】日本―シリア

試合開始早々に大関のゴールで先制したことが功を奏して、焦らずに余裕を持って試合展開を図ることができた若き日本代表。無理をすることなくボールを回していると、シリアの守備に綻びが生まれる。そこでボールを失っても素早い切り替えでボールを追い、プ…

【ジルベスターコンサート2025-26】ボレロ

ジルベスターコンサートの神髄は、年越しの瞬間に最後の音を切ること。最後の音を長く伸ばす楽曲は演奏しやすいが、それでは本来の味は出せない。今回の東急ジルベスターコンサートは東京フィルを沖澤のどかが指揮する形で、年越しはラヴェルのボレロ。最後…

【ドラマ】メイヤー・オブ・キングスタウン シーズン4

「ナース・ジャッキー」の主人公を演じたイーディ・ファルコが怪演とも言うべきヒールとして刑務所長を演じる。ジェレミー・レナーが演じる「市長」マイクとの敵対関係は、これまでのシーズン以上に見応えがある。マイクの弟で警官のカイルが収監され、彼を…

【映画】陪審員2番

クリント・イーストウッド監督が陪審員裁判を舞台に、実はその事件に関与している陪審員の揺れ動く心理を描く。このような状況に陥ったとき、自分ならどう行動するだろうか。あくまで自分を有利にすることを貫くか、被告を冤罪で罰しないことを目指すか、あ…

【箱根駅伝】姿なき敵を追う帝京大

今年の箱根駅伝の見どころは、往路が青学の大逆襲で復路は帝京大のシード権争いだった。1区で16位に終わった青学が苦労するだろうという印象と同時に、いつものようにここからひっくり返すのではないかという予感があったが、山登りの5区で黒田があれだけの…

【ユナイテッドカップ】ギリシャ―日本

日本チームが初参戦したユナイテッドカップ。パースでの初戦はギリシャとの対戦で、まずは大坂まおみがサカーリとの試合に臨んだ。大坂にとっては、ジャパンオープンの2回戦以来となる試合なので、どこまでコンディションが戻っているかをチェックしたかった…

【ドラマ】グランパは新米スパイ シーズン2

主人公チャールズの役どころもすっかり板につき、シーズン1では取ってつけたように見えた設定だったが、そこからは明らかに脱却していた。そして何よりも、「ゾーイの超イケてるプレイリスト」でゾーイの母親を演じていたメアリー・スティーンバージェンの個…