【ラ・フォル・ジュルネ】チャイコ1番を聴く

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ゴールデンウィークの恒例ともいえる「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」を楽しみに、今年も東京国際フォーラムへ出掛けてきました。当日券狙いだったのですが、結構並んでいる上に用紙に記入するのが面倒だったので、その場でネットから予約して発券機だけ利用しました。

プログラムはリス指揮・ウラルフィルのチャイコ1番「冬の日の幻想」です。このイベントはオケを午前中から1曲だけ聴くことができるのが貴重で、僕にはちょうどよい内容なのです。この曲も40分ほどなので、集中して聴くにはほどよい長さでした。

第1楽章の序盤は木管にアラが目立ったのですが、第2楽章に入ると印象が一変します。オーボエの奏でる抒情的なメロディで一気にオーディエンスを引き込むと、そのままビオラやチェロも負けじと低音部の豊かな響きを生かした演奏を聴かせてくれます。個々のテクニックよりも、合奏ならではの良さにあふれた好演でした。