【実践の英語】Be My Guest

"Be my guest!"という表現は、「お客様として、(私に)もてなされてくれ」という原型に沿って、「ご自由にどうぞ」「好きなだけ召し上がれ」というような上品な意味だという認識でした。ところが最近、海外ドラマを見ていて気づいたのは、意外とこの表現を「捨て台詞」でも使うということでした。

例えば、ある人物が他人と言い争っていて、「ああ、もうわかった。好きにしてくれ」とか「勝手にしやがれ!」というニュアンスのときに、両手を広げながら"Be my guest!"と叫ぶのです。確かにもともとの意味を突き詰めて考えれば、「私はあなたの行動を妨げない」という意味にはなります。

ただ、こういう表現が自然に出てくるかと言われれば、難しいですよね。例えば英語で飛行機のキャビンアテンダントやショップの店員にクレームをつけていて、らちが明かないときに自然にこんな表現ができたら、かなりうれしくなりそうです!