【ウクライナ国立歌劇場管弦楽団】クリスマス・スペシャル

幸いにも当日券をゲットできて、東京国際フォーラムでのウクライナ国立歌劇場管弦楽団の「クリスマス・スペシャル」を聴くことができました。年末の福袋的なプログラムで、くるみ割り人形アヴェ・マリアベートーヴェン第9の4楽章などがメインですが、僕としてはグリンカの「ルスランとリュドミラ序曲」とエルガーの「威風堂々第1番」が目当てでした。

オケは歌劇場付きということもあって自己主張しない演奏で、ホルンはダメダメだったけど、弦は悪くなかったです。編成が小さいせいもあって、ソリストも無理せずに声が出せて美しい演奏を聴かせてくれました。特にソプラノとバスは印象に残りました。合唱はアマチュアだったので、まあそれなりでした。知り合いが合唱団にいるのか、ハレルヤをずっと立ち上がって聴いているお年寄りがいたのは顰蹙ものでしたが…

オケのチューニングのAの音を聴くと、室内楽部で指揮とヴァイオリンを担当していた高校時代が思い出されて、懐かしい気持ちになります。
普段アンコールに使いそうな曲ばかりなので、アンコールはないかもと思っていたら、案の定でした。

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