【チャンピオンズリーグ】チェルシー散る

ホームのスタンフォードブリッジの試合を1-2で落としたチェルシーは、この試合とにかく2点とる必要があった。だからと言うべきか、チェルシードログバロッベンという今一番期待できる2トップに、ジョー・コールとダフを加えた「実質4トップ」とも言える布陣でした。

前半はバルサのメッシが負傷退場したことを除けば、あまり決定機のないジリジリした展開。後半も似たような状況が続くと、58分にドログバとダフを下げ、クレスポグジョンセンを投入。いつものことですが、サブにこんなメンバーがいるんだから、なんとも贅沢な話です。一番計算できるドログバロッベンよりも、最近オフサイドに引っ掛かりまくりだったクレスポの方がゴールの匂いを感じさせてくれたのは、皮肉なものです。

勝敗を決定づけた78分のロナウジーニョのゴールは圧巻。ペナルティエリア手前でパスを受けると、シフトチェンジしてゴールに突進。止めに入った重量級のテリーを細身のロナウジーニョが一撃で吹っ飛ばしたことにも驚いたけど、その後さらにギャラスには「オレに触るな」オーラを振りかざして足を出させず、そのままゴール。ロスタイムにテリーが倒されて得たPKをランパードが決めたのはさすがだけど、ファール受ける直前のテリーのポジションはオフサイドに見えました。

これで、僕の期待はレアルだけになってしまったけど、こちらもちょっと期待薄ですね・・・