相手はジェイミー・マレーとブルーノ・ソアレス。簡単に勝てるわけはない。ここまでロジェ/テカウやゴンサレス/ペラルタといった強豪を下してきたとはいえ、ATPツアーレベルで初の決勝。ペアを組んで3大会目という状況で、勝てるとは思っていなかった。
率直に言って、ジェイミー・マレーの出来はイマイチだった。マレー/ソアレスが落としたゲームは、すべてジェイミー・マレーのサービスゲーム。イージーミスも多く、勝たねばならないプレッシャーを強く感じていたのではないか。一方のソアレスはマクラクラン/内山をナメていたのか、サービス時のポジションでコースが読めた。アドコートではセンター寄りに立って打つとセンターで、少しサイドに寄って打つとワイド。レシーバーとしては、やりやすかったのではないだろうか。