【アート】オザキエミ

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以前、渋谷のコーヒースタンドでオザキエミさんのZINEを買ったことがありますが、東京駅のグランスタにあるVinylで個展が開催されていました。独特の色使いと激しさのあるイラストは、思わず目を奪われます。今回もグッズを少し買ってしまいました。

【全豪オープン】シンネル―シャポバロフ

久しぶりに、テニスを楽しませてもらった試合だった。若手の星と称されるシンネルとシャポバロフの対戦は、才能と意地がぶつかり合った。ファーストセットはシンネルが、うまさと強さと深さで圧倒した。とにかくプレースメントが深く、ベースラインに止まらざるを得ないテニスには恐ろしいほどの凄みが感じられた。

しかし、セカンドセットにシャポバロフが盛り返す。その原動力は、この相手には負けたくないという気持ちだったように見えた。淡々とプレーするシンネルに対し、気持ちを剥き出しにして吠える。もちろん、それだけでポイントが取れるはずもないのだが、気持ちの乗り移ったテニスは見ていて気持ちがよい。

サードセットは、そのままの流れでシャポバロフが奪い、このまま行ってしまうような予感もあった。ところがフォースセットに入ると、シンネルのうまくて深いショットが再び顔を覗かせる。そして、まさかのファイナルセット。この時点でトレーナーを呼んでいたのはシャポバロフだったが、シンネルの足の方が厳しい状態になっていたようだ。シンネルが足をさする仕草を見せれば、シャポバロフは相手を走らせるプレーに出ていたので、迂闊に弱みを見せたくなかったのかもしれない。

いずれにせよ、観客がシンネルびいきになっている中、自分を盛り立てながら勝ち切ったシャポバロフには賛辞を贈りたい。そして、シンネルもスタミナと集中力の維持ができれば、誰と当たっても勝てそうだ。コロナ禍の中で、こんな素晴らしいテニスを堪能させてくれたことに感謝しよう。僕の中では、楽天オープンのスティーブ・ジョンソンとティエムという対戦に並ぶ、ベストのひとつに入る試合だった。

【スーパーボウル】KC-TB

カンザスシティ・チーフスタンパベイ・バッカニアーズの対戦となった今年のスーパーボウルは、ディフェンス重視の静かな立ち上がりとなった。去年はクリエイティブなプレーをふんだんに見せつけていたマホームズは、パスのスピードが遅い印象でなかなか決定機を作れない。一方のバッカニアーズは、トム・ブレイディの広い視野と正確なプレーでチャンスを作る。

ブレイディ以上に貢献したのは、バッカニアーズのTEグロンカウスキーだった。サッカーでもダイヤゴナル、つまり斜めの走り込みは効果的だが、この日の彼は横、あるいは斜めの動きで相手ディフェンスを翻弄した。完全にフリーの状態を作り出し、ブレイディからのパスをきっちり受け取ってTDにつなげていた。

気になったのは、ハーフタイムショーのThe Weekend。パフォーマンスの完成度は高く、エンターテイメントとしては上出来だったが、試合の合間のスタジアムであれだけの人数で革靴を踏み鳴らすのは、スポーツのイベントとしてはいかがなものかという思いがよぎった。あくまで主役はプレイヤーだということは、忘れないでほしいものだ。

【テニス】ATPカップ&メルボルンサマーシリーズ

このコロナ禍で、オーストラリアの厳しい入国条件をクリアするために設けられた隔離期間と措置。その代償としてATPとWTAは、臨時的な位置づけの大会をメルボルンで複数同時開催した。この経緯からして、選手にとっては調整目的が優先するのはわかっていたが、大坂なおみがギプスランド・トロフィーのセミファイナルを棄権したり、ホテル関係者に陽性者が出た影響で日程が押したことでグランピアンズ・トロフィーの決勝が行われなかったりと、かなり露骨な動きになっている。

ATPカップで日本チームは、西岡良仁も錦織圭も1勝もできなかったが、アルゼンチン戦では西岡らしいラリーに持ち込むことができていたし、錦織もこの大会を全豪への準備にうまく使えたように見える。マクラクラン勉は組む相手の選択が消極的な理由に見えることでモチベーションが下がったかもしれないが、サーブは好調。大ベテランのボパンナから吸収できることも多いだろう。

さて、日本勢だが、大坂は全豪準備を選択したことで前哨戦の女子シングルスから名前がなくなったものの、ダブルスの青山修子と柴原瑛菜はヤラバレー・クラシックでも優勝して絶好調だ。全豪初日はシングルスに大坂、日々万葉、土居美咲、西岡良仁、ダニエル太郎、内山靖崇、杉田祐一錦織圭と日本人が次々に登場するので、取材する側も大変そうだ。逆に言えば、日本人選手で火曜日に回ったのは日比野菜緒だけだ。

【Disney+】ワンダヴィジョン エピソード5

ワンダヴィジョンの第5話は、これまでのような意外で速い展開ではなく、ここまでで見えてきた状況が落ち着いた感じで進む。そして、最後の最後に登場したのは、おそらく多くの人が期待していたピエトロだった。ただ、このピエトロはアベンジャーズに出てきた彼ではなく、「X-メン」に登場したクイックシルバーの方のピエトロ。これは、MCUのフェーズ4で「X-メン」とのオーバーラップがあるということなのだろうか。

僕としては、ジェラルディンことモニカ・ランボーや「ソー」の研究員ダーシーとの関わりを掘り下げてくれる方に期待しているのだが、現時点ですでに予習と復習で手がいっぱいな状態。ここに「X-メン」まで加わると収拾がつかなくなってしまうので、少し手控えておきたい気持ちがある。

ここまで見てきた限り、この世界はワンダを悲しませないものだけで構成されているように思える。まるで、大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」で銀色夏生が書いた歌詞のように… その世界は、果たして保持でき得るものなのか。それがここからの展開のテーマなのだろう。次は、転換点だとの情報がある第6話。どんなどんでん返しが待っているのだろうか。

【イクスピアリ】無限∞チキン サプライズチョコレート味

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「かわいいは高カロリー」を標榜するChubby Airlinesは、舞浜のイクスピアリにあるチキンのお店。掌サイズの骨なしチキンがウリですが、バレンタインシーズンの期間限定メニューとして「無限∞チキン サプライズチョコレート味」が登場しました。食べてみると全然ゲテモノ感はなく、普通においしくいただけました。甘過ぎることもなく、塩味と適度に融合していました。

【花便り】駒沢公園の梅

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今日は父の七回忌。コロナ禍の今のご時世では法要はできないので、会社を休んでお墓参りだけしてきました。帰りに立ち寄った駒沢公園では、梅の花が咲き始めています。東京では春一番も吹いたようで日中は暖かく過ごせましたが、春の訪れはもうすぐそこまで来ているようです。