【マイリー・サイラス】Can't Be Tamed

久しぶりに購入したCDは、6/23にリリースされたマイリー・サイラス(Miley Cyrus)の新譜"Can't Be Tamed"でした。ここ数週間、iTunesタワーレコードを探しても買いたくなるアルバムが見つからなかったのですが、マイリーのビデオクリップを見て興味を持ち、タワーレコードの店頭で試聴してすぐに決めてしまいました。

マイリーはまだ17歳。カントリー歌手の父を持ち、その関係で子どもの頃からテレビドラマや映画に出演し、2008年にCDデビューしています。今公開中の映画「Sex and the City 2」にも本人役で出演しているようです。マスコミ的には、まるでエリカ様のようにスキャンダル満載なキャラに仕立てあげられている感もありますね。

このアルバムで聴かせてくれるマイリーの歌声は、ソプラノではなくアルト。ボリューム感のある中低音で伸びやかに謳っているところが印象的です。アレンジも秀逸で、特にPoisonのカバー曲#4"Every Rose Has Its Thorn"のピアノの使い方は、まさに僕のツボです。タイトなバスドラや重みのあるベースラインがグルーブ感を引き出しているあたりも、アドレナリンを刺激してくれます。キャッチーさには欠けますが、だからこそかえって飽きのこない一枚に仕上がっているといえるでしょう。

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