【フィンランド戦】あくまで親善試合

若い選手が躍動した。岡崎も香川も、絶妙の飛び出しとコントロールされたシュートで結果を残した。安田や内田、長友というサイドの選手の状態もかなりよさそうだ。しかし、油断してはいけない。これはあくまで親善試合なのだ。フィンランドが仮装オーストラリアだということは認めたとしても、これでオーストラリアに勝てるわけではない。

相変わらずセットプレーから失点したことは問題だし、フィンランドはヨーロッパのチームではあっても決して強豪ではないということだ。岡田監督はそのあたりがよくわかっていたようで、大勝にも浮かれたところはなかった。今回ゴールを決めた選手の多くが若手だったので、彼らが慢心してしまわないことが一番重要ではないかと思う。

バーレーンで結果を残せなかったことを、もう一度思い出してもらいたい。そして驕ることなく、オーストラリア戦に臨んでもらおう。