イングランド・プレミアシップのチェルシー-ウェストハムの一戦。今日の見所は、久々にモウリーニョが見せてくれたドログバ&クレスポの2トップ。チェルシーの基本形は、センターフォワードタイプのドログバかクレスポのうち1人と、ウィングタイプのジョー・コール、ダフ、ロッベン、ライト=フィリップスのうつ2人の組み合わせなので、ドログバとクレスポが最初から同時にピッチに立つことはほとんどないんです。
ところが、コリンズに1点を先制された後の前半16分に、マニシェがスカローニを踏みつけて一発退場。これでウェストハムに流れがいくかと思いきや、チェルシーのエンジンが全開になってしまいます。期待の2トップがまず1点ずつ取ってひっくり返すと、さらにはテリーとギャラスのDF陣も続いて、終わってみれば4-1の快勝でした。
この試合、得点の他にもボールへの強い執着を見せたドログバに、スタンディングオベーションで退かせてあげたかった。「でも、モウリーニョはそんなことしないだろうな」と思っていたら、ロスタイム突入直前にジョー・コールがピッチサイドに用意している。満員のスタンフォード・ブリッジからスタンディングオベーションを受けるドログバがとても満足そうで、僕もうれしくなりました。
ところで、この試合でもエッシェンの運動量は素晴らしかったんだけど、彼のプレーは気が利かないというか、「こうして欲しいところにいない、ボールを出さない」ので、僕はあまり好きではないんです・・・